怖い顔をしてる人は、周りから怖がられたり、悪い印象を持たれたり、損をすることもありますよね。
自分でもなんとかしたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
この記事では、怖い顔をしている人の特徴や優しい顔になるための方法などをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
怖い顔は受け取る側の価値観により大きな差が出る
「怖い顔を想像してください」とたくさんの人に聞けば、各々違う顔を思い浮かべるはずです。
「怖い」にも色々な種類があります。
ヤクザ映画に出てくるような、いわゆるコワモテから、貞子みたいなホラー系、無機質な感じ、クレーマー顔、笑顔すぎて逆に怖いやつ…もっとたくさんあると思います。
この違いは、それまでの人生で何を怖いと思わされてきたかという違いです。
たとえば、ヤンキーにいじめられた人ならコワモテ系を怖がるかもしれないし、楳図かずお先生の作品で恐怖を覚えた人なら美しい人を怖がるかもしれない、いつも笑顔だった人が裏ではとんでもないことをしていたのを知った人は笑顔が怖いと思うかもしれません。
今出会った人の顔そのものが怖いというよりは、その顔から想起される過去の経験、怖いものだと擦り込んできた特徴が怖いのです。
人は第一印象でその人を判断する
五感から得る刺激(情報)の中で、8割~9割は視覚から得たものだといわれています。
冷静に考えればそりゃそうだなって感じですよね。
たとえばレストランで食事をしているとして、視覚は目に入るもの全て(席、食べ物、人々など)を同時に処理し、それぞれが何であるかを明確に認識していますが、聴覚は店内のザワめきを細かく聞き分けてはいないし、味覚、触覚、嗅覚も、視覚ほど同時に情報を処理してはいません。
視覚から得る情報量が他の感覚に比べて圧倒的に多いのであれば、第一印象が顔で決まってもおかしくはないかも。
メラビアンの法則
第一印象を決定づけるのは視覚情報が優位である、という説を裏付けるものとして、たびたび話題に上る法則です。
カリフォルニア大学の心理学名誉教授、アルバート・メラビアンが行った非言語コミュニケーションに関する実験結果を基にした法則で、一般には「言語、視覚、聴覚の情報が矛盾しているときは、視覚から得た情報が優先される」と解釈されています。
実験内容を簡単に説明しましょう。
「好意」「嫌悪」「中立」の3つのイメージについて、それぞれ言語、音声、表情を用意し、矛盾するように組み合わせて被験者へ同時に示したとき、どのイメージを持ったかを聞いてみるというものです。
たとえば「お前なんか大嫌いだ」という嫌悪の言葉、中立としてそれを棒読みした音声、好意的な笑顔の写真、という組み合わせで示したときに、被験者はどのイメージを抱いたのかを質問します。
結果としては、上記の例なら「好意」のイメージを持った人が多く、集計すると言語情報7%、聴覚情報が38%、視覚情報55%で優先されていたとのことです。
とはいえ、実験中に脳派を測定したわけではないし、音声の演技力がわからないこと、動きのない写真だけで視覚情報としていることからも、「見た目が優先」と決定づけるには微妙な実験結果ではあります。
メラニアン教授自身も、こういう実験結果が出ましたよと紹介しているだけで、結論づけたりはしていないので、解釈が一人歩きしているにすぎません。
参考程度の小話として覚えておきましょう。
顔全体の印象が大きい
目つきが怖い、眉間のシワが怖い、への字の口が怖いなどのパーツごとではなく顔全体が醸し出すものが怖いというのが強いと思います。
1つ1つのパーツだけ写真で切り取れば怖くないのに、顔全体で見ると何故か怖いという場合には表情や雰囲気の問題であることがほとんどです。
もしパーツが怖いなら生まれつきなこともあるので、どうしようもありませんが、性格やキャラでリカバリしましょう。
怖い顔をしている人の7個の特徴
怖い顔にはいくつかの種類があるというのは先述の通り。
「顔怖いよ」と言われたことがあったり、なんか人に避けられている気がするという人は次のいずれかに該当していないかをチェックしてみましょう。
一般的に怖いとされる7個の特徴と、例外として1つをご紹介します。
1.無表情
無表情って怖いですよね。
喜怒哀楽が欠如した顔というのは何を考えているかわからないという異様な怖さがあります。
本人の心の中では喜怒哀楽に溢れていても、人間はエスパーじゃないのでそれは全く伝わりません。