言葉の数と種類を増やす
ここ数日のことを思い出して、他人とどの程度会話したかを分析してみましょう。
その中で使っている語彙が著しく少ない場合は「よくわかんない人=怖い」と思われている恐れがあります。
言葉の数や種類を増やすことで、何を考えているのかを明確に他者へ伝え、顔の怖さを補いましょう。
無口な人は怖いと感じる
顔が怖い上に無口だったらさすがに怖すぎて近寄りたくなくなります。
「顔は怖いのに面白い」「顔は怖いのに実は性格が可愛い」というのはよくある話ですから、人相よりもキャラの方が前面に出ていれば、印象なんてどうにでもなります。
顔が怖いからと諦めるのではなく、自分の内面の魅力を知ってもらいましょう。
もし内面も根暗で人と関わるのが嫌いなら、怖いと思われていた方が好都合ですからそのままでも良いですもんね。
顔のことはとりあえず無視して、自分がどう見られたいか、話術で押し出していくことをおすすめします。
発音と声のトーンに気を付ける
怖がられる人は感情に関わらず声のトーンが一定になっている傾向があります。
実はこれ、音痴と関係しています。
音痴で歌が下手な人は要注意で、この場合は会話においても抑揚のない発声になっていることが多いのです。
たとえば通常は「嬉しい!」も「う→れ↑し↑い→(標準語発音かつ感情が乗っている場合)」になりますが一定の人は「う→れ→し→い→」となります。
機械音的な感じで感情が乗っていないと判断されるため、リアクションが少ない、冷たい、無表情という印象を与えてしまうのです。
日本語だとテンションが低く見えるのに英語で話すと楽しそう、オーバーリアクションに見える人が多いのもこれが理由です。
日本語が母国語であるため抑揚がない話し方に慣れてしまっている一方、改めて意識して発音を勉強した英語の方がアクセントや抑揚が身についています。
日本語でも改めて発音や声のトーンを見直してみましょう。
身振り手振りで誤魔化してみる
顔が怖いなら動きをチャーミングにするという方法です。
顔が怖い女性でも手を合わせて「いただきます」してれば可愛いです。
話すのが苦手でも身振り手振りで一生懸命伝えようとしているのがわかれば「怖い人じゃないんだ!」とわかりますし、それさえわかってもらえればコミュニケーションの機会が増えて内面を見てもらえるはずです。
眉の手入れをする
顔が怖い印象の人が眉毛まで太くてキリッとしているとなおさら強そうに見えてしまいます。
眉尻を下げろとまでは言いませんが、眉山の位置を高すぎないようにすることと、濃すぎるなら長さを短めにカットして印象をぼかすことで優しい雰囲気をすることができます。
女性であればブラウン系のアイブロウマスカラとパウダーアイブローで柔らかい眉メイクをしてみましょう。
それだけでもだいぶ変わるはずです。
眉の角度が高すぎるとキツい顔に見える
眉頭から眉山までが鋭角だとキツい顔に見えるのは確実です。
顔が童顔だったり、垂れ目だったりする場合には、あえてシャープで鋭角な眉にすることでバランスがとれますが、怖い顔の人がやると際立ってしまいます。
眉毛を抜いたり剃ったりしなくても並行になるように描き足すことで改善できますから、いじりすぎずに調整してみましょう。
女性ならメイクで印象を変えられる
垂れ目のメイクにすりゃええのです。
鋭い目でも、目尻のアイラインをほんの少し下げるだけでかなり印象が変わります。
アイシャドウはシンプルにして、目尻に目がいくようにしましょう。
下がっている口角もリップライナーで緩和させることだってできます。
眼輪筋を鍛える
表情が出やすい目元の筋肉、眼輪筋を鍛えることで喜怒哀楽を作りやすくします。
眼輪筋は頭蓋骨の目の周りに空いた穴のところにある筋肉で、眉の下から頬にかかるまでドーナツ状に目の周りを覆っています。