アイコンタクトの文化があまりない日本人の眼輪筋は欧米などと比べると衰えやすいと言われており、年齢とともに目元のたるみを引き起こすのもこの眼輪筋の衰えによるものです。
また、スマホを眺めている時間が長い人、デスクワークの人、表情豊かにコミュニケーションを取らない人は衰えるスピードが速いと言われています。
眼輪筋を鍛えると目の角度が変わることもある
眼輪筋は皮膚とつながっていますから、鍛えることでまぶたの下がり具合が引き締まってスッキリし、三白眼の鋭さが改善されることがあります。
さらに眼輪筋とつながっている皮膚にも作用するため眉間のシワが減ったり、頬ともつながっていることで口角が上がったりもします。
眼輪筋の鍛え方
いくつかの方法があるので代表的なものをご紹介しましょう。
①下のまぶたを上げて目を閉じる
通常、目を閉じましょうといわれたら上まぶたが動きますが、下まぶたをググッと上に持ってくるような意識をして目を閉じるという方法です。
涙袋がせりあがるようにしましょう。
これを何度か繰り返します。
大体30回を1セットにすれば良いでしょう。
②ウインクの練習
片目ずつのウインクを左右ともに30回ずつ繰り返します。
片方ずつウインクが出来ない人は両目をギュッと閉じてパッと開くのを繰り返せばOKです。
③四方八方を見る
デスクワーク中心の生活をしていると、黒目がずーっと正面を向いたままになっていることがほとんどです。
ためしに目の動きだけで真上を見てみましょう。
その感覚が久しぶりだったら相当目を使っていないということです。
上下左右、斜めなどをゆっくりと回すように見てみます。
多分最初は気持ち悪くなると思いますが、子供の頃にはスムーズにできていたはずなので、負荷をかけすぎない程度に繰り返します。
これらのトレーニングは1日1回を継続して行うことが重要で、1回だけやったところで眼輪筋が鍛えられるものではありません。
疲れにくい目を作るのにも1役買ってくれますから、トレーニングは継続しましょう。
女性の場合は涙袋がぷっくりして可愛くなれるというメリットもあります。
疲れ目を癒すことも大事
眼が疲れていると、かすみそうな目をぐっと凝らしてなんとかするとか、どうも目の周りが凝ってしまって気分が悪いなんてこともあります。
目を酷使しすぎた場合はホットタオルなどでじんわりあたためて結構改善してあげるだけでも、まぶたがスッキリして可愛いおめめになることがあります。
夏場は逆で、紫外線や熱によるダメージで角膜などが炎症をおこしてヒリヒリしたり疲れ目になっていることがあるので、冷たいタオルなどで冷やしてあげるとスッキリします。
炎天下を出歩いた後などは、あたたかいシャワーで汗を流す前に目を冷やしてあげましょう。
伊達眼鏡をかける
どう頑張っても目は怖いまま、という人は伊達眼鏡で誤魔化してしまいましょう。
スクエアタイプやフレーム無しタイプだと怖さが引き立つためラウンドタイプで顔に曲線を取り入れるのがおすすめです。
おわりに
顔が怖くても、それだけ貫禄があるということでもあるので悪いことばかりではありません。
でも、思わぬ誤解を招いたり、全然性格が違うのにそう受け取られてしまうのは、悲しいしもったいないです。
もちろん外見で判断してくる相手が悪いんですけど、第一印象というのはまずコミュニケーションを取りたいと思わせるには大切なことなので、できるだけ優しそうに見えるように振舞ってみましょう。
一言でも会話が始まれば後は性格が優しいことなんてすぐわかってもらえます。
最初のチャンスをゲットするための簡単な努力だと思って取り組んでみましょう。