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悲しみの感情と上手に向き合う方法7...(続き5)

とくに節約している人は、国産牛を買ってしまう、宅配ピザを頼む、ケーキを買うなど食のグレードアップや、普段よりちょっと良いシャンプーやボディーソープなど身の回りの商品を変えてみるだけでも贅沢を味わえます。

あるいは、美術館や映画館など時間をつくらないと行けないところに行くのも贅沢な気分になれます。

特別高値なわけではなくても、自分のために時間やお金をいつもよりちょっと多く使うだけで気分は全く変わるでしょう。

少し話は逸れますが、とりあえず悲しい時こそご飯は食べるようにしましょう。

悲しみが深いと何も喉を通らないという人がいますが、ご飯を食べないとエネルギーが不足してマトモな考えができなくなっていくので危険です。

贅沢ついでにしっかり食べてください。

栄養の整った美味しい食事をすれば、嫌でも元気が出てきます。

旅に出て心の洗濯をしよう

旅は贅沢の極みですね。

最近はおひとり様旅プランを用意している宿も多いので気軽に出かけられます。

おすすめは、日々のことを放り出して行くことです。

仕事をしているなら有給休暇を取得し、主婦なら家事や育児を誰かに任せるなどして、自分のために投資することを自分自身にわかりやすくしてあげると特別感が高まります。

新たな発見や出会いが価値観を変えてくれる

いつも同じ景色の中で似たような日々を続けていると、悲しいことはあっても、それをリカバリするような嬉しいことや楽しいこと、刺激のあることに出会うのは難しくなっています。

しかし、1泊2日の旅行でも普段行けないような、遠くてよく知らない土地で、新しい景色を眺めるだけで刺激を得られるはずです。

見るもの全てが新しく、出会う人も知らない人ばかり、知らない土地の歴史や地形に興味を持つだけで、それらが脳を刺激する情報となり、悲しいことに注意を向ける必要がなくなります。

そして、のんびり温泉にでも浸かればストレスも軽減して、意外と自分が幸せを感じやすい人間だということに気付くことができるでしょう。

同じ経験をした人の話を聞く

大きな悲しみの場合は同じ経験を持つ人の話を聞いてみるといいかもしれません。

これは、記憶を呼び覚ましてしまう一方で、決して忘れることはないだろう強烈な経験に対しては効果を発揮します。

医療の現場などでも実践されている方法で、ガン患者やアルコール中毒患者が同じ症状を持つ人たちと悩みや不安を共有し、療養生活における孤独感を解消するために用いられます。

そして、時には自分が抱える問題を解消するきっかけになったり、悩みにどう向き合うべきかを客観的に学べることもあります。

個人ブログなどで仲間はすぐ見つかる

直接話をする方が効果は高いですが、似たような経験を持つ人がいるという安心感は発信された情報を仕入れるだけでも得ることができます。

ブログなどで自信の体験や経験を書いている人はたくさんいるので、ひっかかりそうな検索ワードで探してみましょう。

その人が解決に至るまでの経緯まで書いてくれていれば自分に取り入れることもできるかもしれません。

直接メールなどでやり取り出来ることも

SNSなどではダイレクトメール(DM)機能がついているものが多いので、個人的にやり取りを申し込むこともできます。

ただし、個人ブログの人にメッセージを送っても相手にも都合がありますから返信が来ないことも多いです。

そして、誰もが善意の市民ではないということは心得ておきましょう。

やりとりをする内に、怪しいなと思えば離れることが健全であるため、個人情報がわかるような内容を書いたり、アカウントから身バレしてしまうような状態にしないことが大切です。

カウンセラーさんや心療内科医の方が書いているブログなどだと、直接相談できる窓口を併設していることもあるため、悲しみが深く、自分だけではどうにもできないなら相談してみるのは手です。

執着せず気持ちを切り替える癖を付ける

悲しみの体験にも大切なものはありますから、そのことをきっかけに新たな価値観を得たり、考え方を変えることもあるでしょう。

そういったものは無理に切り捨てる必要はないです。

執着せずに切り替えたいのは、考えたって仕方のないことです。

イベントやライブのチケットが取れなくて悲しいと思っても、それは単に自分が出遅れただけのことですから、悲しいと思うのは見当違いですし、欲しい物があるのにお金が足りないならもっと稼げばいいだけのことです。

悩み悲しむ時間は勿体無いと気付こう

実際のところ、泣きたくなるような悲しみなんて、ほとんどありません。

なぜなら、泣きたくなるような悲しみは自分が何をやってもどうにもならないことだけだからです。