この為にモンスーンの影響を強く受ける国となります。
特にベトナムの中央部は7月から11月までの時期は台風の影響を受けて被害を受けやすい国でもあります。
気候はベトナムが南北に長い為北部と南部の気候に違いがあります。
北部は温帯性の気候になります。
4月から10月までが雨期となります。
旅行などに出かける際には注意が必要ですね。
平均気温は首都のハノイで、1月が16℃、7月で29℃程になります。
降水量は平均降水量1704㎜となりますが山岳地帯ではチュオンソン山脈の影響によって4000㎜を超える降水量となる場所もあります。
ケッペン気候区分では温帯夏雨気候となります。
南部は熱帯性の気候になります。
ケッペン気候区分ではサバナ気候となります。
平均気温は1月で18℃、7月が33℃なのですが平均降水量が少なく1000mm程になります。
あの有名なメコン川があるのはこの南部になります。
有名な都市としては北部のハノイ南部はホーチミンとなります。
日本でも同じ国でも北海道と沖縄など気候に違いがありますよね。
ベトナムは北部と南部で違いがあることを知っておきましょう。
民族構成
ベトナムは多民族国家となります。
ベトナムに公式で認められていない民族も多数いるのですが、ベトナムに公式に認められている民族は54民族あります。
この中でもキン族(ベトナム族)と呼ばれている民族が最も多くベトナム全体の人口の約9割を占めています。
他の民族にはタイ系のタイー族やターイ族、ヌン族にクメール族、ムオン族にモン族(ミャオ族)、ザオ族などがいます。
他の少数民族にはホア族(華人)などがいます。
この少数民族のクメール族とホア族以外のほとんどの民族は山地に住んでいます。
食文化
食文化は日本でも見られるベトナム料理がベトナムでの食文化になります。
米食文化です。
麺類も小麦粉などでは無く米粉を使った麺料理が多いです。
日本でもベトナムの麺料理を食べたことがある人も多いと思います。
ラーメンやうどん等とは明らかに違う食感となっています。
ベトナムの庶民の常食としては米飯や麺製品、お粥やフランスパン等になります。
多民族国家と時代背景により中華料理とフランス料理の影響を大きく受けている食文化になります。
ベトナムは世界第2位のコーヒー生産国でもあります。
この事もあり独自のコーヒー文化も存在しています。
宗教は?
ベトナムの宗教にはベトナムの仏教、ベトナムのカトリック、ベトナムのイスラム、ベトナムのヒンドゥー教などがあります。
この中でもベトナムの仏教が大半を占めています。
他にも道教などもあります。