ゆっくりでもいいので時間を重ねて、実際の恋愛になるといいですね。
ゲームやコミック、小説の登場人物
ゲームやコミック、小説の登場人物も疑似恋愛になりますよね。
それもそのはず、作り手も自分の理想を投影しているからです。
小説の男性キャラは、かっこいいほどセリフが光りますし、コミックの男性キャラは、もう見た目からして惚れそうです。
そして、いわゆる乙女ゲームといわれるゲームの男性登場人物は、何人かのクリエーターが協力して作っているせいか、どんなタイプの理想にも対応できるだけの登場人物がいて、どの人に恋をしようか迷ってしまいます。
乙女ゲーム
この中でも特筆すべきはやはり乙女ゲーム。
まずは自分らしい(あるいは理想の自分らしい)キャラを登録して、男性とのストーリーを進ませていきます。
この手のゲームはいろいろなタイプが出ているので、いろいろ試してみて、どんなシチュエーションが自分の好みなのか、どんなキャラクターが自分のタイプなのか、見極めていきましょう。
ストーリーも、そこはやはりゲーム。
愛されてはいても障害があったりして、その度に相手の態度にkyんとしたりと楽しめます。
またタイプもツンデレだったり、ドSだったり、ずぶずぶに甘かったり、弟キャラだったりと選びたい放題。
疑似恋愛が初めての人にもとっつきやすいメディアになっています。
恋愛小説
イラストがない分妄想を広げやすい恋愛小説。
大抵が女性目線で書かれているので、登場自分たちに自分自身を東映しやすいです。
あの大人の彼がこんなことを言ってくれた!ときめいちゃう。
相手がヒロインだとしても、意外と自分目線に持ってこれるのが女の子の特徴。
そして、たとえば、設定上彼が政略結婚してしまっても、あるいは失踪してしまっても、それ以降の妄想ができるのが疑似恋愛の良さです。
SNS
欧米では当たり前になりつつあるオンライン上の出会い。
日本でも、出会ったことがない人がSNS上で、たとえば共通の趣味を見つけたりして仲良くなっていくのも半擬似恋愛です。
すごく意見が会うな、何かに対する意見が同じだな。
そう思ったら、日本国内どんなに遠くても、今はLINEもありますし、SNSやfacebookのメッセージもあります。
つまり同じ時間を共有できるんんですね。
ここで大事なのは、最初から盛り上がって、いきなり会わないこと。
顔は知られても構いませんが、SNS上でゆっくり関係を深めていきましょう。
その方が双方落ち着いて相手のことを知ることができますよ。
まとめ
疑似恋愛について書いてきましたがいかがでしたでしょうか。
中には、本物の相手のいない「擬似」恋愛なんて認められない、という人もいると思います。
それはそれで当然でしょう。
実際には恋愛は、相手があってこそ成立するものですから。
けれども、それだけは足りない人もたくさんいるのです。
現実の相手に恋心を抱けない人もたくさんいるのです。
それを知った上で、疑似恋愛というものの価値を知ってもらえたら、と思います。
こうして、心を満足させていくことで、本当の自分を取り戻せる人もいますし、元気が出て職場や学校に行けるようになる人もいます。
疑似恋愛はそのくらいの力があるのです。
どんな恋愛も個人の自由
恋愛は、一昔前と違い、自由になりました。
ゲイだとカミングアウトする人もいれば、女性同士で結婚する人も言えます。
結婚に関して言えば、まだ日本には「家」とその存続を気にする人がたくさんいるので、別の話になってくるかもしれません。
でも、自分の望む未来に向かって戦っている人もいるでしょう。
とばいえ、恋愛は別です。
あなたの思うままに人を好きになって、ときめいて、幸せになっていいのです。
恋愛はあなた個人のものです。
誰にいおうというまいと、あなたの気持ちを大切にしてあげてくださいね。
現実と区別はつけよう
最後に、厳しいようですが、疑似恋愛は疑似恋愛です。