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「若い」と言われる人の7個の特徴と...(続き2)

毛というのは伸びる時期から、だんだんと毛根が退化していき、抜ける時期がきます。

このサイクルを繰り返して生え変わっています。

自分で思う以上に、髪の毛というのはかなりの量が抜け、その分また新しい髪の毛がはえているわけなのです。

この伸びる時期が短くなり、あまり髪の毛が伸びていないのに毛根が退化して抜けてしまうと、新しく映える髪の毛の本数が減って全体的な毛量も減っていきます。

せっかく新しく生えた毛も、成長しきらずに抜けてしまうわけですから、髪の毛が痩せて細くなるのでますますボリュームがなくなるわけです。

白髪も増えてきます。

髪の毛は中心にタンパク質などの成分でできたメデュラという細胞があります。

この周りに繊維状のタンパク質があり、髪の毛の色や毛質に影響を与えるコルテックスという細胞があり、更に表面を覆っているのがキューティクルです。

このキューティクルは、耳にしたことがあるという方が多いのではないでしょうか。

年齢を重ねるとコルテックスの脂質が減ってしまいます。

キューティクルが紫外線など外部の影響でいたんでしまうと、キューティクルに守られていた髪の内部までダメージを受けてしまいます。

こうして髪の毛はパサパサしてしまうわけです。

ツヤツヤしている

そもそも髪がツヤツヤしているというのはなぜなのでしょうか。

髪の毛自体は自己修復能力がありません。

キューティクルが傷ついてしまえば髪はばさばさしているように見えますし、髪の内部にもダメージが浸透してしまって、コルテックスの脂質が減ってツヤがなくなってしまいます。

内部が弱っていると、キューティクルもさらに傷つきやすくなるという悪循環を繰り返し、切れやすくなります。

ハリやツヤがなくなるばかりか、髪の毛がまっすぐの形状を保っていることができずにカールしてしまい、うねったくせ毛のような状態になってしまうこともあるのです。

反対に言えば、キューティクルが整っていればキューティクルによって守られるので、髪の毛の内部までいたむことはありません。

最近のカラー剤やパーマ液は髪をいためにくいものが増えていますが、それでも髪の毛が気になる形はカラーやパーマの回数を控えめにしているという人が多いです。

毎月カラーもパーマもする、というのではなく、一月ごとに今月はカラー、今月はパーマという感じで時期をずらすことで、髪への負担を減らすことができます。

アイロンやコテなどの使い方も気をつけると良いでしょう。

使い方や頻度はもちろん、保護剤やトリートメントをつけてから使うというのもおすすめです。

髪を洗うたびにリンスをつけるのはもちろん、トリートメントをするのもツヤを保つのに効果があります。

洗い流すものだけでなく、洗い流さないトリートメントや、スタイリング剤のように使えるトリートメントも増えていますので、ご自分にあったものを使ってみるのが良いでしょう。

こうしたトリートメントなどをつけることのほかに、地味ながらブラッシングというのも髪の毛のツヤには効果があります。

ブラッシングをすることで髪の毛を梳くことができます。

ホコリや汚れを落とすことができ、絡んでいた髪の毛もほどけます。

適度に頭皮に刺激が与えられるので、頭皮の血行もよくなります。

ブラッシング用に、ツヤが出やすく髪の毛が切れにくい豚毛など専用のブラシもあります。

シャンプーの前に一度ブラッシングをすると、簡単に汚れを落とせ、からんだ髪の毛にシャンプー液を塗って余計にからませていためてしまうということもありません。

手入れが行き届いている

トリートメントやブラッシングだけでなく、髪の毛の乾かし方も大切です。

濡れたままの髪の毛はいたみやいので、濡れたままにしておかないでお風呂からあがったらきちんと乾かすというのもポイントなのです。

ドライヤーで乾かすことになるかと思いますが、このとき髪の毛からドライヤーは20cm以上離して、温風を直接吹き付けるのではなくやんわりじっくりと温めることで乾かすようにすると、髪の毛を傷めにくいのです。

乾かした後の保湿も大切なので、洗い流さないトリートメントやオイルをつけると良いでしょう。

夏場にお肌に日焼け止めを塗る方というのは多いかと思いますが、髪の毛も実は日焼けをして痛みがち。

帽子をかぶったり日傘をさしたりして日光を遮り、髪の毛を日焼けから守りましょう。

また、今ある髪の毛に直接トリートメントを塗りつけるなどの方法だけではなく、これからはえてくる髪の毛のためにできる『内側からのケア』も重要なんです。

髪の毛に良いわかめやひじきなどの海藻を食べるというのも良いでしょう。