こうした人は友達付き合いしている人たちも年齢の幅があることが多いです。
同い年の人や年上の人はもちろん、年下の人にも良い意味で年齢差を感じさせないので、フランクに仲良く接することができるのです。
型にはまらない
『型にはまる』というのは、決まりきった形式や方法どおりにすることしかできず、個性や独創性がないという意味です。
こう聞くと、『型』が悪いもののように聞こえますし、実際昨今そういった誤解はあります。
しかし型とは、芸能や武道などにおいて基本となる動作や方式のことを指しています。
基本を忠実に、型を守って型をまず完璧にすることから、『型通り』という言葉も生まれています。
こうして型ができるようになってから、決まったやりかたや伝統的なしきたりにとらわれずに自分のやり方を見つけ出しそれを追求することを、『型破り』といいます。
型も身に着けていないのに、非常識なことをして目新しいことをしているから型にはまっていない、囚われていないと持て囃される昨今の流れは間違ったものです。
とは言え、型にはまりすぎて自分のやり方を見つけることができない、柔軟に対応することができないというのはそれはそれで問題があるわけです。
型には必ず意味があるものです。
細かな動作も、先人たちが切磋琢磨、試行錯誤してできているものを、自分はその試行錯誤の部分を経験せずに一番大切なところだけ教えてもらえるのですから、大変ありがたいものです。
たとえばある剣術の流派では、免許皆伝のためには様々な型を会得することが必要です。
最後の型は、気を失った人の気つけをするためのもの。
ドラマなどで、背中に衝撃を与えて気づかせるシーンを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
これに近いものですね。
ですが、実際このやり方というのは大変危険なものです。
そこでこの流派の師匠は、自分の代ではあくまでも型としてやり方は教えるけれど、その型を突き詰めるのではなく消防庁の救命講習を受講することで会得とみなすとしました。
このように、型というのは非常に重要であり守るものである反面、それに囚われすぎて本来の型の意味を成さなくなっているのに古い型にこだわるというのもよくないものです。
型にはまらないというのは、型を軽んじることではなく、型に振り回されないということなのです。
柔軟性がある
型にとらわれないことを柔軟性があると言いますが、柔軟性という性質はそれだけに限りません。
「頭が柔らかい」という表現を耳にしたことがあると思います。
もちろん頭を指で押すとぶよぶよしていてタコのように頭骨を感じさせないという意味ではありません。
思考の柔軟さを表す言葉です。
なぞなぞやとんちの効いたの問題の正解を導くにはこの「頭の柔らかさ」が重要になってきますよね。
思考の柔軟性というのも老いとともに減っていってしまう傾向にあるというのが一般的です。
「若い」と言われる人の真似したい習慣
これまで7つの「若い」と言われる人の特徴を挙げてきましたが、自分自身も「若い」と言われるようになるには「若い」と言われる人を真似するのが一番です。
しかし、外見的な特徴を真似するというのは難しい話ですよね。
ただ、これまで述べてきた通り、「若い」と印象づけるものは容姿だけでなく、むしろそれ以外の要素も重要なポイントだということを理解して頂けているのではないでしょうか。
となれば、行動によって若さをアピールしていきましょう。
1.規則正しい生活
早寝早起きは三文の得、なんて言葉を持ち出すと爺臭いだの婆臭いだの言う人も中にはいるかもしれませんね。
逆に徹夜が出来る人は「まだまだ若いなぁ」なんて言われたり。
無理ができるのは若さかもしれませんが、規則正しい生活を心がけることは健康的な生活リズムを身につけることですから、長い目でみればいつまで経っても美しいと言われる秘訣となり得ます。
睡眠をしっかりとる
眠らない人はいません。
人は眠ることによって一日の体力的、精神的な疲れをリフレッシュして翌日の活力を蓄えます。
寝不足は目の下のクマに代表される肌の質、髪の艶の低下などを招き、外見的にも老けてみられるようになってしまいます。