みんなと仲良くできるならそれが一番良いかもしれませんが、あくまでもそれは理想なのです。
嫌いだと思う自分を必要以上に責めて思いつめるようなことはしなくて良いのです。
4、友達や家族に相談してみる
嫌いな人との付き合い方に悩んだら、ひとりで困っていないで周りの人に相談してみるというのもひとつの手です。
特に友達や家族に相談してみるのが良いでしょう。
悪口を言うことになったり、愚痴をこぼすだけになったりしないように注意は必要です。
自分ひとりで抱え込んでいると、何事も実際以上に深刻になりすぎて、悩み過ぎで袋小路に入ってしまいがちです。
そこに他人の一歩引いた冷静な目で見て判断してもらうべく、事実や状況だけを淡々と説明してみましょう。
自分では思いもつかなかった意外な解決策を提示してもらえる可能性もあります。
もしうまい解決策が見つからなかったとしても、親しい人に真剣に話を聞いてもらえるだけでも心は軽くなるものです。
次に嫌なことがあったときに、「今日この前話した人にこんなことを言われて……」と気持ちを吐露しやすくなりますし、吐露することで自分の気持ちの整理がつくこともあります。
5、逆に積極的になってみる
嫌いな人と無理に仲良くしようとせず、距離を取ることも有用なやり方です。
ですが、逆に積極的に話しかけてみるというのもひとつの手だったりします。
嫌いな人を避けていると、避けられているときはうまくいきますが、委員会や登板などでふたりきりになる必要ができたときに、前よりも一層溝を感じて、苦手だ、嫌いだという思いが強くなってしまうこともあります。
それを防ぐには、あえてこちらから「今日の髪型とっても素敵だね!」「○○さんって字が綺麗なんだね」と、興味津々という感じで積極的に話しかけてみたり、なにか困っているときに「消しゴム私2つもってるからひとつあげるよ!」という感じで親切にしてみたりすると、ポジティブな自分の振る舞いに自分も相手もつられて、前より溝を感じなくなるということもあるのです。
嫌われる人の特徴
1、見た目が不潔な人
これは学校生活に限ったことではありませんが、見た目が不潔な人というのは嫌われがちです。
やはり服が洗濯をしていなくて汚い、近くに寄るとニオイがする、洋服の方にフケが落ちている、顔が油でギトギトしてテカっている、のような見た目に清潔感のない、不潔な姿をしていると、どうしても人間はその人に対して良い印象を抱かなくなります。
一度不潔だという印象を受けてしまうと、その後もその人の印象はなかなか好転しないということが多いのではないでしょうか。
特に日本人は清潔感を重んじる民族ですので、綺麗好きだという人がとても多いです。
着ている洋服が汗でびしょびしょだったり、穴が開いていたり、毛玉がたくさんついていたり、というだけでも受ける印象は非常に悪くなります。
きちんとしていない人なのかなという風に思ってしまいますし、洋服が不潔なだけでその人の性格も悪いものだという印象になりがちです。
また食べ方が汚いというのも嫌われがちです。
くちゃくちゃと音を立てながら食べたり、口の中に食べ物が入っているのに、それを隠しもせず大きな口を開けて喋ったり、というような行為は不潔感を感じます。
食事中のマナーも不潔感を与える要因になるでしょう。
お箸の持ち方が悪かったり、ねぶりばしや迎え舌など汚い、マナーが悪いとされる作法をしてしまったりすると汚いという印象も与えますし、常識がなさそう、きちんとしたしつけをされたことがない人なの? とまで思われてしまうことがあるでしょう。
きちんとお風呂に入っているとしても、体臭や口臭がきつい場合は周りの人にとっては不潔だという印象を与えがちです。
もちろん汗をかくことは人間ですから当たり前の事なのですが、汗をかいた時にその汗を拭いたり、制汗剤を使ったり、という気遣いをするかしないかというのも重要なポイント。
気を使っていない、気を使えないというのも嫌われる理由の一つになります。
2、目つきが悪い・無愛想
目つきが悪いと嫌われる原因になることがあります。
特に初対面で目つきが悪く、にらんでいるような感じだったり、笑顔を全く見せなかったりという場合には、あまりいい印象を持たないことが多いはずです。
例えばあまり視力が良くない、などの理由で目つきが悪いように見えるだけで、本人は全く機嫌も悪くないし睨んでいないつもりでも、相手にそう思われてしまうと、それが原因で敬遠されてしまうこともあります。
そうした場合はいったん仲良くなれれば「最初あったときは怖い人かと思った」なんて言われつつもうまく打ち解けることも出来るのですが、同じクラスではなくて、委員会やサークルなどで時々会うだけの関係だと、誤解が解けるまでにも非常に時間がかかってしまいます。
自分は普通にしているのに目つきが怖いと言われるといい気持ちはしないでしょうが、言われてしまうことが多いという人は、笑顔で話すなど少し気をつけてみると良いかもしれません。
声のトーンを明るくしてみたり口角を上げるように意識してみたりするだけで少し相手の印象は変わるはずです。
物静かで口数が少ないと、無愛想だという誤解を受けることもあるので、自分から明るく話してみたり、うまく話せない・話すことがないという時でも、ニコニコしながら話を聞いてみたりするというだけでも効果はあります。
無愛想とは文字通り愛想がないということで、言動が冷たかったりいつでもムスッとしていたりすると愛想がないと思われてしまいます。
冷たい態度をとってしまい、相手が話しかけた時にでも「は?」というような聞き返し方をするとあまり良くありませんが、かといって自分の心にもない愛想を振りまく必要もありません。
できるだけニコニコする、せめてむすっとした顔をしないと言うのでも、相手の印象はだいぶ変わってくるはずです。
3、男子と女子の前で態度を変える
人によって態度を変える人というのはだいたい嫌われてしまうものです。
本人はうまく立ち回っているつもりでも、周りの人から見れば意外と「あの人男の人の前と女の人の前で態度が違うよね」と、よく見えているものなのです。
若くてかっこいい先生の前ではぶりっ子をして丁寧な言葉遣いをしているのに、年配の先生の前では乱暴な言葉遣いをしている女の子のように、自分の装備せずに演技をしている人というのは嫌われがちでしょう。
あからさまに媚を売ったり、自分を贔屓してもらおうとしてぶりっ子したりしている人は、うまく媚びを売れている間はこびを売っている相手には好かれているかもしれません。
しかしながら、周りの人には「またあいつぶりっ子してるよ」という感じで白々しい目で見られているかもしれないです。
4、自慢話ばかりしてくる
自慢話は、している人は気持ちが良いかもしれません。