6、まず、否定してから話す
相手が話したことに対して「いや、そうじゃなくて」「でもそれは」というように否定してから自分の言葉を話そうとする人も嫌われがちです。
自分が話したことを否定されて良い気持ちがする人というのは基本的にはいませんよね。
本人は否定している気持ちはなく、ともすればただの口癖のようなものだという場合もありますが、言われる方としてはたまったものではありません。
「文化祭は演劇がやりたい」という意見に、「いや、それはつまらないと思う」「でもありきたりじゃない?」と否定してきます。
「それよりも喫茶店がいい」というのなら、「演劇も素敵だね。私は喫茶店も良いと思うんだけど」という話し方でもいいわけです。
にもかかわらず、演劇という意見を否定してから自分の意見を言おうとするのは、嫌な感じを与えます。
こうした話し方をする人は、相手にすごいと思われたくて、相手より素晴らしい意見を出しているように思わせるために相手の意見を否定したり、自分は正しいと思っているので自分の意見と異なる意見はすべて間違っていると感じて否定したり、というケースも多く、性格上難ありであることが多いわけです。
こうなると、やはり嫌われてしまいますよね。
7、自分のことしか考えていない
自己中心的で、自分のことしか考えていない人は、たいてい嫌われるでしょう。
自分の思ったことを言ったりやったりすることに躊躇がなく、自分の言動によって周りが嫌な思いをするかもしれない、傷つくかもしれないということはどうでも良いと思っています。
空気が読めない、という点とも通じるかもしれません。
よく言えば自分の気持ちに正直なのですが、周りは空気が悪くなってしまうこともよくあるでしょう。
上から目線で話しがちなので、「掃除当番代わってやったじゃん」と恩に着せて『~してあげた』という表現もよくしてきます。
承認欲求も強く、「掃除当番代わってくれてありがとう!」と言われたがりますし、言ってこない相手を非常識認定して周りに悪口を言うこともあります。
他人に無関心で自分が興味のないことは話を聞いていないので、「今日放課後文化祭の買い出しに行こう」と言われてもスルーしたり、「私今日だるいから行かない」と平気で言い放ったりすることもあります。
具合が悪そうなクラスメートがいても我関せずという態度をとることもあるでしょう。
8、人の話を全く聞かない
学生時代にも人の話を聞かない人というのはいたでしょう。
先輩だとやりづらいなということもあったかもしれません。
これが社会人ともなると、先輩だけでなく上司で人の話を聞かない人にあたってしまうと相当仕事もやりづらくなってしまいます。
リーダーシップをとっているつもりの人で、自分が正しい、相手は未熟だから自分が導いてやらないとどうにもならない、と考えていると、相手の話を全く聞きません。
話している途中で話を遮るのは当り前。
「お前は間違っている」と決めつけてかかってきます。
たとえば「Aだと思われがちですがBです」と言おうとして「これはAで」と言いかけたところで遮り「違う、Bだ。おまえはまったくわかっていない」と言い出すようなタイプです。
人の話を最後まで聞かず、先走り気味なところがあります。
9、上から目線で偉そうに話す
上から目線で人を見下したような態度で話す人というのも嫌われます。
上司が部下に対して、先輩が後輩に対してある程度上から目線で話すことは仕方ないとしても、偉そうに嫌な態度で話す必要はないわけなのですが、嫌な態度で偉そうに話してくる人というのはいるものです。
相手は不愉快に感じることでしょう。
偉そうな人というのは自分が正しいと思いこんでいて人の話を聞きませんし、自分の意見を否定されると怒ってきます。
どんなときでも「~しろ」「~するな」と命令口調で話してくるケースが多いです。
自己主張が激しく、プライドが高くて自分が一番でないと気が済まない、というところもあるでしょう。
自分だけが正しく、周りの人間は馬鹿ばかりだと思いこんでいますから、偉そうな話し方をします。
他人に指摘されるのも嫌なので、とにかく自分の意見を押し付けて相手に言うことを聞かせるために上から目線で話すわけなのです。
ちょっと相手が聞き返したり確認したりしているだけなのに「余計なことを言うな」「そんなことも知らないのか」というような、相手を馬鹿にして傷つけるような言葉も平気でいいます。
そんなことでは嫌われるのも当り前ですよね。