10、どんなことでも評価してくる
人の行為をなんにつけ評価しようとしてくる人も、自慢話をしてくる人と同じくらいうざったいものがあります。
褒めてくれるのならまだ良いですが、「君のそういうところがよくないよ」「今のはもうちょっとこうした方がいいよ」と、なにを言ってもやっても頼んでもないのに評価してこられるとうんざりしてしまいますね。
11、不愛想で人付き合いが下手
学生時代にも不愛想な人というのはいたかもしれません。
やはり常ににこにこしている人と、不愛想で話しかけてもむすっとしている人とどちらが付き合いやすいかと言えば、前者の方でしょう。
本人に悪気はなくても、人付き合いが下手な人というのはいます。
自分に自身がなくて堂々と振る舞うことができず、ちょっと挙動不審になってしまったり引っ込み思案になったりしている人も、不愛想な人とは少し違いますが周りの人は「この人とは付き合いにくいな」と思ってしまうかもしれません。
12、愚痴ばかり言う
愚痴を言う人というのはネガティブな考え方ばかりしているケースが多いです。
そしてまた、なにか悪いことが起きたときに自分に原因があると反省するよりは、周りの人間や環境など、周りに原因を求めてそのせいにして、仕方なかったと開き直ることすらあります。
ときには吐き出してストレスを解消したい、言葉に出すことで考えを整理したいということもありますが、愚痴という形で言っても仕方ないネガティブなことをいつまでも何度も言っていると、それを聞いている側としてはうんざりとしてしまいます。
愚痴ばかり言う人というのは、反省して次回のために策を練るというのではなくて、ただ今の嫌な気持ちを並べ立てたり、誰かを悪者にしたてあげたりして「あいつのせいでこんなことになったんだよ」と言うので発展性がなにもないわけです。
常にそうしたことばかりしていると、どんどんとネガティブな人になっていき、ちょっとしたことでもすぐ悲観的になっていきます。
ちょっとしたことで落ち込み、その度に誰かを捕まえて、誰かを悪者にしたてた愚痴を聞かせ、それで一時的にやっとストレス解消をします。
スポーツや趣味に打ち込んでストレス解消をする人と違って誰かを常に巻き込む形でのストレス解消ですから、周囲もどんどん嫌な雰囲気になっていってしまうのです。
こんな人は、基本的にはやはり好かれないですよね。
13、周りを自分の思い通りに動かそうとする
周りを自分の思い通りに動かそうとする人は、相手が自分の思い通りにならないとイライラします。
イライラを隠そうとせず、あえて表情に出すことで相手を威嚇し、怒っていることをアピールすることで相手をコントロールしようとすることもあります。
このタイプの人は他人を信用していません。
自分に自信があって、自分の言うとおりに周囲が動くのは当然だし、そうでなければ物事はうまくいかないとすら思っています。
自分は素晴らしい人間であると周囲の人に思われていたいのです。
素晴らしい人間である自分の言うとおりに動けない人間というのは使えない人間であり、駄目な人間だと思っています。
自分の言うことを聞かない相手には攻撃的になります。
怒鳴ったり物にあたったりして相手を怖がらせたり、嫌がらせを言ったりやったりすることで自分の思い通りに動かそうとすることもあります。
こんなことをする人というのは立派なパワー・ハラスメントをしている駄目な人間なわけですが、残念ながら現代の日本ではブラック企業のブラック上司としてこのタイプの人もまかりとおっているのが現状です。
14、嘘をつく
自分を素晴らしい人間であると思わせるためには平気で嘘もつきます。
「ああ、あの議員とは知り合いだよ!」というけれど実は知り合いでもなんでもないとか、友人の友人程度のちょっと遠い関係で向こうはこっちのことを覚えていないのに話を盛ってきます。
そこにまったく悪気はなくて、ひどい場合には嘘をついているという自覚すらないこともあります。
このような場合は、嘘であることを指摘しても、指摘した方が悪者扱いになり、「そんなつもりはないのに」「嘘だなんて言われて傷ついた!」と言われてしまうこともあります。
15、話しているのに違うことをしている
こちらが話しているのに違うことをしている人も、嫌われがちです。
なにか忙しくて、こちらもそれを承知で「やりながらで良いので聞いてください」という状況であったり、些細なおしゃべりならお互いに作業をしながら話したりすることもあるでしょう。
いずれの場合とも違うとなると、よくないですよね。
こちらは自分の手を止めて真面目に語りかけているのに、相手はこちらを見てもこないし、手も止めない。
本当に聞いているのかな?と疑問に思いますし、たとえちゃんと話を聞いていたとしても、その態度はなに? 何様のつもり? と感じてしまうことでしょう。