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鹿児島弁はどんな方言?理解できない...(続き3)

心からの謝罪をしたいとき、本当の気持ちを相手に伝えたいときに副詞として使うことのできる言葉になります。

9:「チェスト」

英語が得意な方であれば「胸!?」と思われてしまうかもしれませんが、そうではありません。

「チェスト」というのは、標準語における「えいやー!」とか「よいしょー!」というような“掛け声”のひとつになるからです。

といっても、その使うシーンによってどのような意味になるのかは少しずつ変わります。

協力して何かをがんばるときなどには、「チェストー!」と叫んでみてはいかがでしょうか。

10:「よかけ?」

「これでいいの?」という意味になります。

この方言のように鹿児島弁では「~け」と語尾に「け」をつけることが多いものです。

「よかよ」といえば「いいよ」という意味になるので、最後に「~け」をつけることによって相手に何かしらの質問をしている文章になるということを理解できるはず。

この言葉を参考にして、鹿児島の方が~けという言葉を使ったのであれば、あなたに質問をしようとしていることを頭にいれておくといいですね。

11:「ほんのこて」

「ほんのこて言うとなぁ・・・」なんて使われる言葉になります。

この言葉は「本当のことをいいますと」という意味になります。

なにか真実を告げようとするとき、そんなときに「ほんのこて」という言葉を使うことができるんですね。

真剣な話をするときには重宝される言葉になります。

12:「どげんしたと?」

鹿児島県だけではなく、九州地方のほとんどの地域でこのような言葉を耳にする機会があるかと思います。

鹿児島弁というよりは、九州弁として徒らてえおいたほうがいいかもしれない方言になります。

この「どげんしたと?」という言葉は、「どうかしたの?」「どうしたの?」という意味になります。

相手がなにか失敗をして落ち込んでいるように見えるとき、相手の状況がわからない時などに使うことのできる言葉ですよね。

また「~と?」という言葉は、九州地方でよく使われる方言のうちのひとつの語尾でありますから、この「~と」という語尾だけでもおさえておくと、鹿児島地方の方が「方言を話しているんだ」と納得できるはずです。

13:「ぎを言うな」

「ぎを言うな!」なんて、鹿児島弁がわからない方でも相手が何か起こっているように感じることでしょう。

はい、その通りで「ぎを言うな」というのは、「言い訳をするんじゃない」という意味になります。

世の中にはなにかにつけて言い訳を並べて、その場しのぎをしようとする人がいますよね。

そのような言い訳というのは、根本的な解決につながっているということではないので、言い訳をされる側はイラッとしてしまうんですよね。

特に鹿児島地方では“九州男児”と呼ばれる人たちがいるために、なにかにつけて言い訳をするような人は嫌われる傾向にあります。

もしも鹿児島の人とお付き合いするのであれば、言い訳なんてしないようにしましょうね!

14:「むぞか」

「おまいさん、むぞかなぁ」なんて言われて、相手に何か悪いことを言われているのではないかと感じてしまった女性もいるのではないでしょうか。

しかし、その心配はありません。

ずばり、「むぞか」という鹿児島弁は標準語に直すと「かわいい」という意味になるからなんですね。

要するに「むぞか」と誰かに言われたのであれば、あなたはかわいいなぁってその人に褒められたということになります。

標準語の「かわいい」という言葉から「むぞか」という言葉はなかなか結び付けるのは難しく感じるものですが、ぜひ誰かをかわいいと感じた時には「むぞか」という言葉を使ってみてください。

どのようにかわいいと感じるかというのは標準語の「かわいい」という言葉を使う時とほぼ変わらないですよ。

15:「テゲテゲ」

「おまいさん、てげてげなさいよ!」なんて言われたり、「てげてげにしなぁ」なんて言われたりしたのではないでしょうか?

標準語を使っている人にとって、「てげてげ」という言葉は、どこか面白おかしく感じてしまう言葉のように感じてしまいますよね!

しかし、鹿児島県出身の人、若しくは鹿児島県内において「てげてげ」という言葉を使われたのであれば、その言葉を使ってきた人はなにかしらの怒りや不満をあなたに対して感じていると思ってもよいかもしれません。