「テレビ見ないので…」「週刊誌のスクープって何が面白いんだか…」最近こんな意見をよく聞き、国民のマスコミ嫌いが鮮明になっているような感じがありますが、果たしてそうでしょうか?
テレビを見ない人のほとんどの理由が、おもしろくないからということですが、なぜ、面白くないのか?と聞かれると、具体的に答える人が少ないです。
また、週刊誌のスクープに関してもいろいろと言う方もいますが、実は、そのような方は、マスコミの格好の餌食ですよ。
特に週刊誌のスクープに意見を言っている人は、嫌いだけど見ているから言っているのであって、そのような反応をされるだけでマスコミは嬉しがりますよ。
炎上商法とはいいますが、嫌いだからといって売り上げが下がったり、視聴率が下がるということはありません。
好き嫌いはあくまで意見なのです。
つまり、それでマスコミが不利になることはないのです。
ただ、なぜ嫌いなのかということに関して深く考えたことがある人は少ないと思います。
そこで今回こちらの記事では、マスコミが嫌いだという人の理由などをいろいろとまとめましたので、ぜひ、参考にしてください。
マスコミは嫌いだと言いますが、果たしてその理由が正しいのかというとそうとは限りません。
嫌いと言っておきながら、固定概念やイメージが先行しているので、マスコミの得意な印象操作にはまっていますよ。
マスコミってなんで嫌われるの?
そもそもマスコミって何で嫌われるのかと言いますと、いろいろあります。
コンテンツがつまらない。
働いている人が高飛車。
印象操作が激しい。
など上げればきりがありません。
しかし、最近になって嫌うようになってきたのは、テレビを見ない若者が増えてきてから、マスコミが嫌いな人が増えてきました。
では、何がきっかけかというと、インターネットの普及です。
要は、一般人でも情報を発信できるツールを持ってしまったのです。
また、インターネットは、ご自身の趣味や興味のあるものだけを限定した形で見ることができるので、自分にとって不必要な情報を見ることがないので、インターネットの方が、有益な手段になってしまったのです。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか?
テレビを見ずに、インターネットだけで解決してしまう人が増えたことで、キャパシティや視野が狭い人が増えてきているような感じがします。
要は、自分の視野でしか情報をゲットしなくなってしまったからです。
故に自分の興味や関心がない情報を発信してくるマスコミを嫌うようになってしまったのです。
しかし、それはただ単にご自身が情報の受け身になってしまっているだけです。
発信してくる情報に対してご自身で見極める能力があれば問題はありません。
あまり良いイメージがないという人も多い…
結局のところ、日本人に多いのがこのイメージの良し悪しです。
最近の過熱報道でマスコミに対するイメージが悪化しているのは確かですが、イメージの良し悪しを決めているのは、何を隠そうあなた自身です。
マスコミを見て、あなたがどう受け止めたかはあなたが感じたことであって、世間が決めたことではありません。
つまり、イメージが良くないと思っているのは、あなたがそう思っているからです。
マスコミ自身がイメージが悪いわけではありません。
人間は固定概念が強いので、そう思うと、思ったことしか見えなくなってしまうのです。
よく言われているのが、イメージは変えることが出来ても、プロフィールや歴史は変えることができないのです。
また、マスコミのイメージが良くないと言っている人ほど、マスコミをよく見ていなくて、友人や知人がそう言っていたからという理由で、イメージを悪くしているのです。
そう考えると、マスコミを好むか嫌うかは個人の自由ですが、理由はほとんどあなたが原因になっているのです。
マスコミが嫌いだという人の6個の理由
それではお待ちかねのマスコミが嫌いだと言う人の理由をご紹介します。
なぜ、そこまでマスコミをきらってしまうのか、これを読めばある程度はわかると思います。
大きくピックアップして、6個ありますので、まずはあなたにとって身近なことや、もしくは読んでいてビビット来たものなどから理解していきましょう。
いきなり、すべてを理解するのは難しいです。
まずは慌てずゆっくり確実に理解していきましょう。
マスコミを嫌うことは個人の自由ですが、嫌うことでのメリット、デメリットは存在します。
また、昔は、テレビなんか見ているとバカになると言われていましたが、それでもテレビを見ている人は多くいらっしゃいました。
つまり、好き嫌いでの判断は対して影響はしないのです。
ただ、ここ最近はマスコミ嫌いが多いので、その点に関していろいろと説明することで、マスコミの捉え方に変化が出れば光栄です。
1.情報が遅い
インターネットの普及により、テレビが伝達してくる情報が遅くなっていると言われています。
これに関しては何とも言えません。
なぜなら、テレビの情報を見て、インターネットの記事にしている所もあれば、インターネットの情報を見て、テレビで報道しているというパターンもあるので、一概に遅いと判断することができないのです。
では、なぜ遅いと感じてしまうのかと言いますと、それはインターネットに依存しているからです。
インターネットに依存しているので、テレビなどのマスコミに触れることがないので、そう思ってしまうのです。
インターネットもテレビなどのマスコミも両方触れている人からすればそのようなことを感じる人は少ないと言われています。
また、インターネットに依存しているので、マスコミが遅いというイメージを持ってしまっているのです。
つまり、遅いと感じているのは、マスコミを嫌っている人の固定概念なのです。
速報
地震などの災害の時にテレビなどのマスコミで流れる速報ですが、最近ではインターネットの方が早いのではないかと言われています。
早いのは確かですが、裏がしっかりとれているかどうかは怪しいです。
つまり、インターネットの情報は早さはあっても信憑性が薄いのです。
なぜなら、誰が発信した情報かわからないからです。
デマ情報でも真実のように流れてしまうのがインターネットであります。
フェイクニュースと言う言葉が流行り出したのも、インターネットが普及してからだと言えます。
いち早く情報を知りたいという方は多いです。
確かにインターネットは速報性はありますが、実は、テレビなどのマスコミよりも真実性は薄いのです。
また、インターネットを利用している人は、自分の趣味や関心の部分しか見ないので、その情報に関してテレビやマスコミよりかは早いかもしれません。
しかし、それはあくまでも情報に受け身になってしまっている方の姿勢であって、情報をいち早くゲットしたいと言う人の姿勢ではありません。
SNSには勝てない
Facebookなどのソーシャルネットワークサービスが流行し出したことで、テレビなどのマスコミよりも速報性があって、自分が知りたい情報をゲットしやすい手段になっています。
しかし、これもあくまで自分の趣味や関心の範囲でしかありません。
なぜなら、SNSで繋がっているのはあなたと同じ部類の人たちしかいないので、あなたにとって有益な情報がゲットしやすいシステムになっているのです。
つまり、あなたにとって有益な情報を流してくれるのはテレビなどのマスコミはあなただけに情報発信をしているのではないので、なかなかゲットできるシステムではありません。
しかし、SNSはあなたと同じ部類が集まっているので、あなたにとっての有益な情報をゲット出来るのです。
つまり、SNSに頼っている人は情報に対して受け身になってしまっているのです。
テレビなどのマスコミを見る方も受け身の方もいらっしゃいますが、ちゃんと発信されてくる情報を見極める能力があるので、テレビなどのマスコミに触れても違和感を感じないのです。
2.知りたい情報が少ない
テレビなどのメディアから流されている情報に関して、最近、そんなの流さなくてもよい!むしろ、もっと大切な出来事があると思うなどと思っていらっしゃる方も多いと思います。
特に日本はネタに困ると、芸能関連のゴシップを流す傾向にあって、ニュース番組なのかワイドショーなのかわからないような状況になっています。
特に2016年の時は、世界がリオデジャネイロオリンピックに注目しているのにも関わらず、SMPAの解散を一面に持ってくるなどして、視聴率稼ごうとしていました。
このように知りたい情報よりかは、世間が食いつく情報を流す傾向が高いのが日本のメディアでもあります。
しかし、知りたい知りたいとは言いますが、あなたが知りたい情報は日本国民みんなが知りたい情報であるかはわかりません。
むしろ、国民1人1人が知りたいと思う情報はみんな違うと思います。
つまり、テレビなどのメディアから流されてくる情報に関しては、あなたが知りたいと思うかどうかだけです。
つまり、万人が知りたいと思う情報を流すことのできるメディアなど皆無だと思っていただいた方が良いと言うことです。
知りたい情報が少ないのではなくて、流れてきた情報があなたにとって知りたいと思える情報でないだけです。
すべての情報を知りたいと思う必要はありませんが、知りたいと思うことで情報を拾う量は増えるので、キャパシティを広げることができるのです。
故に知りたい情報がないと言う理由でマスコミを嫌いになるのはただの言い訳にすぎませんよ。
報道しない自由がある
テレビなどのメディアには手のうちにある情報を報道するしないを決める権利があります。
つまり、あなたが知りたいと思っている情報でも、報道する側であるメディアが報道する必要がないと思ってしまうと、報道されないままになってしまう可能性もあるのです。
しかし、メディアがあなたの知りたい情報を必ず流すと決めているわけではないので、知りたい情報が流れないと嘆いても意味がありません。
特に民放は、スポンサーなどからお金をもらって番組を作っているので、スポンサーの不利益になるような報道はできないのです。
例えば、タイヤの会社をスポンサーにしていた場合、タイヤがパンクして事故になったなどのニュースを報道するには抵抗があります。
また、ハンバーガーショップなどをスポンサーにしていた場合は、ハンバーグを食べて食中毒になったというニュースを報道することをためらいます。
例えスポンサーの商品でなくても、スポンサーが取り扱っている製品なので、製品のイメージの低下を招いてしまうので、報道することができないのです。
また、NHKの場合は、みなさんから集金している受信料で番組を作っているので、特定のスポンサーを広告するような形で報道することができません。
民放、公共放送どちらもいろいろとしがらみがあるのです。
報道しない自由があるから自分の知りたい情報をゲットできないと考えている方もいらっしゃいますが、知りたいか知りたくないか判断するのはあなた自身です。
メディアが知りたい情報を報道していないわけではありません。
ピンポイントで欲しい内容ではない
メディアから伝達されてくる情報がご自身にとってピンポイントでない場合がほとんどだと思います。
そのことを理由にメディアを嫌いになってしまう方が多いのですが、何度も言いますが、メディアから来る情報があなたにとって知りたいと思うか知りたくないと思うかを決めているのはあなた自身です。
つまり、メディアから流れてくる情報やメディア自身に責任はないのです。
あなたにとってピンポイントの情報が欲しいのであれば、あなた専用のメディアを作らないとその要望にはこたえることができません。
なぜなら、メディアはあなただけに情報を発信しているわけではありません。
国民みんなに発信しているのです。
つまり、メディアにとって発信した情報を受け手がどうとらえるかは差ほど問題ではないのです。
ただ、メディア側としては大多数に拾ってほしいと思って、情報を発信しているはずです。
なぜなら、視聴率などの数字の面を執拗に気にするのがメディアだからです。
メディアから発信される情報に食いつかないのであればもしかしたら、あなたは少数派の人間なのかもしれませんよ。
少数派がいいのか、大多数派がいいのかは、これもあなた自身が決めることです。
どちらを選んでも正解不正解はありませんよ。
3.情報の正確性が低い
メディアから発信される情報に関して、最近、正確性に問題があるというような指摘が多くありますが、それは、テレビなどのメディアがインターネットに頼りすぎているためと言われています。
つまり、テレビなどのメディアが信憑性のない情報をあつかって裏取りもせずに発信してしまっていることに問題があるのです。
インターネットの情報源に比べれば、まだ、テレビなどのメディアの方が正確性があります。
それでも、正確性が低いと感じてしまうのはなぜでしょうか?それは、印象操作という言葉が引っかかるからです。
要は各々のテレビ局で色塗りされてしまった情報を発信しているので、同じ情報でも見るテレビ局によってはまったく違うもののように見えてしまうのです。
つまり、情報に関して正確性が低いのではなく、印象操作が強いために正確性があっても、真実のように受け止められないのです。
正確性に関しては、インターネットの掲示板などよりもかなり高いのですが、残念なことに現在のテレビなどのメディアがインターネットに頼りすぎていて、インターネットから情報を拾ってくるなど、足で稼いでないのが問題なのです。
編集権がある
では、なぜ印象操作が行われてしまうのかと言いますと、各メディアには編集する権利があるからです。
ゲットした情報を好き勝手に編集して、自分たちの色に染めることができるからです。
同じ情報でも各メディアで比較すると全く違うものに見えてしまうのはそのためです。
あるメディアは綺麗な写真や絵を使って中身はすっからかんのような感じに伝える所もあれば、芸能人や名前のある人を利用して発信したりなど、実は1つの情報発信だけで各メディアの特徴などが分かったりするのです。
しかし、われわれ国民は受け止めることしかしない人がほとんどなので、自分にとって必要ないと思えば、メディアでも嫌ってしまう傾向が高いのです。
しかし、メディア嫌う傾向は、ある意味、世の流れでもあって、その流れに乗らないといけないと思ってそうしているだけか、もしくは周囲がそうだから自分もと言った感じにメディアを嫌っている人もいらっしゃいます。
なぜなら、日本人はみんながという考えの精神が強いので、周囲の流れに乗ってしまう傾向が高いのです。
メディア嫌いの原因も実は、メディア側だけに限った物ではないのかもしれません。
実は国民性の方が原因としては割合が高いのかもしれません。
不確かな時点でも報道が可能
では、メディアの正確性が疑われるのはなぜかと言いますと、速報など、緊急性の高い出来ごとに関しては、ちゃんと確認がとれていなくても発信してしまうからです。
しかし、これはインターネットも同じです。
しっかり裏が取れていればいいものの、裏が取れていないのにあたかも本当であるかのように発信してしまっているのが問題です。
そのためか、インターネットでは国民が裏取りもせずに情報を発信してしまい、トラブルになってしまったと言うことが多々見受けられます。
インターネット環境が整備されたことで、以前よりも国民が情報発信しやすい立場になってしまったことがそもそもメディア嫌いに繋がっています。
なぜなら、自分で流せるのならわざわざメディアを見る必要がないと思ってしまっているのと、インターネットを通じてメディアを批判しようとする動きが凄く強いです。
インターネットにメディアの批判を書き込む!インターネット上でそれを見て、信じ込む!この流れがメディア嫌いの流れを生んでいるのです。
インターネットはすぐに情報を拡散できるので、大きな影響力があるように見えますが、実は影響はそんなにありません。
ただ、影響が強いように見えてしまっているだけです。
作為的であることも
ある意味、メディアなどの報道は、自分たちの考えへ持ち込もうという目的が強いので作為的に感じてしまう所があります。
しかし、これは仕方がありません。
そもそもなぜ日本には多くのメディアが存在するのでしょう。
情報を発信するのであれば、メディアは多くなくてもいいはずです。
しかし、日本にはテレビだけでも公共が1局、民放が5局もあります。
それはなぜかと言うと、政局コントロールにも近いのですが、要は国民の考えが右と左、どちらか一方に偏らないようにするためです。
どちらか方っぽによってしまうと、独裁政権を生み出してしまう恐れがあり、民主主義の崩壊を招いてしまう危険性が高いのです。
そのため、日本では多くのメディアを存在させることで、政局をコントロールし、民主主義の崩壊を防ごうとしているのです。
あるメディアには毎年赤字なのに、ずっと倒産しないで残っているメディアもあります。
なぜなら、残さないといけないからです。
そのため、あらゆる手を使って存続させているのです。
つまり、メディアを嫌いになっているのは、実は民主主義の危機的状況になってしまっているのかもしれません。
インターネットの情報だけに偏ってしまうのは凄く危険な状況なのです。
4.過熱取材
ワイドショーなどに多いのが執拗に重要人物にせまってインタビューなどを聞くことが過熱取材に思えて、見ている側に不快な思いをさせている部分はあります。
では、なぜ過熱取材はなくならないのかと言いますと、取材する側はそれで生活をしているからです。
おそらくこの手の方は、加熱取材などで周囲から批判されてもなんのダメージも受けない人間だと思います。
また、加熱取材をすることで反感を買うことを快感だと思っている可能性も高いのです。
加熱取材をする。
批判される。
けど、それは批判する人も見ているから問題ない!
つまり、批判されても過熱取材する側にとってはありがたいことなのです。
加熱取材でメディアを嫌いになってもそれはメディア側の思う壺です。
もし、本当に加熱取材が不快に思えるのであれば、加熱取材があっても変に反応をしないことです。
反応することは批判であっても、加熱取材をする側のモチベーションを上げてしまうことになりますよ。
嫌なら見ないこと!反応しないこと!これが一番のダメージになります。
マザーテレサの言葉で愛の反対は相手にされないこととあります。
例え批判であってもそれはそのことに関心があると言うことになってしまいますので、気をつけましょう。
嫌がる当事者への取材
加熱取材で最も国民が嫌うのは嫌がる当事者へ強引に取材をすることです。
外国ではパパラッチと呼ばれていて、あのダイアナ元王妃もパパラッチの餌食になったと言われています。
このように無理にマイクを向けてコメントをいただこうとする姿勢に国民は嫌がっているのです。
また、その当事者が芸能人とか名前が認識されている人ならまだしも、一般人にも同じような感じに迫ってくるので、いつ自分がそのような身になるのかと思うとたまったものではありません。
加熱取材を嫌がるのはそう言った部分から考えられているのです。
特にどこでそんな情報を手に入れたのかと思うことさえ聞いてくるので気が気ではありません。
しかし、この世はあなたの知らないところで情報は流れています。
特に信憑性が低いとはいえインターネット上ではもしかしたらあなたの情報が流れている危険性は高いです。
しかも、嘘のような情報が流れていることもあって知らないうちにインターネットの住人にあなたに対する固定概念が生まれてしまっている危険性があるのです。
加熱取材を嫌がっていても、インターネットの中では目に見えない形で加熱取材が起きているのかもしれませんよ。
静寂が求められる場所での強引な取材
加熱取材に対しては例えその場所が静寂が求められる場所であっても、そんなの関係なしに執拗に加熱取材が繰り広げられることがあります。
この姿勢から、メディアは高飛車な人が多いと思われたり、上から目線だと思わせてしまっているので、嫌われてしまう可能性が高いのです。
スクープをゲットしたい気持ちはわかりますが、場をわきまえないとこのように国民から見られてしまうのです。
メディア側にも嫌われる要因はいっぱいあるのです。
身内家族、友人への執拗な取材
自分が何かを起こしてしまった場合に自分だけでなく、家族や親せきなどの身内、友人などにも執拗にせまって取材をする危険性が高いので、嫌ってしまうのです。
また、最近はメディア側もインターネットに頼りがちなので、インターネット上で書かれた嘘でも加熱してしまって取材が迫るなどの危険が十分に考えられます。
どこで、知ったかはわからないのに、家にきたりなど、一般人からすれば怖いことが平気で起きてしまう世の中なのです。
近隣の迷惑になるような取材
身内などの取材だけでなく、自分が住んでいる近所の方にも迷惑をかけてしまう危険性が加熱取材にはあります。
ただ近所と言うことだけで取材を受けたり、家に上がり込んで待機していたりなど、メディア側がどんな手を使ってスクープを狙っているか全く想像がつかないのです。
全く面識がないのに、近所ということだけで知り合いみたいな感じに見られて、挙句の果てには犯人のような感じに見られたりと、被害は自分だけで済まされないのが加熱取材の厄介な部分でもあります。
集団的過熱取材(メディアスクラム)とも言われる
加熱取材の場合、一度に多くのメディアが集結して一度に取材を迫ってくる危険性が高いので、当事者の周囲はいつもと違った感じになってしまいます。
家の周りにメディア陣が終結したり、車などに乗り込むなどの時に集団で多くのマイクを向けられて、質問攻めにあったりなど、ある意味嫌がらせやいじめのような感じに見えてしまうらしいです。
そのようなことからいじめを嫌う日本人はメディアがいじめをしているように見えてしまうので嫌ってしまうのです。
5.情報の捏造
最近のメディアの中には裏取りをしっかりせずに情報を流してしまうことも多々あり、情報がねつ造されているのではないかと言われています。
最近では2018年の西日本豪雨の時の岡山県で起きた工場の爆破事故ですが、起きたことは間違いありません。
しかし、とあるテレビ局が報道で独占入手として流した映像が数年前に中国で起きた工場の爆破事故の映像だったと言うことが判明するなど、メディアとしてどうなのかと思わざるを得ないことが起きています。
情報は正しくても中身に問題があることがあって嫌われてしまうのです。
誘導された内容であることも
起きた出来事が白であっても、あたかも黒のような感じで報道してしまうメディアが日本にも存在します。
これは社会的影響などを考慮してそのような感じに報道してしまっているようなところはありますが、果たしていいのかと言われたら問題があります。
過去にあったのが、高校野球の特体生問題で、高野連のスポンサーでもある朝日新聞はこの制度を使用していた高校側を批判しましたが、他のメディアは、野放しにしてきたり、時代錯誤な考えの高野連側を批判しました。
特体生問題が起きたことは事実ですが、このようにメディアによって報道が違っていたのです。
世間的な考えでは高野連が悪いというような感じでしたが、それでも朝日新聞などは高校側を批判していました。
過剰演出も
起きた出来事が1のようなことでも、10のような感じで報道してしまうメディアは多くいます。
これはメディアの姿勢でもあるのですが、いかにインパクトのある見せ方をするのかを大事にしているからです。
そんなに重要でない出来事を世界の終わりのような感じに見せてしまうのがメディアなのです。
視聴率主義
テレビなどのメディアで特に民放は、視聴率を凄く気にします。
そのため、良いと思った情報よりも、みんなが食いつきそうな情報を報道する傾向が高いです。
特に日本人はネガティブな情報に敏感に反応するので、そのような出来事を報道するメディアは多くいらっしゃいます。
6.情報の伝達が一方通行
情報の伝達が一方通行とは言われていますが、これは受け止める側の問題です。
要は交通事故1つとってもどのように捉えるかで、一方通行ではなくなってしまいます。
事故が起きたことだけを受け止めると一方通行ですが、事故が起きた高齢者同士の衝突事故、もしかしてこの町は高齢化が進んでいるのかな?とこのような感じに深く探っていくと一方通行にはなりません。
信じられる情報を自分の判断で
インターネットの普及とともに現代はあらゆるメディアからいろいろな情報が発信されています。
つまり、これからの時代を勝ち抜くにはいかに情報を見定めるかが大事になってくるのです。
いらない情報はいらないと遮断するのではなく、一旦受け止めて、自分にとって必要かどうかを見定めることが大事になってきています。
ぜひ、メディアを嫌いにならずに情報をしっかり受け止めるようにしましょう。