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誇りを持つには?自分や仕事に誇りを...(続き3)

他の人と比べないことが誇りを持つことに繋がっていきます。

比べないことで多様性が育まれ、日々の生活が活性化して、人生も活き活きとしてきます。

今の日本は、長い閉塞感から抜け出せないまま、人々は息苦しい日々を過ごしています。

閉塞感に包まれた心は、他の人と比べる心理状態に追い込んでいきます。

閉塞感は、多様性を認める心の余裕を奪います。

多様性を認めない人は、比べることで得た優越感に細やかな安堵感を得るのです。

比べることは、日々の生活にプラスになることはありません。

比べないことで物事の本質が観えてくるのです。

比べることをせずに、ひとり一人の持ち味である個性を遠慮なく発揮することで、様々な人生が花開き、人の心にも『誇り』が芽生えてきます。

人は人、みんなそれぞれ違うと理解する

今の日本は、画一化した生き方を求める風潮があります。

このため、人は人、みんなそれぞれ違うと理解することができない状況に陥っています。

日常生活の中で学校や職場での人間関係で自分が『浮く』ことを避けるために、場の空気を読むことに神経を注ぎ込んでいます。

場の空気を読むことに心が疲弊して、自分の持つ個性を発揮する気力が湧いてきません。

多様性を認めずに、均一化した価値観や生き方を追い続けています。

皆と『違うこと』は『良くないこと』という風潮が日本人の心を包み込んでいます。

日本人の狭い価値観を捨てて、海外の人々の多様な価値観にも目を向けることが必要です。

多国籍の人々で構成される国が多い外国では、人は人、みんなそれぞれ違うと理解することが常識になっています。

人は人、みんなそれぞれ違うと理解することのできる心と価値観を身に付けることができたなら、あなたは国際人へと一歩踏み出したことを意味します。

仕事に大きいも小さいもない

仕事を観るとき、『量』ではなく『質』を観ることが大切です。

仕事には大きいも小さいもないのです。

世の中には、数えきれないほどの多様な仕事があります。

人と仕事との関わり方も様々です。

仕事に生き甲斐をもったり、日々の生活の糧を得たり、世の中の発展に貢献したり、先祖代々からの伝統を引き継いだ仕事など色々な関わり方があります。

多様な仕事の分野では、大きな誇りを持ちながら、日々真摯に向き合っている人の姿があります。

人は、仕事の経験を通して成長していくとも言われています。

世の中の全ての仕事は、人々に掛け替えのない価値と潤いと充実感をもたらしてくれます。

仕事に大きいも小さいもないのです。

あるのは、多様性だけです。

4.感謝する

感謝する心から『誇り』が生まれてきます。

本物の誇りは、感謝する心から育まれてくるものです。

感謝の対象は多岐に渡ります。

人に感謝する。

仕事に感謝する。

草木などの自然に感謝する。

周りの人や仕事に感謝できる人は、仕事に誇りを持つことのできる心を持ち合わせています。

『今の自分が在るのは多くの人のお蔭様』と感謝できる心を持っている人は、自分の人生に誇りを持てる人です。

誇りは、自分独りで築けるものではありません。