人を変えることは容易ではないのは事実ですが伝えないと伝わりませんので、冷静に思いを伝える必要があります。
よくありがちなのは女性は察するのがうまい人が多く、同じようにできない男性に苛ついていることが結構多いのです。
ですが、そのような人は言ってもらえないと気づくことができません。
話し合ってみて初めて皆さんがそう思っていたこと気づいて驚く人も多いでしょう。
よく「男は言わないとわからない」と言われますね。
ですので、男性には特に冷静に思いを伝えることが大切です。
なお、家計のことであったりと数字に絡むことだったら、男性でしたら数字で話をするといいですよ。
9.夫のいいところを探してみる
確かに事情があってご主人にいら立っていると思いますが、せっかく縁があって一緒になったのですから、好きなところもあったのでしょう。
そこを冷静に思い出してみましょう。
そして、現在のご主人のいいところも探してみましょう。
著者も含めてですが、ご主人のお仕事で得られる給料で良い生活をしていませんか?
確かに最近は女性の社会進出も進んでいますし、働いている女性もたくさんいます。
ですが、余程の専門職でない限りは男性並みに稼げている人はそこまで多くないのではないでしょうか。
男女別の所得の平均などを見てもそれは明らかです。
経済力があるという事は、まじめに仕事をしているというところにあります。
そして、ギャンブル好きであったり借金癖があるわけでなければ経済的な面は大きなメリットです。
もちろん、稼ぎはそこまでなくても子供たちが好きで、子どもたちもパパが大好きなどという人間的な部分が魅力的な人もいるでしょう。
飲む、打つ、買う、DVがあるのでなければ、生活には問題ないのではと思われます。
幸せの瞬間をコツコツ見つける
苛つくことはあっても、よく考えてみると幸せな瞬間はあるのではないでしょうか。
お子さんと一緒に笑いあうとかそんなことです。
そうしていいところを見ていくとそのうち「何でそんな小さな事にイライラしていたんだろう?」と思える日も来るかもしれません。
特に著者の母の友人を見ていて思いますが、確かにイライラすることもあるのかもしれないけれど、事情があって別れられないというケースもよくあります。
そんな時はなおのこと、幸せの瞬間やご主人がいてよかったと思うことに思いをはせましょう。
10.理由があってムカついた時にはその時その場で伝える
とは言っても、苛つく原因としてはまっとうなものもあるでしょう。
例えばその場に靴下を脱ぎっぱなしにしてしまうなどという小さなものから、ともすれば思いがけぬ女性の陰に苛ついてしまう事もあるかもしれません。
例え幸せ探しをしてみてもどうにもならないムカつきはあるかもしれませんね。
言ったからすぐに改善されるとは限りません。
ですが、思いを伝えなければそのまま気づかれることはないです。
ですので、その時にムカついていることを話すようにしましょう。
後から言うと忘れる
例えが悪いですが、いじめている側は忘れているけれどやられた側はずっと忘れていないという事が言われることがありますよね。
苛ついている側はそちらに囚われてるのですが、当の言われる側はすっかり忘れていることも多いです。
上記の靴下が脱ぎっぱなしの注意についてですが、後日言っても「えー、ちゃんと片づけてなかったっけ?」などと言われて埒が明かなくなってしまいます。
ですので、注意するとしたらその場での注意が基本です。
注意したいのは文句ではなく意見を言うこと
その時に気を付けたいのが、文句を言わずに意見を言うことです。
なるべく感情を排してやってほしいこと、やめてほしいことのみにフォーカスするようにしましょう。