自分では覚えようと努力しているつもりでも、物覚えが悪い人っていますよね。

自分の周りで物覚えが悪い人もいれば、自分がその自覚があるという人もいるでしょう。

物覚えが悪い人には、共通する特徴が見られます。

どんな人に共通する特徴があるのか、また物覚えの悪さの改善方法についてご紹介していきます!

物覚えが悪いのは年齢のせい、じゃない!

「年を取ると物覚えが悪くなる」ということはよく聞きますよね。

実際に、年齢の経過と共に体の細胞は衰えていきますので、脳の物覚えが悪くなることはあります。

しかし、年を取ることだけが物覚えの悪さの原因ではありません。

高齢者のみならず、子どもや大人でも、物覚えの悪い人は存在します。

子どもの場合には物覚えの悪さの原因が、集中力の欠如であるとよく言われます。

一方で、大人でもある程度の年齢になってくると、物覚えが悪くなることがあります。

しかしそれを年齢のせいにしてしまうには、いささか早すぎる年齢(例えば30代や40代)の人もいるでしょう。

すべてを年のせいにしてしまうのなら、世の中の多くの高齢者はみんな物覚えが悪いことになってしまいます。

一部の物覚えの良い高齢者の説明がつかなくなってしまうでしょう。

物覚えの悪さは、決して年齢のせいだけというわけではないのです。

もしも物覚えが悪い人に対して「すべて年のせいだ」と考えている人がいるのなら、その考えは改める必要があるでしょう。

物覚えが悪い癖は改善可能

物覚えの悪い人は、それが悪癖のようになってしまっています。

そのため、自分でも「自分は物覚えが悪いから」と諦めてしまっていることがあり、そうなると物覚えの悪さを直そうとすることもなくなってしまいます。

諦めてしまえば物覚えの悪さを改善することは不可能になるでしょう。

しかし、自分で物覚えを改善させたいという気持ちがあれば、物覚えの悪さを改善させることは可能です。

高齢者になっても、頭の体操を毎日行っていれば、認知症を予防したり、物覚えの悪化を防いだりすることは出来ます。

高齢者でも出来るのですから、若い人はまだまだ改善の余地があるでしょう。

それにはあくまでも、本人のやる気が必要とされます。

必見!物覚えが悪い原因10個

自分で物覚えが悪いという自覚がある人は、果たしてその原因について自分で理解しているのでしょうか?

自分で原因を理解していれば、その改善策を考えることも出来ますし、実際に行動に移すことでしょう。

しかし、それをせずに物覚えが悪い状態のままでいる人は、「自分は物覚えが悪い」という考えだけが頭にあって、その原因までは追究していない可能性が高いです。

物覚えの悪さを改善させたいと思うのなら、まずはそうなってしまう原因について自分で理解する必要があるでしょう。

一般的に物覚えの悪さの原因だと考えられる例を以下にご紹介していきます。

もしもあなた自身が物覚えの悪さで悩んでいるのなら、自分に当てはまる原因はないか確認してみましょう。

1、集中力がないから

物覚えが悪い子どもの大きな原因と考えられているのが、集中力のなさです。

誰でも物事を記憶する時には、それを「記憶しよう」と意識します。

全体を丸ごと記憶しようとする人もいれば、物事の一部分のみをしっかりと記憶しようとする人もいます。

記憶の方法は人によって違いますが、どの人にも共通するのが集中力です。

人は物事を覚えようとする時に、それに対して集中力を使います。

集中力の持続時間は人によって違いますが、平均で1時間弱とされています。

しっかり集中すればそれだけの時間を、記憶することに費やすことが出来ますが、子どもの内はその集中力が切れやすいため、集中力のない子どもは物覚えが悪くなると言われています。

一方で、大人でも集中力のない人はいます。

落ち着きのない人の場合、一つのことをしていても他のことが気になってしまい、目の前のことにしっかりと集中することが出来ません。

集中出来なければ当然物覚えは悪くなりますので、集中力のない人は年齢に関係なく、物覚えが悪いことが多いです。

2、覚えようという意識がない

物覚えが悪い人の中には、「覚えよう」という意識がない人もいます。

元々記憶しようと意識していないのですから、覚えられないのも当たり前といえば当たり前でしょう。

また、覚えようという意識がないということは、すなわちそれに集中することもありませんので、当然集中力も欠けている状態です。

本人に覚えようという意識がない限りは、いつまで経っても物覚えの悪さを改善させることは出来ないでしょう。

3、物覚えが悪いと認識している

物覚えが悪い人は、大抵の場合自分でそれを認識しています。

何故なら、自分自身で「うっかり」と思う機会が多く、また自分では気づいていない場合にも、周りから「あなたは物覚えが悪いね」などと指摘をされていることがあるからです。

自分で認識している人は、それを自虐ネタとして周りに言うことも多いため、物覚えの悪さを人から笑われたり、バカにされたりすることもあるでしょう。

本人はそれを受けて笑うことが多いですが、内心ではそれなりに傷ついている人も少なくはありません。

また、自分で物覚えが悪いことを認識している人は、それゆえに「物覚えが悪いのだから」と改善を諦めてしまっていたり、それを言い訳にしたりして、物覚えの悪さに開き直っている人もいます。

一方で、自分では無自覚だったものが、周りの人からの指摘を受けて、「自分は物覚えが悪いのか」と認識する人もいます。

物覚えが悪いことを認識している人は、その上で物覚えの悪さを改善させようとする人と、何もしない人とに分かれます。

4、睡眠不足

睡眠不足が原因で、物覚えが悪くなることもあります。

元々脳の記憶力を維持するためには質の良い睡眠を摂る必要があります。

しっかりと睡眠を摂れている人の場合は、記憶力を司る脳の働きが活発になり物覚えも良くなります。

一方で、十分な睡眠が摂れない人の場合、脳の疲労やストレスなどが残ったままになってしまいますので、記憶力を司る脳の働きが鈍くなり、物覚えが悪くなってしまうことがあります。

例えば試験の前日に、夜遅くまで勉強をしていても、中々頭に覚えたいことが入ってこないことってありますよね。

その日一日の疲れと、夜遅くまでたくさんのことを同時に頭に詰め込もうとすることで、脳の疲労がピークに達してしまい、スムーズに記憶出来なくなってしまうのです。

また、夜には自然と眠気も起こりますので、頭がぼんやりとした状態で記憶しようと思っても、集中出来ずに覚えが悪くなってしまうだけでしょう。

一方で、ほんの数時間でもぐっすりと熟睡が出来ると、その分脳の疲れが取れて、クリアな気分になります。

頭の中も寝ている内に整理されてスッキリしていますので、また新たに覚える作業がしやすくなります。

そのため、試験勉強のように短期間でたくさんのことを覚える時には、深夜遅くまでやるよりも、早く寝て早朝に起きて勉強するほうが効果的とされています。

睡眠と脳の働きにはそれだけ深い関わりがありますので、睡眠不足の時には必然的に物覚えが悪くなってしまいます。

5、現実逃避が癖

現実逃避が癖になってしまっている人っていますよね。

例えば「もっと経済的に豊かな家に生まれたかった」「もっと頭が良くなりたかった」「素敵な恋人が欲しかった」など、人によってさまざまな現実逃避の内容があるでしょう。

それらを諦めることなく、努力して叶えようとする人は、現実逃避をせずに、しっかりと現実を見据えて行動しています。

一方で、現実から目を背けて、在りもしないことを妄想したり、考えることを止めたりする人は現実逃避をしています。

現実逃避は疲れた心を癒すために、時には必要なことかもしれません。

しかし、それが癖になってしまっていると、しっかりと現実と向き合うことをしなくなってしまいます。

現実と向き合わないということは、現実を受け入れようとしないということですので、現実の物事を記憶する際にもそれが障害となって、物覚えが悪くなってしまうことがあります。

6、楽をすることばかりを考えている


楽をすることばかりを考えている人は、「いかに自分が楽になるか」ということが最重要ポイントですので、それ以外にはあまり意識を向けようとはしません。

勉強が嫌だからと、ゲームや遊びなど自分が気楽になれることばかりをしていると、いざ勉強をする時になってもしっかりとそれに集中することが出来ないため、物覚えは悪くなってしまいます。

また、仕事でも自分が楽をすることばかり考えているため、あまり頭を使わないように行動した結果、記憶力が鈍ってしまうことがあるでしょう。

一方で、自分が楽をするために最短で最大限の努力をする人もいます。

例えばある人の場合、仕事で残業したくないからという理由で、勤務時間内に休憩を削ってまで集中して仕事に取り組み、他の人が残業に追われている中で意気揚々と帰宅するということがあります。

また、納期が一週間あるとしたら、後半の数日をのんびりと楽をして過ごしたいからという理由で、前半で猛然と仕事に集中して、一気に納期前に仕事を終わらせてしまうというタイプの人もいます。

このタイプの人は、後々自分が楽をしたいという気持ちから、短い期間や時間の間で全力を出し切って、早く物事を終わらせる傾向が強いです。

この場合には短時間で集中力をかなり働かせていますので、物覚えも悪くはなりません。

しかし、やるべきこともやらずに、ただ楽をしたいからとダラダラしている人の場合には、物覚えは悪くなってしまう一方でしょう。

7、段取り(計画性)がない

物覚えが悪い人は、大抵段取りが悪く、計画性もないことが多いです。

一日のスケジュールを立てる際に、一般的には優先順位のあるものから計画していき、また出来るだけ無駄なく効率的に自分が動けるように頭を使います。

その際には自分が何をするべきか、やることなども考えながら計画を立てますので、記憶力の部分も大いに働かせています。

しかし一方で、段取りが悪かったり、何の計画性もないままに思い付きで行動したりする人もいます。

そうした人の場合、頭に浮かんだことから次々に行動していきますので、効率性も悪く、記憶力の部分をあまり働かせることもありません。

そのため物覚えも自然と悪くなってしまいやすいです。

8、要領が悪い


要領が悪い人は、物覚えも悪いことが多いです。

要領が悪い人は、何か一つの物事に取り組む際に、そのやり方が悪かったり、下手だったりして動きがもたついてしまうことが多いです。

そのため一つのことを終わらせるのにも時間がかかってしまいますし、また時間がかかった割にはそれについての記憶力も頼りないため、物覚えも悪いことが多いのです。

要領が良い人は、一度やり方さえ分かれば短時間で効率的に作業を行うことが出来ますし、やり方をきちんと理解出来ているため、物覚えも良いでしょう。

特別要領が良いというわけではない人でも、一度や二度経験すれば、大抵は要領を掴んで時間を短縮して作業が出来たり、きちんと内容を覚えて把握したりすることが出来るでしょう。

しかし、要領が悪い人はいつまで経ってももたついてしまうため、物覚えも悪いことが多いです。

9、融通がきかない

物覚えの悪さの原因の一つに、融通がきかないということも挙げられます。

融通がきかない人は、例えばあるやり方で作業を教わったら、それがどれだけ非効率的で無駄の多いやり方だとしても、教わったやり方の通りでしかやろうとはしません。

そのやり方でしかやってはいけないという決まりがあるわけでもないので、他の人はもっと効率的なやり方を見つけたらそのやり方に変えるでしょう。

しかし、自分が最初に教わったやり方でしか頑なにやろうとしない人は、そのやり方に特別こだわりがあるわけではなく、単に融通がきかない性格のために他のやり方を採用しようとはしないのです。

融通がきかない人は、いわば「基本は出来ても応用は出来ないタイプ」です。

「このやり方はこれ!」と自分が思ったら、例え他の人がもっといいやり方を思い付いても、それを頑なに拒みます。

しかし、その融通のきかなさには特別な理由もこだわりもないことが多いので、無意味に意地を張っているだけと周りには思われてしまうでしょう。

そしてその融通のきかなさは、物覚えの悪さの原因にもなりますので、物覚えの悪さを改善しようと思ったら、自分自身の性格も見直す必要があるでしょう。

10、栄養不足

質の良い睡眠をしっかりと摂らないと、脳の働きが衰えて物覚えが悪くなるということはすでにご紹介しました。

それと同様に、栄養不足も物覚えの悪さの原因となっていることがあります。

酸素が全身に行き届かなければ、意識がもうろうとして思考がぼんやりとしてしまいます。

また、水が全身に行き渡らなければ、体はむくみ熱中症になったり、まともな思考がきかなくなったりします。

酸素も水も、正常な思考を働かせるためには必須のものですが、それと同じく栄養も不足すれば心身に悪影響を及ぼします。

私たちが日常的に口にしている食物は、体の成長を助けるだけでなく、心や脳の働きの栄養にもなっています。

きちんと毎日栄養を摂れている人は、それだけ頭の回転もしやすく、思考を働かせたり、物事を記憶したりすることがスムーズに行われやすくなります。

一方で、体に栄養が足りなくなってくると、肉体的な問題だけでなく、脳の働きにも悪影響があらわれます。

頭の回転は鈍くなり、正常な思考や物事を記憶する能力が著しく低下してしまいますので、物覚えも悪くなってしまいます。

無茶なダイエットを経験したことのある人には理解しやすいことでしょう。

無理なダイエットをしている時、栄養不足からストレスで神経は過敏になり、頭の回転も鈍くなった自覚のある人がいると思います。

ダイエット中はどうしても栄養不足に陥りやすいため、それだけ思考レベルも低下してしまいます。

物覚えの悪さを改善しよう!

物覚えが悪いということは、誰にとってもデメリットです。

どんなに良い言い方をしたとしても、それがその人にとってメリットになることは決してないでしょう。

誰でも物覚えが良くなりたいとは思うものですし、実際に物覚えが良くなると、それだけ無駄を省き時間の短縮ができ、効率的に物事を行えるようになります。

つまり、物覚えが良くなることで、あなたの人生が今よりもより良いものになっていきます。

物覚えが悪いという認識のある人は、この機会にぜひ物覚えの悪さを改善させていきましょう!

では、改善させるためにはどんなことを意識して、どんなふうに行動すれば良いのでしょうか?具体的な改善方法を以下にご紹介していきます。

朝の時間帯に覚えるようにする

先にもご紹介したように、眠たい時に無理矢理ものを覚えようとしても、頭が働いていないため記憶力は低下しています。

よく試験前には夜中まで勉強する人がいますが、その日一日活動して、すでに心身が疲労している状態の上にさらに頭を働かせようとするのですから、なかなか覚えたいことが頭に入らないのも仕方ありません。

思うように記憶できなくてイライラしてしまい、ストレスが余計に溜まってしまうだけですので、いっそのこと夜は早く就寝するように努めましょう。

そして夜中や朝方など、早い時間に起床して覚えた方が、頭がスッキリとして記憶しやすい状態を作ることが出来ます。

午前4時~午前10時頃までが一番記憶しやすい

人の記憶力は、午前4時~10時までの間が最も記憶しやすいと言われています。

夜中の2時、3時頃までは体を休ませることによって、体内で一日の疲れを取ったり、傷ついた細胞を修復したりしていますので、その時間帯までは眠りについている必要があります。

しかし午前4時頃からは起床しても体内の活動には支障はありません。

それどころか寝ている間に頭の中が整理されてスッキリとしていますので、記憶するには最適なタイミングと言えるでしょう。

とはいえ、その時間帯に起きているのなら、一睡もせずにいても良いかというとそういうことではありません。

午前4時に起床するのなら、少なくとも22時~3時までの間は体を休ませておく必要があります。

しっかりと睡眠を摂った上で、午前4時~10時までの間は起きて、ものを覚えさせるという方法が最も記憶する上で効率的かつ、効果的な方法なのです。

メモを取るようにする

物覚えが悪い自覚がある人や、なかなか一度で物事を記憶することが出来ないという人は、小まめにメモを取る癖をつけましょう。

勉強をする時はもちろん、新しい職場でも最初は仕事を覚えるためにメモを取ります。

時々「自分はメモを取る必要はない」と自信を見せる人がいますが、普段の仕事では確かにメモの必要もなく仕事が出来るかもしれません。

しかし、普段は滅多に起こらない不測の事態が起こった時には、それに対処する必要があります。

そして滅多にやらない対処方法の場合、頭にきちんと入っていないことが多いため、どんなに記憶力に自信がある人でも、いざという時にはどうして良いのか分からなくなってしまうことがあるでしょう。

どんな人でも、自分が記憶したことを思い出す機会が少なければ、次第に脳が不要なものだと判断して、その情報を忘れてしまいます。

そのため、普段はやらないことや滅多に使わない情報ほど、いざという時のためにメモを取っておく必要があるのです。

記憶力に長けている人ですらそうなのですから、物覚えが悪いと自覚している人ではなおさら小まめにメモを取るようにしておきましょう。

いちいちメモを見るのは煩わしいと感じるかもしれませんが、ミスをしてしまうよりはマシですし、確実でしょう。

体で覚えるようにする

物覚えの悪さは、頭だけを使って物事を記憶しようとすることが一つの原因でもあります。

そのため、体を使って物事を記憶するようにすれば、脳にはその記憶が刻まれやすくなります。

例えば先に挙げたメモを取るという行為も、体で覚える動作の一つです。

ペンを持ち、直接手を動かして紙に覚えたい内容をメモすることで、頭には自然と入りやすくなります。

そのため目で見て頭で記憶しようとするとなかなか覚えられないのに、メモを取ったことだけはすんなりと記憶出来ており、メモを読み返す必要もないということがよくありますが、それこそが体で覚えているという何よりの証拠なのです。

声に出し、耳で聞き、目で追う

体で覚える方法は、メモを取る以外にもたくさんあります。

声に出し、耳で聞き、目で追うなどの行為です。

例えば英語の文章を記憶しようとする時、まずはヒアリングをして耳で言葉の流れやイントネーションなどを覚えようとします。

次に文章を目で追いながら、自分で声に出してしゃべる練習をします。

それを何度も繰り返していると、ただ目で見て頭で記憶する場合よりも、確実に、そして正確に記憶をすることが可能になります。

また、ものを覚えようとする時以外にも、体を使った方法は効果的です。

例えば論文のように自分で考えた文章を確認する際にも、ただ目で追うよりも声に出して文章を確認する方が、よりしっかりと頭に文章が入ってくるため確認しやすくなるでしょう。

覚えたことをアウトプットする

アウトプットとは、直訳すると「生産品」「出力」という意味があります。

これが日本のビジネス界では、「経験や学習したことを元に、収めることの出来た実績や成功、効果」という意味で使われています。

さらに分かりやすくした意味では、「何かを生み出すことや発信すること」「目に見える形を生産すること」などがあるため、もし上司から「アウトプットをしろ」と指示を受けたら、「実績を上げろ」や「仕事で成果を出せ」と言われていることになります。

これらを踏まえて、ものを記憶する際にも、一度覚えたらそのままにはせずに、必ずアウトプットをしましょう。

例えば前日の夜にものを覚えたなら、翌朝それを紙に書き出したり口に出したりして、しっかりと復習をします。

一度覚えたことをそうして復習(アウトプット)することによって、脳に記憶として刻み付けやすくなります。

場所を変えて覚える

何かを覚えようとする時に、覚えやすい環境と、覚えにくい環境というものがあります。

例えば周りが騒がしい環境で集中してものを覚えようと思っても、周りの雑音が気になって頭に上手く入らないことでしょう。

一方で、物音のしない静かな空間内でなら、集中して記憶力を働かせることが出来ます。

このように、何かを記憶する際には、出来るだけそれが覚えやすい場所に自分で移動することによって、効率的に覚えることが出来るようになります。

もし音がある環境の方が覚えやすいのなら、あえて人混みの多い場所に移動して、ものを記憶するようにしましょう。

また、音があると集中出来ないという人は、図書館や自室など、静かな空間に移動してそこで覚えるようにしましょう。

自分が覚えやすい環境かどうかによって、物覚えの良し悪しも変わってきますので、まずは自分がどんな環境下なら記憶力を働かせやすいかを理解することから始めましょう。

感想日記をつける

感想日記をつけることで、物覚えの悪さを改善させることが出来ます。

感情を伴う記憶というものは、脳に長く残りやすいです。

例えば映画や本を読んだ後で、その感想をツイッターなどのSNSに書いておくだけで、いつ自分がどんなものを観たのかということが一目で分かるようになります。

そして感想日記を見直すことで、具体的なストーリーまでは思い出せなくても、自分がどんな場面でどんな風に感じたのかということを思い出すことは出来ます。

短い感想を読み返すだけでも、そうした当時の記憶を思い出しやすくなりますので、感想日記をつけるようにしましょう。

身近なものに置き換えてみる

例えばパソコンにまったく無知な人に対して、「電源ボタンを短く押すとスリープモードに入って、長押しをすると強制シャットダウンになるよ。」と言ったところで、知らない人にとっては「何を言っているのか分からない」状態になってしまいますよね。

そんな時に、パソコンに無知な人にも分かりやすく説明する内容を置き換えることで、相手は理解しやすくなります。

例えば「この丸い電源ボタンを短く押すと、パソコンが眠った状態になるよ。でも長押しすると電源が落ちちゃうからね。」と説明を言い換えると、相手にも「ああなるほどね」と内容が伝わりやすくなります。

人に話をする時には、相手の身近なものに置き換えて話をすると、それだけ相手は内容を理解しやすくなります。

それと同じように、自分で分からないことがあった時には、身近なものに置き換えて分かりやすくすることで、記憶に残りやすくなります。

復習する時間を取る

一度覚えただけでは、数日も経てば覚えた内容を忘れてしまいます。

脳は毎日のように、たくさんの記憶したことを整理しています。

毎日使うことは重要な項目として脳もしっかりと記憶していますが、記憶してからあまり使う記憶がない情報は、脳が「不要な情報だ」として削除してしまいます。

これが「忘れる」ということですので、例えものを覚えたとしても、それを頻繁に使わなければ記憶したものは時間の経過と共に忘れてしまいます。

そのため、一度覚えたことに満足するのではなく、必ずそれを復習する時間を取りましょう。

復習することで、脳は「これは必要な情報なんだ」と判断しますので、何かを覚えた時には、後日それを復習する時間を取るように努めましょう。

クラシック音楽を聴きながら覚える

音楽が脳に与える影響は大きいと言われています。

例えばアップテンポな曲や激しい曲を聞けば、自然と心は高鳴り、行動にも力が入ります。

運動会で競技の際に「天国と地獄」などの激しいクラシック音楽が流されるのは、競争心を煽ったり、やる気を出させたりする効果を狙ったものだとされています。

その効果を利用して、物事を記憶する時にもクラシック音楽を聴きながら覚える作業をすると、記憶力の効率が上がると言われています。

例えばモーツァルトの曲は精神をリラックスさせたり、集中力を上げたりする効果があると言われていますので、集中して物事を記憶したい時には、静かなクラシック音楽を聴きながら覚えるのも方法としては良いかもしれません。

意識すれば改善できる

物覚えの悪さは、意識すれば改善することが出来ます。

「自分は元々物覚えが悪い」と諦めている人でも、そこには必ず何かしらの原因があります。

睡眠不足や栄養不足、メモを取らないことなど、さまざまな原因が考えられますので、まずは自分がなぜ物覚えが悪いのかということから自分で認識するように努めましょう。

その上で、改善策を考えて実践する癖を付けることで、少しずつ物覚えの悪さを改善していくことが出来るでしょう。