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ハイカラは死語?ハイカラな人の6個の特徴


今の時代は昔の時代と比べて様々な情報がかけめぐるスピードが非常に早くなっています。

なぜかと言うと、昔と比べると今は誰もが情報を入手することがしやすい時代になっているからだと言います。

具体的には、インターネットが発達したことによって世界中のどの場所にいてもスマートフォンがあればリアルタイムで新しい情報を取得することができるからです。

例えば何が流行っていて何がたくさんの人から関心が持たれているのか、今どのようなことが世界で起きているのかということがすぐにわかるようになっています。

しかしながら今でこそ当たり前ですがそれは昔は当たり前ではなく、昔は情報が出回るスピードは圧倒的に今よりも遅かったと言えます。

だからこそ、流行り廃りなどのスピードは非常に早くなっており、この前まで流行っていたと思ったら気づけば廃れているようなことはよくあることです。

そこで、今回は現在では使われなくなった死語をテーマにして、ハイカラという言葉の意味をご紹介していきたいと思います。

また、ハイカラな特徴を持っている人についてもご紹介していきますので、ハイカラという言葉がどのような意味なのか分からない人はチェックしてみてください。

流行は繰り返されるという言葉があるように、もしかしたらハイカラという言葉が再度ブームになる可能性もあるかもしれませんよ。

この記事の目次

ハイカラの意味

ハイカラという言葉に関しては聞いたことがあるという方もいれば一度も聞いたことがないという方もいると思います。

人によっては、ハイカラという言葉をハイボールと唐揚げという言葉に勘違いしている人がいるかもしれません。

しかしながら、ハイカラという言葉は飲み物や食べ物を意味している言葉ではなく、他の意味合いが存在する言葉です。

では、ハイカラとはどのような意味なのか簡単にご紹介していきます。

ハイカラという言葉は「西洋風をまねたり、流行を追ったり、新しがったりすること、もしくはどういう人」を意味している言葉です。

つまり、他の言葉で言い換えると西洋風のみたいや生活様式をする人であったり、そのさま、事物などを意味している言葉として用いられていました。

今でこそ様々な文化が日本に取り入れられており、様々なファッションを楽しんでいる人が多いです。

しかしながら昔は日本という国は他の国との関わりがあまりない国でもありましたので、海外の文化を取り入れてる人は目新しい人に映っていました。

なので、あえてこのような言葉で表現されていたと考えることができます。

語源

ハイカラという言葉の意味についてご紹介していきましたが、非常に気になるのが早いからという言葉の語源です。

どのような語源が存在するのかと言うと、ハイカラとはもともとハイカラーという言葉に由来していることが判明しています。

ハイカラーという言葉は、highcollarという英単語になり、これは「丈の高い襟」のことを意味している言葉です。

元々ハイカラという言葉は1898年に当時東京毎日新聞の主筆であった人物が紙面上で使い始めたのがきっかけになりそれが流行語になっています。

そして、当時に関しては未だ海外の文化などが日本に到着したばかりだったので、海外の文化がとても目新しいものに感じられていました。

そして、当時の西洋の文化として詰襟のワイシャツを着ることが主流であったため、西洋帰りの人などがあえてこのような衣服に身をまとったりしていました。

つまり、詰襟のワイシャツがハイカラーという言葉で表現できたので、西洋の文化や服装を好んでいる人をハイカラという言葉で表現し始めたことがきっかけになっています。

これこそがハイカラという言葉の語源であり、ハイカラという言葉が生まれたきっかけであると考えることができます。

なので、今でこそハイカラという言葉はあまり悪い意味で用いられたりすることはありませんが、当時はあまり良い意味では用いられていなかったということが分かるはずです。

似ている言葉

ハイカラという言葉の語源についてご紹介していきましたが、ここからはハイカラという言葉と似ている言葉についていくつかご紹介していきます。

ハイカラという言葉はもともと西洋風の文化などを取り入れてる人や物などに対して用いられてるとご紹介しました。

しかし、これは表面上の意味で実際に相手と会話の中で用いたりする場合に使われる意味としてはオシャレという意味合いで用いられることが多いです。

つまり、ハイカラという言葉に似ている言葉としては小粋、シック、スタイリッシュ、洒落た、などの言葉が考えられます。

なぜならば、これらの言葉はどれもオシャレという意味や格好良いという言葉と同じような意味を持っている言葉です。

先ほどご紹介したように昔はあまり良い意味で用いられることがなかった言葉でもありますが、現代では用いられる意味などは全く異なっています。

しかし、残念なことに実は昔はハイカラを灰殻という言葉で表現される場合もありました。

目新しいことを受け入れることを拒んでいた人達の中にはこのような表現を行っていた風潮も存在していたといえます。

使い方

ハイカラという言葉を使う場合、どのような使い方をするのかご紹介していきます。