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「頂きたく存じます」とはどういう意...(続き6)

例文5「◯◯◯◯」

「大変申し訳ございませんが、今回の予約はこちらの都合により遠慮させて頂きたく存じます」
相手からの誘いを断るのにも使用出来ます。

先方に断るのってかなり難しいですよね。

依頼以上に神経を使わなければいけないので、断る文章も考えるのも一苦労でしょう。

よく断る人の頭の中にはこういう理由があるので許してくれるだろうという勝手な考えをしている人がいるのですが、このような考えをしているのであれば捨てて下さい。

当人にとっては仕方のない事でも、相手にとってキャンセルや断るなどは失礼に当たるケースにあるのです。

事情があるとは言え、人によってはそんな事情など知るかというケースもあるので誰もが通用するとは思わないようにしましょう。

断る言い方を間違えてしまうと相手を逆上してしまうケースもありますし、信用をなくしてしまう事も考えられます。

断る理由というのは完全自己都合ですからね。

例えそれがどんな理由であれば、相手からすればどうでも良い話なのです。

特に目上の人に対してはかなり神経を使わないといけないため、丁寧な言い方を心がけてくださいね。

️「頂きたく存じます」の言い換え

頂きたく存じますの言い換えはいくつかあります。

もしかしたら頂きたく存じますよりも言い換えの方を使っている人は多いのではないでしょうか。

して欲しいと思います、よろしくお願い致します、ご依頼申し上げます、お願い申し上げます、頂ければと存じますなどですね。

頂きたく存じますが慣れていない人であれば、こちらでも特に問題はありません。

ただし言い方は多少なりとも変えないといけない部分はあるので気をつけましょう。

して欲しいと思います

~して欲しいと思いますという言い方は、日常的にもよく使用します。

ただ流石に上司に対して思いますという言い方はあまりにも雑に聞こますので、この場合は~して欲しいのですが、やってはもらえませんでしょうか?という言い方が良いでしょう。

「頂きたく存じます」をフラットにした言い方ではあるのですが、~して欲しいと思いますという言い方は目下の人間に対して使うような言葉に当たるので、さすがにこのままでは使う事は出来ません。

もし私がこれを目下の人間から言われたら、凄く気分を害しますね。

だから何?と言いたくなってしまいます。

~して欲しいというのは完全に自己都合なので、頼み方が横柄ですとそんなの知らないよと風な気持ちになるでしょう。

この場合はちゃんと何故これをあなたにして欲しいと思っているのか、そのような理由も含めて言わないといけないと考えておいてくださいね。

よろしくお願い致します

他者に何か頼みをする時にはよく使用する事が多いですね。

私自身も何回か使った事があり、企業に向けてのメール文章でも口頭でも言った事があります。

難しい言い方ではなく、頂きたく存じますよりももう少しフラットな感じなので、好まれるようですよ。

同じ様な文章で「よろしくお願い致します」と「よろしくお願い申し上げます」という言葉があるのですが、別にどちらもさして変わりません。

言葉の違いはあれど、どちらの言葉も相手への敬意を表しているので問題は無いのです。

目上だけでなくても色んな人にも使えるので使いやすく、他の企業でも使われているので間違いにくいでしょう。

ご依頼申し上げます

あまり使用する人もいませんし、滅多に聞いた事はないでしょう。

頂きたく存じますと同じ意味で、言葉に依頼と入っている分、相手に何かしらお願いをしているのは一目瞭然ですよね。

他の文章と異なり、依頼をしているのが一目瞭然なのでわかりやすいでしょう。

あまり使用しない言葉ではありますが、基本的に相手に対して何かしら言う時は、分かりやすい言葉であり相手が判断出来るような言葉でないと意味がありません。

回りくどく言っていても相手に伝わっていなければ逆効果ですからね。

ちゃんと相手に対してお願いや依頼をしたい時は、「ご依頼申し上げます」を使用してみましょう。