自分の人生に責任を持ち、自分の意思で決断して人生を歩んでいくということは、多くの障害にもぶつかりますし、勇気がいることでもありますが、皆そうやって成長し、大人になっていくのだと思います。
弱い人というのはそこから逃げているのです。
従える人を好む
ですから、誰かに従っておけば楽でいいという考えがあるのでしょう。
その結果として誰かに依存してしまうのです。
例えばいつまでも自立せず親に頼ってばかりいる人がそうです。
もう自立して自分で生きていくべき年齢にもかかわらず、いつまでも結婚もせず実家に座っているような人は、近年さらに増えているようですが、親に依存している若者が多いということでしょう。
それだけ弱い人が増えているという証拠ではないでしょうか。
また、恋人に依存する人もいます。
自分のことは棚に上げて、恋人のことが全てになっているような人です。
こういった人は、もしその恋が終わってしまった時に全てを失ったような気持ちになり、自殺してしまったりストーカーへと豹変したりするのです。
自分の意思が伴わない行動も
依存心の強い人というのは、ひとたび何かに依存してしまうと自分の意思ではコントロールできない状態に陥ることがあります。
酒をやめなければいけないと分かっていてもやめられない、ギャンブルでこのお金を使ってはいけないと分かっているのに使ってしまう。
これが依存症の怖いところです。
ここまできてしまうと自分の意志だけで治すことは難しいでしょう。
家族のサポートや専門家での治療というのが必要になってくると思います。
弱虫な性格の治し方
弱虫な性格が一生治らないかというと、そんなことはありません。
ただ、本気で自分を変えていきたいという強い意思が必要です。
ここからは代表的な治し方を紹介していきたいと思います。
1.自己観察をする
自分を変えていく第一歩は自分を観察することからです。
多くの間違いというのは、自分を客観的に見れていないことから起こります。
あなたは自分で思っているほど自分のことをわかっていないのではないでしょうか?今一度自分というものを見つめ直してみましょう。
自分で自分を観察するという作業は、苦手な人が多いと思います。
成功者というのは常に自分を客観的に、俯瞰的に見ていて、常に世の中とのバランスを見ながら振る舞いをすることを気をつけています。
そういったしたたかさがない人はなかなか社会に出て上に上がっていくことは難しいのかもしれません。
ドライと言われようが、徹底的な自己観察にもとづいた行動をとることが人間の強さを高めていくのではないでしょうか。
自分の性格を見つめ直してみよう
まず、自分はどんな性格をしているのか言えますか?
優しい、ドライ、短気、シャイなど、どれがあてはまりますか?
自分はどういう人間なのかを思いつくままにノートに書き出してみましょう。
書いたものを読み返してみて自分の人物像をイメージしてみましょう。
優しいと書いたけれども、それはただお人好しなだけなのではないだろうか?
真面目と書いたけれど、それはただ堅物で柔軟性のない人間なのではないだろうか?
と一つずつ検証していくのです。
そうすると自分を過大評価していたことに気づくこともあるでしょう。
そこが改善の第一歩なのです。
どんな時に弱虫だと強く感じているのか
自分は弱虫だなと感じる時はどんな時かを思い出してみましょう。