しかし、道を歩いている多くの人を観察していると、口角が上がっている人は少なく、逆にへの字に下がってむすっとしている人が多いことに気づきます。
本人は無意識なのでしょうが、相手にはいい印象は与えない表情だと思います。
自分が、もし心当たりがあるならば、まずは意識的に口角を上げるということからやってみましょう。
最初はぎこちない笑顔かもしれませんが、慣れてくると自然な笑顔が作れるようになるでしょう。
どんなときもポジティブ
元気な人はどんなときもポジティブです。
生きているといいことばかりではありません。
いいことが起きた時にポジティブでいられるのは当たり前であって、問題はよくない状況の時にいかに前向きでいれるかでしょう。
一流のスポーツ選手のプレイを見ていると、劣勢になった時の対処の仕方が、他の普通のプレイヤーと違うということがよくわかります。
劣勢になった時でも心折られることなく、前向きに自分のすべきことをすることが何よりも大切です。
そうやって苦しいときもポジティブでいられたら、必ず状況が変化してくるものです。
辛いことも笑い飛ばせる
元気で強い人というのは、辛いときにも、その状況を笑い飛ばせる強さを持っています。
こういう人は、もし一時的に辛い時期があったとしても必ずまた盛り返すことができるでしょう。
辛い時に辛い顔をしてうなだれてしまってはいけないのです。
そうしてしまうと辛さに負けて、自分の力もどんどん弱いものになっていきます。
自分の状況を常に受け入れる勇気を持ち、それを笑い飛ばす度量を持ちたいものです。
人を貶さない
元気な人というのは人を貶したりしません。
他人を攻撃することがどれだけエネルギーの浪費かを分かっているのです。
人を貶しても自分も相手も誰も得をしません。
相手からは憎まれ、自分も相手に対する変な感情だけが残ります。
最近はネット上のSNSなどでの中傷や炎上などがよく話題になっていますが、誰かを貶してストレスを発散している一部の人間がいるのでしょう。
そんなことをしてもストレスの発散にはなりませんし、余計に心が乱れてよくないと思います。
褒め上手
元気な人は人を褒めることが上手です。
人のいいところ、長所に注目している証拠でしょう。
この姿勢は大切です。
人の欠点ばかりを粗探しするのが好きな人がいますが、これも誰も得しない行為であり、ポジティブなエネルギーを削ぐことになります。
そうではなく、人の良いところに注目し褒めてあげることによって、円滑なコミュニケーションを図ることができるのです。
欠点を見つけて貶すよりも、長所を見つけて褒めることのできるのが元気な人なのです。
行動力がある
元気がある人は、とにかくアクティブ、行動的です。
なんだかんだ言って行動するということは、簡単なことではありません。
多くの人が口だけでいいことは言うけれど行動が伴わない。
それはいけないとわかっているんだけれど行動できない。
そんな人は山ほどいます。
やはり、行動するにはバイタリティ、力、元気が絶対欠かせません。
腰が重くて一歩が進めない人が、一歩踏み出すのには元気が欠かせないからです。
ですから、元気でエネルギッシュな人間になりたいのなら、無理にでも行動することです。