このような感じだから、指示を出す方も怖くて、自分でやってしまうのです。
つまり、甘えん坊が必ずしもおんぶにだっこになってしまうというわけではありません。
むしろ、優等生になるべく親から厳しくしつけされたり、こういうものだというような感じで押し付けの教育を受けてきた人ほど、おんぶにだっこになってしまう危険性が高いのです。
日本の場合、今でも押し付け教育が盛んです。
これは、裏を返せば、親が子供の権利を剥奪しているようなものです。
子供の考えを認めずに、自分の考えを押し付けているのです。
よくよく考えると怖いですよね。
このような教育だから格差社会が生まれてしまうのではないでしょうか。
あなたを生んでくれた親が100%正しいということは実はないのですが、一番初めにいろいろと教わるのは何を隠そう親です。
つまり、親がしっかりしていないと子供に強く影響してしまうのです。
親が貧乏な考えをしていると子供にも映ってしまうので、子どもがかわいそうです。
押し付けはやめましょう。
おんぶにだっこの類義語
おんぶにだっこという言葉に関して少しは理解ができたと思います。
しかし、そのような意味なら他の言葉でもあるのではないかと思われている方が多くいらっしゃると思います。
その通り、類義語はあります。
なぜ、そのように存在するのかと言いますと、日本は世界でも稀に見る言葉の国だからです。
国民が言葉に支配されていると言っても過言ではありません。
そこで今回はおんぶにだっこの類義語の中でも代表的な2つの言葉をお教えします。
おんぶにだっこに関して少しやんわりした感じの方も類義語を覚えれば、おんぶにだっこに関して理解できると思いますよ。
類義語から覚えることでおんぶにだっこの人の性格がどのような人なのか、深く理解できると思います。
もしくは、こっち系のおんぶにだっこかという感じに、おんぶにだっこの人の性格をいくつかに分けることもできるかもしれませんよ。
そうすることで、あなたの近くにいらっしゃるおんぶにだっこの性格の人に対する対処方法が思いつくかもしれません。
おんぶにだっこの性格の人を排除するよりも、活用する方が、お互いにとって良いと思いますよ。
では、じっくりお読みになっていただきましたら幸いです。
難しく考えなくて大丈夫ですよ。
他力本願
相手に頼りまくる印象の強い言葉の「他力本願」ですが、ある意味相手に頼るという部分では、おんぶにだっこに似ています。
他力本願の場合は、もともとの実は人間に対して欲望を満たすという意味ではありません。
本来の意味だと、阿弥陀如来にお願いして成仏しようという意味であり、他人に頼ることを言うわけではありません。
しかし、近年は人に頼り切りの人を他力本願な人といった感じに見る傾向があります。
つまり、本来の意味を少し歪曲したような感じにとらえてしまって使用されている感じがします。
つまり、自分の力ではどうにもできないことを、阿弥陀如来などの仏さまにお頼みして身をゆだねるようなことを言うのでス。
つまり、人に頼ることは、本来の意味から考えると他力本願ではないのです。
他力ということで他の力をお借りする。
もしくは他の力で本当の願いをかなえようとするような感じがするから、相手に頼るような感じに見えてしまうのです。
何かに頼る。
身をゆだねるという部分を見れば、おんぶにだっこの性格にそっくりと言えるのかもしれません。
ただ、他力本願の場合は目に見えない何かに頼ろうとするスピリチュアルな感じなのです。
そう説明されると、使用する人が少なくなるのです。