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「ビジョナリー」とはどういう意味?...(続き3)

面倒くさい、難しい、時間がないなどの理由で、新しいことには手を出さないというパターンです。

ビジョナリーな人というのは、反対に新しいことを学ぶのが大好きだという人がとても多いです。

オンライン大学で学んでみたり、外国語を学んでみたり。

忙しくてとても余暇など捻出できなさそうに見える人ほど、仕事の合間に旅行をしたり趣味に没頭したりしています。

知らないことに出会ったときに、興味を覚えて自分で学ぼうとします。

知らないことをそのままにせず、その場でスマートフォンの検索エンジンで調べたり、あとで図書館へ行って関連資料を探してみたりします。

そうすることが苦ではないので、知識がどんどん増えていきます。

それがきっかけで深く勉強するようになることもあります。

知識が増えれば増えるほど、別のことへの取っ掛かりも多くなるので、知らないことでも知識がゼロというわけではない、というパターンも多くなります。

こうなると学びやすくなり、ますます新しいことを勉強するようになる、というわけです。

あまり保守的になりすぎないので、学ぶことだけでなくそもそも新しい環境に対して苦手意識がありません。

転校したり引っ越したり、新学期やクラス替え、席替えなどの環境が新しく変わる局面でも、不安にかられるよりも期待でわくわくしてしまうことが多いようです。

知らなかったことを知るというのは、本来とても楽しいものです。

しかしながら大人になるにつれ、知らなかったことで他人から責められた経験や受験戦争の辛さなどで勉強そのものに良いイメージを持てなくなる人というのは多いものです。

やりたくても時間がない、お金がない、仕事だけで手いっぱいという方もいらっしゃるでしょう。

ビジョナリーな人は、そんな中でもそれでも学ぼうとするバイタリティがあったり、元から恵まれた環境にいたりと人それぞれではありますが、知ることは楽しいことであり、今までわからなかったことがわかるようになることの喜びを知っているのです。

好奇心旺盛なので学ぶことが苦にならない

そもそも好奇心が旺盛なので、なんにでも興味があります。

知らないことを知りたいという欲求があるので、なにかを新しく学ぶということが苦になりません。

好奇心旺盛な人というのは、自分が知らないことや、なかでも珍しいことについては興味を覚え、知りたがる傾向があります。

いろんなことに興味を持ちますし、その都度好奇心が満足するまで調べるので、雑学が豊富にあります。

特に自分が好きな分野については非常に深い知識を持っています。

行動力があって集中力も高い方なので、思い立ったらすぐに調べてしまいます。

視野が広くて多方向にアンテナを張っており、フットワークも軽い人が多いです。

自分で進んで学ぼうとする姿勢があるので、誰かから指示を待ってから動くのではなく、能動的に自分から動いていきます。

後々必要になりそうな情報を先回りしてきっちり下調べをしておくというようなことも得意です。

傍から見ていてバイタリティに溢れている活動的な人物に見えることでしょう。

雑学が多くあるために話題が豊富なので、人とのコミュニケーションを苦にしていない一面もあります。

どんな人相手でも、自分のたくさん持っている引き出しから適切なものを引き出して話題を盛り上げることができるのです。

調べることが得意だということは、調べることが必須になってくるような未経験の仕事でも、比較的臆病にならず率先して取り組むことができます。

知らないことをするのは億劫になりがちなのが人間ですが、それでも「これは知らないな」と思ったらすぐに調べて、「知らないこと」を「知っていること」に変化させることで苦手意識をなくしていくのです。

ルーチンワークにおいても、持ち前の好奇心を発揮して、どうすれば効率よく作業ができるのかを考えたり、よりよい方法を調べたりします。

デスク周りも自分の使いやすいようにカスタマイズしている人が多いかもしれません。

普通の人とは違うことをするのが好き

ビジョナリーと呼ばれる人たちは、普通の人と違うことをするのが好きだという人が多いようです。

普通なら、あまりかけ離れた珍しいことをするのは避けるケースが多いものです。

とは言え、周りの人と同じことをしているだけでは、同じような結果しか出せないのもまた事実なのです。

人と違うことをするのは勇気がいることです。

周りから変な目で見られるのではないかと心配になりますし、誰もいったことのない道を自分が先頭で進むのは怖いもの。

もちろん闇雲に目的意識もなく人とは違うことをするというだけでは、成功はあまり見込めません。