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「ビジョナリー」とはどういう意味?...(続き5)

時間を無駄にするのが嫌い

日本には、「時は金なり」という言葉があります。

時間ほど大切なものはありません。

二度と返ってこないものなのですから当たり前ですね。

あとから補う、取り返すということができないのですから、今ある時間を常に有意義に使うよう心がけていかなければすぐに時間は過ぎ去っていってしまいます。

有限で不可逆である時間をうまく使うことが、成功するには不可欠と言っても良いかもしれません。

無駄が嫌いな人は、時間が不可逆であるということを普通の人よりとてもよく理解しています。

少しの時間も無駄にせず有効に活用しようと常に心がけているので、時間の使い方がとても上手なのです。

現実主義者でもあり、現実をしっかり冷静に見ているからこそ無駄が嫌いであるとも言えます。

時間をうまく使うためには作業の効率化も必要です。

作業や時間のマネジメントをするのがとても上手です。

なにかをするときにも、事前に下調べをして計画をたててから実行にうつします。

もちろん、行き当たりばったりを楽しむのが目的の旅をするときなどはこの限りではありません。

自分の意図しない無駄な行動によって損害が出てしまったときに、立て直すのにはとても時間がかかります。

リカバリングのために時間や手間などいろいろなコストがかかります。

そういった『損』を避けるためにも、時間はうまく使いたいのです。

効率的に行動する

目標をきちんと設定して、それを完遂するためにはどのように動けば良いか、常に考えています。

長期的なゴールだけではなく、中期的及び短期的なゴールについても設定して、コツコツと目標をクリアし、それを積み上げていくので次の目標も容易に見えてくるのです。

実際に物事に取り組む前に目標とスケジュールを決め、意識も明確にした上で実行に移します。

ある程度自信も持っていますし、必ず目標を実現できるという強い意思や、ある意味では楽観的な部分も合わせ持っています。

必要なときには類稀なる決断力も発揮し、絶えず自分自身に問いかけながら方向が間違っていないかを確認しつつ、無駄なくアクションを起こし続けるのです。

ひとりだけで抱え込んでワンマンで動くのではなく、信頼関係がある仲間にうまく助けを求めて作業を分散しつつ、多方面からの視点を持ちながら動くので、結果的にひとりで動くよりもより効率的に行動できるようになります。

将来の大きな夢や目標がある

ビジョナリーな人は、目標を設定して生きています。

日々のタスクはもちろんのこと、将来の大きな夢や目標を持っていて、ただなんとなく毎日を生きていたり、忙しさにかまけて自分のやりたいことをやらずに時間ばかりが過ぎていったり、というようなことをしないのです。

夢をかなえるために意欲的に動くからこそ、夢が実現していきます。

人脈が広い

ビジョナリーな人というのは、たいてい人脈が広いものです。

人脈が広いから成功し、成功したからこそさらに人脈が広がるという循環により、非常に顔が広いです。

人脈が広ければ広いほど、様々なビジネスチャンスを掴むことができます。

自分から動かなくても、良い話が集まってくるのです。

たとえば、自分の知人が新しいビジネスパートナーを探していたとします。

話題として「そうなんだ」で終わってしまうことももちろんあるでしょう。

自分の知人にその方面の業界の人がいる場合は、その人を紹介するでしょう。

複数いた場合は、より仲が良くて信頼の置ける人から紹介するものではないでしょうか。

ビジネスも結局は人対人。

人間関係がものをいいます。

信頼できる人なら紹介できますし、あのひとの紹介なら大丈夫だと思います。

あのひとがくれた話だから絶対成功させたい、とも思うでしょう。