1.昇給が早い
個人経営のお店とは、あたり前のことですがそのお店のオーナーが経営しているということです。
社長自らが商品を仕入れて販売するとか、材料を購入して商品に仕上げて販売すると言うことを行っているのです。
社長も営業マンでもあるのです。
だから、社長にしてみれば、パートだろうがアルバイトだろうが、ひとりの社員と同じ感覚で使っているのです。
働いてる人間の人数が少ないので、名前はもちろん性格も十分理解しているので、言い換えると家族のような関係になってしまうようです。
お客様の前でも平気で文句を言うし怒鳴ることもあります。
なぜなら、1人の社員としてしっかりと働いてもらわなければ、経営が成り立たなくなるからです。
だから、一生懸命働いてくれる者には優しくしてくれるし、失敗ばかり繰り返しているとすぐに首にするということもあるのです。
これも、お店の経営に直結する問題だからです。
何事も社長の独断で決めることができるところが個人経営のお店の特徴なのです。
ということは、仕事をテキパキとこなしてお店の売上upに貢献するような働き者は、優遇することもあるのです。
社長の気に入られると、「おまえの時給を来週からupしよう」などと設定してしまうのです。
社長が自ら発言するのですから、誰も文句は言えないのです。
ともかく、社長に気に入られるとすぐに昇給できることもあるようです。
店長が自由に時給を決められるところが多い
個人経営のお店では、社長の片腕と言われるような店長がいるところも珍しくありません。
会社で言うと仕入から製造や営業、さらに総務から経理まで社長の代わりに仕事をしているのです。
そんな片腕の人材は、キャリアが長くて全面的に社長の信頼を得ている人や社長の親族の場合も多いのです。
そのお店を任されているようで、店長という肩書が多いようです。
そんな場合には、店長がパートやアルバイトに仕事の段取りなどの細かい指示も出すのです。
作業についての細かなマニュアルなんてほとんどありません。
マンツーマンで手取り足取りの指導を受けることになります。
教育係などあるはずがなく、何かおかしなことをやっているとすっ飛んできて、直接指示をするのです。
新人の場合には、初めは丁寧に指導しますが、それも最初の内だけで、すぐに突き放されてしまいます。
後はお前が考えて行動しろという様な雰囲気なのです。
やる気がある人にとっては、自分でいろいろと考えて行動することができるので、やりがいを見つける人も多いようです。
その時に、大きな失敗をしてしまうと「ばか野郎!」と怒鳴られて何かのペナルティーを課せられることになります。
間違えばすぐに直接怒鳴られるので、分かりやすくて納得できるようです。
そこで、今度は褒められるようにしようと頑張るのです。
お店にとって評判が良くなったりお客様が増えるような活躍をした者には、すぐに直接褒めてくれることもあります。
こんな状態が続くと、売上に多大に貢献したということで、臨時にボーナスをくれたりすることもあるのです。
このように、しっかりと働いて経営に貢献した人には、たとえアルバイトでも時給を上げてくれるのです。
このように、店長が独断でアルバイトの時給を決めることもできる場合があるのです。
アルバイトを募集する時にも、店長が時給を決めて情報誌に載せるようです。
細かい規定がないことも
仕事の仕方についての細かいマニュアルはほとんど用意されてはいません。
店長やリーダーから、こういう風にやるんだと指導を受けるのです。
大手の会社のように、従業員の就業規則というものは完備されていません。
従って、給与規定や退職規定などの細かい規定がないところも多いようです。