そんな時には、社長の家族とも顔なじみになってしまって、アルバイトでも家族ぐるみの付き合いをすることもあるのです。
個人経営のお店で働くと、家族ぐるみで仲良くなれます。
親身になってくれる
アルバイトの最中に、腰がだるくなったり肩が痛くなったりしてそれを訴えると、みんなが親身になって心配してくれます。
微熱が出て頭が痛いと言うと、頭痛薬を持ってきてくれたり、大丈夫かと声をかけてくれることもあります。
アルバイトも身内同然なので、何かあってもすぐに相談に乗ってくれたり、親身になって気を使ってくれるのがいいところです。
従業員との関係性が深い
社長から見ると、従業員もアルバイトもパートも同じひとりの社員です。
若干時給は違っていても、みんな従業員と同じだと認識しているようです。
だから、分け隔てなく接してくれます。
そんな雰囲気ですから、アルバイトも従業員との関係性が深いのです。
休憩中に雑談したりすることも多いので、お互いの家族やペットの話などもするので、お互いのことも良く知っているのです。
4.ある程度自由にさせてもらえる
個人経営のお店というのは、独特の雰囲気があります。
お店の規模にもよりますが、先ほど書いたように、長くなると家族の一員のような雰囲気になります。
細かい規則もないので、慣れてくると居心地がよくなる時もあるのです。
仕事に関して信頼されると、ある程度自由にさせてもらえるし、窮屈な縛りはないのです。
要領の良いアルバイトなら、社長や店長の目が届かないところで油を売ったり、スマホで遊んでいたりする時間も作れるようです。
融通が利きやすい
お店にもよりますが、ある程度自由にさせてもらえるなら自分で融通を利かせることもできるはずです。
そのお店が極少人数で経営しているようなところでは、休みをもらおうとしても代わりの人がいないことが分かると、なんだか休ませてくれとは言い出しにくくて、気の小さい人ならそのままズルズルと働いてしまうことにもなるようです。
ともかく、社長や店長と気が合わない場合には、小さな個人経営のお店では気を抜くところがないのです。
社長の機嫌が良い時や優しい店長なら、いろいろと要望を理解してくれるので、そんな環境なら融通も利きやすいでしょう。
5.スピード感がある仕事ができる
個人経営のお店で働くと、小さなお店では社長以下ほの全員が集まる時も多いです。
意思決定は社長自ら行いますので、問題が起こったり予定を変更する時などは、即断即決になります。
アルバイトから何かを提案すると、それの真偽について確認するや否や、事業にとってプラスになると判断するとすぐに実行することとなるのです。
そして、アルバイトを捕まえても、「おまえはこれをやれ!」「おまえはすぐにあそこに行って了解を取りつけて来い」などと的確に指示するのです。
指示されたアルバイトも、言われたことをキッチリとやり遂げると、また次の指示を待つという状態になって、一致団結して対応することができるのです。
身近で意思決定が行われる
アルバイトでもパートでも社員でも、会社にとって前向きな提案をする人には、社長は真摯に向き合います。
独特の勘が働き、「これはいい提案だ。私も常々そう思っていたんだ」などと呟くと、取引先の社長に目の前で電話するなり「よし、話が着いたので、本気で進めるぞ!」などと号令をかけて仕事の分担を決めて指示するのです。
個人経営の社長は決断すると素早いので、アルバイトの目の前でも取引先とすぐ交渉して決めます。
個人経営では、身近で意思決定が行われるのです。
6.身だしなみがゆるい
個人経営のお店の場合は、緩いところが多いようです。
場合によっては、勤務シフトをアルバイト側に任せたり、接客マニュアルや身だしなみについても、キッチリとした規程もなく、ある程度は個人に任せるという感じが多いようです。
このような個人経営のお店は、フレンドリーなところが受けているところもあって、通ってくるお客さんもそこのところはあまり気にしないような人が多いのです。
きちっとしたお店でなければ嫌だというような人は、二度と来ないかもしれません。
さすがに頭はボサボサでロングの髪で、無精ひげを伸ばしたような身だしなみでは注意されますが、一応ユニホームらしきものも貸与されるので、それを着用していればOKのようです。