すると、個人経営のお店はたちどころに経営が行き詰ってしまうことにもなるのです。
中には、急に夜逃げしたリ閉店してしまうこともあります。
従業員やアルバイトも、全くの寝耳に水の状態で給料ももらえずに泣き寝入りの状態になってしまうのです。
爆発的に人気が出てお店が儲かると、時給もすぐに上げてくれるのですが、逆の場合もあります。
ずっと働ける保証はない
個人経営のお店は、つぶれても保障はありません。
商売が順調に進んで、お店も拡大して行くときは良いのですが、いつ何時景気が悪くなってお店が傾くかも知れません。
TVでも、老舗の料亭が食材の使い回しをしていたことが分かるや否や、しばらくして閉店してしまったことは記憶にあると思います。
そのようにずっと働けるという保障はありません。
3.予定よりも稼げない
個人経営のお店でアルバイトとして働き出して、予想と違っていたと反省することもあります。
きちんとしたマニュアルがないことが多いので、何かにつけて曖昧なことが多いのです。
勤務時間もよく変更になります。
自分の行動計画を立てていても、すぐに変更になってしまうことで気分を害することもあります。
しっかりと働いてきて給料を楽しみにしていたのに、急に閉店することになって全額もらえないこともあります。
中には、夜逃げ同然でどこに行ったか分からなくなることもあるようです。
給料の計算間違いもありますし、時給が違っていた(約束よりも下がっていた)こともあります。
アルバイト代は手渡しの場合もあり、ちょっと自分の用事でアルバイトを休むと、しばらく給料を貰えなくて困ってしまうこともあります。
お店の臨時休業もあったりして、予定の日数を出勤できずに給料が下がってしまうこともあります。
このように、予定よりも稼げないこともあることは頭に入れておくといいでしょう。
急にお休みになることも
社長の親族の不幸があったりすると、急遽お店を休むことがあります。
アルバイト全員にも知らせる間もなかったりして、出勤してから臨時休業であることを知る場合もあるのです。
個人経営のお店では、お得意様とも家族ぐるみでお付き合いしているケースもあり、何かの事情でお店を休業することに抵抗はないようです。
前もって分かっていればよいのですが、急に明日はお休みにすると言われてもどうしようもなく、一日を棒に振ることになります。
4.急な呼び出し
お店が急に休むことがあるように、従業員も急に休むこともあります。
繁忙期であれば人手が足りなくなってしまいます。
社長の家族総出でも足りないと、休みのアルバイトにも急遽呼び出しがかかることがあります。
お休みした従業員の代わりに入ることも
たいがいは、急にお休みした従業員の代わりに入れるためです。
個人経営のお店では、アルバイトも従業員もどちらも同じなのです。
こちらも、よほどの用事がない限りお店の意向に従うようにするのです。
万一社長や店長とのコミュニケーションが悪くなると、その後の仕事がやりづらくなってしまいます。
5.マニュアルがないことが多い
個人経営のお店の社長というのは、幼いころからこの仕事に従事してきたたたき上げの職人気質の人が多いようです。
最近のお店では、若者が起業して活動している比較的若い社長も多いのですが、このような若い社長とは違って、インターネットを駆使するレベルではない人も多いのです。
となると、まともなマニュアルを作るまでもなく口頭で指導するタイプが多く、その場で直接指導するのです。
仕事は見て覚えるという感覚のところも
気が利いた先輩がいると、実際の行動パターンを教えてくれる時もありますが、自分で見て覚えろというところもあります。