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「おはようございます」のビジネスで...(続き6)

むしろ計り知れない感激と喜びをもってその後のビジネスにいい意味で進展が期待できるでしょう。

ビジネスの話はこのようにどこに転がっているか分かりません。

それならば初めて会う人は勿論、2度目の出会いをよりインパクトあるものにするためにも「挨拶」というものをしっかりと行いたいものです。

そのためにも、状況に応じて挨拶を変化させる、という意識をしっかり持っていただきたいものですね。

3.臨機応変に言葉を添える

ビジネスシーンの挨拶で大切なことの3つ目は「臨機応変に言葉を添える」です。

「お変わりございませんか?」「先日は素晴らしいお席にご招待いただきまして誠にありがとうございました。

」など、社交辞令と取られてもいいですから、臨機応変な言葉遣いで巧みに挨拶の言葉の中にそれらを盛り込んで、場の雰囲気を盛り上げましょう。

しかしながら、当然気をつけていただきたいのは、主役はあくまで「顧客」です。

決してあなたが勝手に盛り上がってある事ない事、ベラベラ喋ってはいけません。

ビジネスにおける挨拶はマナーを守る以前に「センス」というものが問われます。

何も流暢に流れるような美辞麗句を言う必要もありませんが、場の雰囲気を壊さずに逆に盛り上げるようなウイットに富んだジョークを飛ばしながら行なえる挨拶が出来たら、もうこれ以上は何もいらないでしょうね。

4.常に丁寧な印象を与えられるように意識する

ビジネスシーンの挨拶で大切なことの4つ目は「常に丁寧な印象を与えられるように意識する」です。

あなたが挨拶を行おうと思っている場所はビジネスの最前線の場です。

当然ながらそのような場には、社長や経営者クラスが揃っているかもしれません。

取引先の重要なポストの方もいらっしゃるかもしれません。

そんな緊張するような場で、あなたは挨拶を皮切りにして最高のパフォーマンスを発揮しなければならないのです。

だからこそ、相手の人に好印象を持ってもらうために全ての動作、対応を常に丁寧にし好印象を持ってもらえるようにしなければなりません。

言葉遣い、身のこなし、姿勢、歩き方、笑顔などありとあらゆる方面に気を配ってその場を乗り切っていかなければならないのです。

そういった場数を踏んでいくことによってあなたのビジネスセンスは間違いなく磨かれていくでしょう。

そしてその糸口となるのが「挨拶」である事を重々、熟知していってくださいね。

毎日使う言葉!正しく使おう

如何だったでしょうか?今回は「おはようございます」という定番中の挨拶言葉について詳しく見て参りました。

ではもう一度、その概略を振り返っておきますと、

・「おはようございます」は何時までOK?
・「こんにちは」のビジネスでの使い方
・「おはようございます」のメールでの使い方
・ビジネスシーンの挨拶で大切なこと

という事になっていました。

さて、「おはようございます」という挨拶言葉、出来たら正しく使いたいところですが、業界によっては1日24時間、ずっとこの「おはようございます」を挨拶言葉として使い続けている不思議な業界がありますね。

それは多くの少年、少女が憧れる世界・芸能界です。

芸能界ではどういうわけか、朝に会っても昼に会っても夜に会ってもみな「おはようございます」が定番の挨拶言葉となっています。

恐らく芸能界というところは「定時」という観念がないからそうなっているのかもしれませんね。

つまり「労働基準法」の及ばない世界だから挨拶言葉も世間一般の常識とは大きくかけ離れている、という事が言えそうです。

でもまあ、それは仕方ない事でしょう。

芸能の仕事というのは「無」から「有」を創造していく仕事。

作品と呼ばれるものを作り出すためには夕方の5時になったからといって定時退勤するわけにはいかない事は容易に判断できます。

なにせ一昔前の監督は気に入ったカットが出来るまで何回でも何十回でも撮り直しをやっていたようですからね。

そうなれば必然的に何時に撮影が終わるのか誰にも分かりません。