時にはスタートに戻るということも必要なのです。
新しい物との掛け合わせ
古いアイディアについて考えるときには、新しいものと掛け合わせることを考えてみてはどうでしょうか。
古いアイディアの焼き直しというだけでは芸がありませんし、それは新しいアイディアを生み出しているのではないですよね。
古いアイディアをきちんと見つめ直したら、それを新しいものに駆け合わせると何が起こるのかということを考えてみましょう。
古いアイディアを違う角度から見て、違うものを追加すると、全くの新しいものになるかもしれません。
新しいアイディアが出てこないのは、とっかかりを見つけることができていないからということもできます。
古いアイディアをスタートポイントとして、色々な角度から見つめ直してみてください。
新しい何かのヒントになることも
古いアイディアを見つめ直すというのは、新しい何かのヒントになるということもあります。
新しい何かが必ずしもゼロのところから生み出されるわけではありません。
古いアイディアを思いついた自分の思考を追ってみると、違うところに分岐できるということがあるでしょう。
アイディアの芽は、新しく生まれる必要がありません。
既にそこにあるアイディアの木の違う枝を育ててみると良いのです。
新しい何かを生み出すためのヒントが生まれそうだったら、そこからどんどん新しいものを生み出してみましょう。
白紙状態から何かを考えるよりは、新しいアイディアが浮かびやすい状態になるはずです。
6.視点を変える
新しいアイディアを生み出したい時には、視点を変えるということも大切です。
人間は自分の視点でしかものを見ることはできませんが、それでは頭が凝り固まった状態になってしまいます。
違う誰かの視点で世界を見ることで、今までとは違った発見をすることもできるでしょう。
視点を固いと思っているときには、自分がアイディアを届けたい相手のことを思い浮かべると良いのではないでしょうか。
また、自分自身を違った角度から眺めることで、新しい発見をすることもできるかもしれません。
新しい発見は新しいアイディアへと繋がっていきます。
既に何の発見もなくなってしまった「自分」の枠を超えることも時にはとても大切なのです。
ユーザーの立場で
新しい視点を自分の中に取り入れるのであれば、ユーザーの立場に立ってみるということが必要です。
作っている側と使っている側では、見ている世界が全く違うということもあります。
自分たちにとっては何が起こっているのか分かるようなことが、ユーザーには意味不明ということもあるのです。
それらの視点を取り入れなければ、何が必要とされていて、何が必要とされていないか分からないでしょう。
必要とされている部分が分かれば、新しいアイディアを底から生み出すことができます。
一度、自分が自分のアイディアを評価する側に立って世界を見てみてください。
客観視して分析する
客観視して分析するということも必要です。
自分は普段どのように生きているのか、どのような生き方をしているのか、どのような考え方をしているのかというところを、自分の外から見てみるのです。
客観視することで、普段自分が当たり前のようにしていることが、実は他の人にとっては当たり前ではないということもあるでしょう。
それらを新しいアイディアの芽としてあげるのです。
7.瞑想する
迷走するというのも新しいアイディアを生み出すためには良いかもしれませんね。
瞑想と言うと宗教的でスピリチュアルなイメージになるかもしれませんが、一度頭の中を空っぽにしてしまえば、また新しく色々なものを入れることができるでしょう。
色々なしがらみにとらわれている状態では、新鮮なものを生み出すのは困難です。