人間はとてもクリエイティブな生き物です。
決められた世界の中で決められた毎日を送っているだけという人は少なく、新しいものやアイディアを求められるということは珍しくありません。
自分らしい独創的なアイディアを生み出すことで社会に貢献している人もいますし、そうしたアイディアを出すことができれば、きちんと自分を評価してもらうことができるというのは確かでしょう。
ですが、アイディアは、出そうと思ってすぐに出てくる者ではありません。
地道に努力を続ければ継続的に出すことができるというものでもないので、だからこそ、クリエイティブな仕事をすることは難しいのです。
自分の中から、他の誰もが考えないようなアイディアを出さなければいけないので、それは確かに難しいですよね。
それでも、アイディアを求められたのなら、独創的なものを出さなければいけません。
それでは、全くアイディアが出てこないというときにはどうしたら良いのでしょうか。
アイディアを出すために何か良い方法はあるのでしょうか。
ここでは、アイディアの出し方や、発送方法について見てみることにしましょう。
新しい良いアイディアが思い浮かばないという方は、ぜひ以下のような方法を実践してみてください。
アイディアが出ない時の8個の発想法の裏技!
アイディアがどうしても出ない!と思ったときには、なかなかそこから抜け出すことができないという人も多いでしょう。
アイディアは無尽蔵に出てくる者ではありません。
例え、楽しいと思って始めた仕事であったとしても、アイディアが出なくなってしまうということもあるのです。
一度アイディアが出ないと思ってしまったときには、これはもうどうしようもありません。
アイディアが出ないとなると、そこで思考が止まってしまうため、なかなか新しいアイディアを生み出すことができなくなるのです。
そんなときには、どうすれば良いのでしょうか。
アイディアをどうしても生み出すことができない、けれどアイディアが必要であるというときに使える8個の発想方法についてここではご紹介します。
ぜひ自分に合ったものを見つけて、何も思い浮かばないときでもアイディアを出すことができるようになってくださいね。
1.考え続ける
アイディアがどうしても出てこないというときに一番使えるのは、とても基本的な話ではありますが、考え続けるということです。
考えるのをやめてしまうと、そこでアイディアの元になる自分の思考は止まってしまいます。
ですが、この「考え続ける」というのも、むやみに頭を働かせていれば良いと言うわけではありません。
アイディアが出ないときには、気持ちが焦ってしまいますよね。
そんなときに頭の中で考えているのは「どうしてアイディアが出てこないんだろう」「この後はどうしたら良いのだろう」「もし何も浮かばなかった場合にはどうすれば良いのか」ということばかりです。
つまり、アイディアを出すために考えなければいけないようなことには考えが及んでおらず、自分の状況ばかりに気を取られている状態だと言えますね。
この状態を「考え続けている」状態だとは言えません。
考え続けるというのは、アイディアを出すことに対してであって、焦ってパニックになって頭が空回りしている状態を「考え続けている状態である」とは言えないのです。
仕事中はもちろん
アイディアを出すために考え続けるというのは、仕事中はもちろんです。
この時に考えるのは、アイディアを出すために施行を働かせるのが一番です。
既存のもので問題点はどこにあるのか、何を主眼にしなければいけないのかなど、頭の中を整理して考え続けることにしましょう。
もちろん、考えている間にも手を動かすことはできますので、何か単純作業くらいならできますよね。
単純作業などをしているときに頭を休ませるようなことはせずに、そのことについて考え続けるようにしてください。
仕事中に休みなくアイディアについて考えていると、少しは何か整理しきった先のことが見えてくることもあるでしょう。
与えられた時間は限られているのですから、仕事中にはとにかく頭をアイディアのために働かせ続けていなければいけません。
パニックになっている状態というのは、ある意味でアイディアためにならない無駄な時間と言えます。
そのような時間を減らして考え続けましょう。
リラックスしている時も
仕事中にアイディアについて考え続けるのはもちろん、どうして行き詰ってしまっているようなら、リラックスしているときにも考え続けるようにしましょう。
考えるのをやめると、そこで思考が止まってしまいます。
アイディアを出すためには、常にそのことで頭を一杯にして置くくらいの方が良いのです。
リラックスしているときでも、常にそのアイディアのことを頭に置いておいてください。
もちろん、仕事の時のように100%をかける必要はありませんが、アイディアを出さなければいけないということを忘れてはいけないのです。
しっかりとリラックスしているときにも頭を今の悩みに晒していることで、何か良いアイディアへの糸口がつかめるかもしれません。
常にアンテナをはりヒントを探し続ける
頭を常にフル稼働しているという状態の良いところは、常にアンテナを張り続けている状態にあるということです。
アイディアというのは、自分の頭の中で思いつくものではありますが、だからと言ってゼロからすべてを生み出すのは難しい話でもあります。
何か他のところからアイディアの芽をもらうことで生まれてくる良いアイディアもあります。
常にアイディアのことを考えていると、自分の中の感覚が研ぎ澄まされた状態にあるということでもあります。
何か良いものがないかと考え続けていることで、普段は見逃してしまうようなアイディアの芽を掴むことができるのです。
常に自分の周りにアンテナを張り続けるためには、頭の中でアイディアを考えていなければいけません。
考え続けるというだけでは神経が磨り減るだけのように思えるかもしれませんが、自分の周囲へのセンサーが張り詰められた状態にあるということが考え続けていることの利点だと言えるでしょう。
2.習慣化されている事をする時がチャンス
習慣化されていることをするときは、実はアイディアを出すとても大切な時期です。
日常生活の中で毎日する上に大切なことではあるのだけど、特に頭を使う必要がない行動がありますよね。
ほとんど自動化してしまっているような習慣です。
これを行うときには、実はアイディアが出やすい状態にあるのです。
時折、こうした日常の生活の中でアイディアが生まれて驚くことがあるかと思いますが、アイディアを出そうとしているときには、それを意図的に使うことにしましょう。
行き詰っているからこそ、日常生活を犠牲にするのではなく、普段習慣でしているようなことをきちんとするのです。
その間もきちんと考え続けはしますが、ずっと机の前で悩んでいるのではなく、何かをしながらというのがアイディアを出すにはとても良い状態になってくれるのです。
左脳が休んでいる
習慣化していることをしているときにアイディアが出やすいのは、左の脳がアイディアを却下しない状態にあるからです。
クリエイティブなことというのは、基本的には右脳で出てきます。
左脳がつかさどっているのは理性であり、論理です。
右脳で考えているようなことは、無意識には左脳で却下されてしまっている状態なのです。
意識の層に表面化することはありません。
ですが、左脳をいっぱいの状態にしていると、右脳で考えていることがそのまま意識化しますよね。
これがアイディアに繋がっていくのです。
習慣化しているようなことというのは、左脳でのコントロールです。
自分では自動化して行っているように思えても、実は左脳がきちんと働いてくれているからこそ、行動することができています。
その状態にしておいて右脳でアイディアを考えると、きちんと意識化してくれるので、粗削りではあってもアイディアがひらめく状態になってくれるのです。
トイレ、お風呂、歯磨き等
日常生活の中で自動化しているようなことと言えば、トイレやお風呂、歯磨きの時などです。
女性などではスキンケアをしているときなどもそうかもしれません。
特に何かを考えなければいけないことではあるのですが、身体は働いている状態ということですね。
お風呂の中でシャワーを浴びているときなどは、特に良いかもしれません。
比較的長い間安定して身体を動かしている状態ですから、その間にアイディアのことを考えることができます。
そう言うときにこそ、アイディアが浮かびやすい状態にあるのです。
もし行き詰ってしまうようなことがあったのなら、一度席を離れてお風呂やトイレ、歯磨きなどをすると良いかもしれませんね。
料理が得意な方は、そう言ったことをしてみても良いかもしれません。
メモを持ち歩くか、近くに置いておくこと
日常の生活の中でアイディアが思い浮かんでくれるのは良いのですが、それをいつまでも覚えているのは難しいかもしれません。
何せ、右脳で考えたことがそのまま出てきているのだとすれば、アイディアの芽はとても粗削りです。
そのまま採用することはできないというようなものも生まれてしまうでしょう。
そんなときには、きちんとメモを持ち歩くか、近くにおいておくのが良いのではないでしょうか。
理性的に考えると無理そうなことであったとしても、洗練させれば良いアイディアになるかもしれません。
メモを持ち歩いて自分で考えたことをきちんと書き留めておいてください。
一つでは全く使えないかもしれないことも、いくつか組み合わせると一つの良いアイディアになる可能性もありますので、とにかくすぐに捨ててしまわないで、何らかの形でこの世界に留めておけるようにしましょう。
3.違う刺激を与える
どうしてもアイディアが生まれないときには、自分の周りの世界の中にはアイディアの芽が潜んでいないということになるのかもしれません。
普段から色々なアイディアを出さなければいけない人は、既に日常生活の中の目を使い切ってしまっているということになるかもしれませんね。
そのような状態に陥ってしまっている人は、何か違う刺激を与えるということが大切です。
自分を違う状態に置きながら考えることで、新しいアイディアの芽と出会うことができるかもしれません。
身体を動かす
自分に違う刺激を与える方法の一つとしては、身体を動かすことが挙げられるでしょう。
自分の身体を動かすと言うことは、自分の体の状態をいつもとは変えるということです。
周囲の環境が変わらなくても、自分の状態が変われば見えてくる世界も変わるでしょう。
そんなときにこそ、アイディアが生まれてくれるかもしれないのです。
場所を変える
アイディアを考える場所を変えるというのも良いですね。
普段は自分の部屋の中で考えているという人は、リビングに場所を変えるというだけで全く違うアイディアが出てくるということもありますよ。
さらに場所を変えるのなら、近くのカフェに移動してみましょう。
近場のカフェでアイディアを考え始めると、最初は集中することができないかもしれませんが、次第に、新しい刺激に触れているということが実感されるかと思います。
これがアイディアを見つけ出す糸口となってくれるのです。
旅に出る
旅に出るというのはとても良い方法ですよね。
旅に出ると、普段の生活では絶対に出会うことができないような景色に出会うことができます。
五感のすべてが新鮮な刺激に満ちている場所に行くことができるので、ここにはアイディアの芽がたくさん溢れている状態だと言えるでしょう。
そこで見た景色はもちろんのこと、旅先で見つけた“誰か”の日常生活の様子が、アイディアの芽の一つになってくれるかもしれません。
もちろん、アイディアを見つけるために海外にまで行く必要はありません。
時間がないのなら、日帰りの旅でも構わないのです。
とにかく、普段の生活の中では足を踏み入れないような場所を選んで旅に出てみると良いでしょう。
非日常を体験する
非日常を体験するというのも良いですね。
自分の生活の中では刺激されることのない場所を刺激されるので、それでアイディアが浮かぶこともあるかもしれません。
これには旅もありますが、体験型のレクレーションなどが良いのではないでしょうか。
サイエンス系のレクリエーションでも良いですし、お化け屋敷などでも良いかもしれません。
自分の周囲にある自然の中に入ってみるのでも良いかもしれません。
とにかく、自分の普段の生活では触れないような新しいことを思い切って経験することで、普段の生活の中にとらわれていた自分を解放することができるのです。
これがアイディアのきっかけとなるでしょう。
4.目標を高くしない
良いアイディアを思いつこうと意気込んでいる、それこそがいけないと言こともありますよ。
アイディアを出そうとしているときには、目標を高く設定してしまっているということもあるでしょう。
独創的で誰からも文句を言われないようなものを考えようとすると、全く頭が働かなくなるということもありますよね。
もしくは、いくつも小さなアイディア自体は出てきてくれているのに、それを自分自身で却下してしまっているということもあるかもしれません。
目標を高くしないで、自分の中から出てきているアイディアを全て自分で受け入れられるようにするということも大切なのです。
いいアイディアばかりを望まない
良いアイディアばかりを望んでいても、頭の中がパニックになるだけです。
良いアイディアを最初から出そうとしても、普通の人にはそれがすぐに出てくるわけではないのです。
天才ならすぐに良いアイディアが息をするかのように出てくるかもしれませんが、そんな人は世界にもそう多くありません。
普通の人が良いアイディアを出そうとするのなら、高望みしないということが一番です。
小さなところから始めてみた方が、まず自分の気持ちが楽になります。
リラックスしているときの方が、自分にプレッシャーをかけずに済みますよね。
アイディアなどクリエイティブなものは、プレッシャーがかかっているところでは、自分の中に引っ込んでしまうものなので、自分に圧力をかけないように気を付けてください。
質より量
アイディアを出そうとしているときには、質よりも量に注目することが大切です。
質というのは、後から洗練させることができるのです。
アイディアというのはたたき台のようなものなので、最初から出来上がったものを生み出すのは難しいでしょう。
とにかく何かを生み出すということが大切で、それを実際に使えるかどうかというのはその後の話になります。
生んで、育てるところまでを全て行うことが難しいというのは当たり前の話ですよ。
それくらいなら、質より量だと思って、色々なことを考えてみましょう。
自分の中にある様々なアイディアをとにかく外に出してみるのです。
稚拙なものも当然生まれるとは思いますが、それを気にしていては、良いアイディアはいつまでも生まれてこないでしょう。
ピンからキリまですべてのアイディアを、取り敢えずは認めてあげるのです。
数を求めることで良い結果に繋がることも
数を求めるということは、色々なアイディアが出てくるということでもあります。
アイディアは一つで完結しているものではありませんから、たくさんのものを出すことで、後から合体させることもできるかもしれません。
それぞれの良いところや悪いところについて考えていれば、新しいアイディアが生まれるということもあるでしょう。
最初から全てを兼ね備えたものを生み出そうとするのではなく、最初は数を求めるのです。
調子が良いときなら、最初から良いものが生まれる可能性もゼロではありません。
ですが、アイディアが出ないときにそれを自分に求めてしまっては、頭が固くなるだけですよ。
5.既にあるアイディアを見つめ直してみる
新しいアイディアを出したいと思っているときには、既にあるアイディアを見つめ直してみるというのも良いのではないでしょうか。
新しいものを一から見つけ出すというのは難しかったとしても、既にあるものを見つめ直すことは難しくないですよね。
頭の中で新しいアイディアについて考えすぎて頭が痛くなってきたら、古いものに戻ってみるということも時には大切なのです。
もし、何も思いつかないようなときには、既にあるアイディアをいくつか紙に書き出してみてください。
その中から、何ができるかということを考えるのも、新しいアイディアを生み出すことのうちに繋がるはずですよ。
時にはスタートに戻るということも必要なのです。
新しい物との掛け合わせ
古いアイディアについて考えるときには、新しいものと掛け合わせることを考えてみてはどうでしょうか。
古いアイディアの焼き直しというだけでは芸がありませんし、それは新しいアイディアを生み出しているのではないですよね。
古いアイディアをきちんと見つめ直したら、それを新しいものに駆け合わせると何が起こるのかということを考えてみましょう。
古いアイディアを違う角度から見て、違うものを追加すると、全くの新しいものになるかもしれません。
新しいアイディアが出てこないのは、とっかかりを見つけることができていないからということもできます。
古いアイディアをスタートポイントとして、色々な角度から見つめ直してみてください。
新しい何かのヒントになることも
古いアイディアを見つめ直すというのは、新しい何かのヒントになるということもあります。
新しい何かが必ずしもゼロのところから生み出されるわけではありません。
古いアイディアを思いついた自分の思考を追ってみると、違うところに分岐できるということがあるでしょう。
アイディアの芽は、新しく生まれる必要がありません。
既にそこにあるアイディアの木の違う枝を育ててみると良いのです。
新しい何かを生み出すためのヒントが生まれそうだったら、そこからどんどん新しいものを生み出してみましょう。
白紙状態から何かを考えるよりは、新しいアイディアが浮かびやすい状態になるはずです。
6.視点を変える
新しいアイディアを生み出したい時には、視点を変えるということも大切です。
人間は自分の視点でしかものを見ることはできませんが、それでは頭が凝り固まった状態になってしまいます。
違う誰かの視点で世界を見ることで、今までとは違った発見をすることもできるでしょう。
視点を固いと思っているときには、自分がアイディアを届けたい相手のことを思い浮かべると良いのではないでしょうか。
また、自分自身を違った角度から眺めることで、新しい発見をすることもできるかもしれません。
新しい発見は新しいアイディアへと繋がっていきます。
既に何の発見もなくなってしまった「自分」の枠を超えることも時にはとても大切なのです。
ユーザーの立場で
新しい視点を自分の中に取り入れるのであれば、ユーザーの立場に立ってみるということが必要です。
作っている側と使っている側では、見ている世界が全く違うということもあります。
自分たちにとっては何が起こっているのか分かるようなことが、ユーザーには意味不明ということもあるのです。
それらの視点を取り入れなければ、何が必要とされていて、何が必要とされていないか分からないでしょう。
必要とされている部分が分かれば、新しいアイディアを底から生み出すことができます。
一度、自分が自分のアイディアを評価する側に立って世界を見てみてください。
客観視して分析する
客観視して分析するということも必要です。
自分は普段どのように生きているのか、どのような生き方をしているのか、どのような考え方をしているのかというところを、自分の外から見てみるのです。
客観視することで、普段自分が当たり前のようにしていることが、実は他の人にとっては当たり前ではないということもあるでしょう。
それらを新しいアイディアの芽としてあげるのです。
7.瞑想する
迷走するというのも新しいアイディアを生み出すためには良いかもしれませんね。
瞑想と言うと宗教的でスピリチュアルなイメージになるかもしれませんが、一度頭の中を空っぽにしてしまえば、また新しく色々なものを入れることができるでしょう。
色々なしがらみにとらわれている状態では、新鮮なものを生み出すのは困難です。
自分のことを引きずり込もうとする感情的なものを自分の中から排除するために、一度瞑想も検討してみてくださいね。
ネガティブな感情に惑わされない
瞑想の良さは、ネガティブな感情に惑わされなくなるというところです。
アイディアを出すというのは、クリエイティブで前向きです。
新しい世界への気持ちがなければ、アイディアは出てくるはずがないのです。
ネガティブな感情、自分はできないという感情、自分を蔑むような感情を持っていれば、クリエイティブになれずに、頭が焦っていくだけになってしまいます。
一度、それらの感情を取り払うことも必要なのです。
8.徹底的に情報収集を行う
徹底的に情報収集を行うということも、新しいアイディアのためには必要な行動の一つだと言えるでしょう。
何も情報がないようなときには、新しいアイディアを思いつくのは難しいかもしれません。
アイディアを生み出したいと思っている関連の分野について情報収集をすれば、それに対する知識が増えます。
また、何が足りないのかというところも見えてくるでしょう。
また、その分野でそれまで生み出されてきた色々なアイディアに触れることもできます。
こうして情報収集を行うことは、新しいアイディアの芽を育てるためには絶対に必要なのです。
知らないことばかりだと、自分では新しいと思っていても、全く新しくないということだってあるでしょう。
それくらいなら、最初から徹底的に知識を頭に入れて、自分の中で使える情報源を増やしておくのです。
そうすることで、様々なアイディアが育ちやすい状態になるでしょう。
資料を集める
徹底的に情報収集をするのなら、資料を集めるところから始めましょう。
現代は情報社会ですから、インターネットを見れば様々な情報が簡単に手に入ります。
また、読書をすれば、書物になっている情報もプラスすることができますよね。
情報が全く手に入らないという社会ではないのですから、まずは自分の手に入る範囲で、できる限りの資料を集めて読み込んでみましょう。
得られた知識の整理
得られた知識は、きちんと整理されていなければ使うことができません。
読み込んで自分の中に入った知識は、きちんと分類して分かりやすく整理しておきましょう。
得られた知識がきちんと整理されていなければ、混乱してしまいます。
きちんと知識の整理をすると、必要な情報が何であったのかスルスルと出すことができるでしょう。
また、関連知識も一緒に出すことができるので、効率化された状態でアイディアを見つけることができますよ。
体験をどう組み合わせられるのか考える
知識を手に入れることだけが情報収集ではありません。
実際に自分が体験してみるということも必要なのです。
知識で手に入れている情報と、自分の五感で感じて、身体を使って手に入れた情報は全く質が異なります。
体験で得た情報はとても生々しく、貴重です。
この体験をどのように組み合わせればアイディアになってくれるか考えてみましょう。
体験中に不便だと思ったこと、素晴らしいと思ったことなどを組み合わせれば、自分の中のアイディアを育てることができます。
固定観念を捨てよう
いかがでしたか?
アイディアというのは、出そうと思ったときにすぐに出てくるものではありません。
むしろ、出さなければいけないときに限って出てこないのがアイディアですよね。
出てこないときに無理にアイディアを出そうとするのは難しい話ですが、いくつかのコツを知っていれば、何もないところから生み出すよりは楽に感じるのではないでしょうか。
全く眠くないときに寝ようとしているときと同じで、アイディアは、出そうと思って頭を悩ませているとだんだんとドツボにはまってしまいます。
上述の中から良い方法を探すのはもちろんのことですが、時には違う方法を使ってアイディアを出すことも大切ですよ。
違う方法を使ってアイディアを出してみれば、普段の自分の中に救っていた固定観念の存在に気づくのではないでしょうか。
固定観念を捨ててこそ、新しいものを生み出すエネルギーが生まれてくれるのです。
色々な方法を使って固くなってしまった頭をほぐし、新しくて独創的なアイディアを生み出すことができるように工夫してみましょう。