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反抗期の子供との上手な付き合い方【...(続き6)

反抗期の子供との上手な付き合い方

反抗期の子供とうまく付き合っていく方法はあるのでしょうか。

一時的なこととは言え、反抗的な態度を取られては、親としても心中穏やかではないでしょう。

自分が思春期だったころのことを思い出して、あまり干渉しないで適度な距離を取りながら、子供はひとりの独立した別個の人間であることを念頭において良い意味で放置してあげるようにしていけるとよいですね。

叱りすぎない

親の目からみると、子供の行動は気になるものです。

やることなすこと気になってしまい、ついつい必要以上に叱ってしまうこともあるでしょう。

なにか失敗して、失敗したことを自覚している子供に対してくどくどと叱ってしまうと、本当は反省していたのにだんだんと子供の方もいらいらして、反抗的な態度をとるようになります。

謝ろうとしていたのにうざいから謝りたくなくなって、「うるせえよ!」なんて心にもにないことを言ってくるかもしれません。

お互いのためにしつこく度を過ぎて叱らないようにするのが良いです。

自分の理想を押し付けない

繰り返しになりますが、子供は親の所有物ではありません。

自分の理想を押し付けてはいけないのです。

親の理想が子供の理想とイコールであるとは限りません。

親とは別のひとりの人間なのですから、親とは違う考えや夢を持ち、理想を持っています。

たまたま親と同じ夢を抱くケースももちろんありますが、それを押し付けてはいけません。

特に自分が果たしたかったのに果たせなかった夢を子供に代わりに果たさせようとして、無理強いしては絶対に駄目です。

親が弁護士になりたかったのに、子供が生まれたから夢を諦めてしまったとしても、それは子供の『せい』ではありません。

子供には法学部へ行って将来へ弁護士になってほしい。

だから受験勉強を頑張ってほしい。

恋愛や趣味などにうつつを抜かしている暇はないはずだ、なんて考えるのは、親のエゴでしかありません。

子供は親の夢を果たすための道具ではありませんし、親の夢を引き継ぐ必要はないのです。