貯金0って相当ヤバいですよね。
毎月50万円もピッタリ支出していることを示していますから、生活レベルはともかく何かあったらアウトです(骨を折るとか病気になるとか)。
月収20万円でも貯金が200万ある人の方が、思わぬ事態への対応力があります。
このように、収入の額面よりも、リスクに備えた生活ができているかが重要です。
あとは生活基盤が既に構築されている人ですかね。
マイホームのローン返済がもう完了していて、なんなら家賃収入のある物件を持っていて、銀行の利子だけでも飯が食える、みたいな、生活に困る要素のない場合。
…羨ましい。
お金の動きを把握している
ミクロ経済やマクロ経済の知識を持っている、みたいな専門的な話ではありません。
自分に関するお金の動きを把握しているかどうかです。
1年間の自分の金遣いを考えてみましょう。
毎月ぴったり同額使うでしょうか。
おそらく、年末年始はちょっと豪華な食事をしたり、親戚の子にお年玉を配るので支出が増えますよね。
恋人がいればクリスマスやバレンタイン、誕生日などの支出がありますし、春は新入社員に食事を奢ったり、夏季休暇は帰省や旅行でまた支出が増えることでしょう。
このように、予測できる支出の増加を見込んで計画できるかが、自分のお金の動きを把握しているか否かの境目です。
使い方が上手い
収入が10万円台でも家賃まで支払って十分に暮らせる人っているじゃないですか。
こういう人は使い方がめちゃくちゃ上手なんですよね。
周囲からすれば「もっと稼いだ方がいいよ!」なんて言われるでしょうけど、本人にとっては事足りています。
だから何も困らない。
多くの人は収入に合わせて生活していますが、このタイプは生活に合わせて稼いでいます。
一見同じに見えても全く別物。
収入に合わせて生活する人は、自分が最低限どれだけあれば生活できるのか分かっていませんから、収入が高くなればなるほど無意識に贅沢をしがちです。
一方、生活に合わせて稼ぐ人は自分が最低限必要なものを心得ているため、それ以外を過剰な出費と見なすことができます。
そのため、仕事に躍起になる必要もなく、プライベートに時間を割くこともできるでしょう。
ある意味一番無駄のない生き方です。
安定した収入がある
最強なのはこのタイプ。
無意識の贅沢を重ねても一定程度まで耐えうる安定収入の持ち主です。
それも、未来永劫約束された収入を指します。
どれだけお金を稼いでも、多くの場合、それが約束されているかはわかりません。
年収が1000万円あろうと1億円あろうと、次の年の年収が0になる可能性があれば、本当にそうなったが最後、税金で滅びてしまうでしょう。
この不安が付きまとわない収入…石油王とか、大地主、税金のかからない億円単位の宝くじの当選あたりですかね。
自力で獲得するのは難しい世界でもあります。
精神的に安定する人の特徴
精神的安定は、先述の通り生まれ持った底抜けのポジティブ人間などを指すのではなく、ネガティブとポジティブの均衡が保たれていて、感情の乱高下がないことを意味しています。
内心もそうであるか、見せかけだけそうであるかによって、本当に精神が安定しているかどうかが分かれます。
自分をコントロールできる
誰もが出来ているつもりで出来ていないものです。
年齢が上がるにつれ、怒りを露わにしないことくらいは出来るようになっても、怒りさえしないというのは難しいですからね。