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安定している人の14個の特徴(続き3)

もっと平たく言えば、大人ぶるのは子供でもできるけど、大人になるのは大人でも難しいということ。

精神的に安定している人は、感情のブレとは瞬時に自分を引き離して、客観的な立場で物事を捉えるコントロール力があります。

たとえば仕事でミスをして、めちゃくちゃ落ち込んで何も手につかない状態なら不安定、瞬時に「なぜミスをしてしまったのか」の分析を始めるなら安定しているということです。

タフ

タフ(tough)は直訳すると「頑丈」です。

精神的にタフといえば、安定以上に全く脆さがない感じ。

これは強がっている状態とは違って、むしろ受け流しスキルがめちゃくちゃ高い人によくみられる傾向です。

タフに見せたいだけの人は「お前って意外とバカだよなー!」と言われると、いかに自分が賢いかを懇切丁寧に論じ始めます。

一方、本当にタフな人は「そうなんだよなー!」と返答することができます。

受け止めるべきことと、そうでないことの線引きが上手。

たとえ物事に失敗しても、建設的な批判は受け止め、改善策に活かしつつ、単なる悪口は意に介しません。

だから落ち込むほど傷ついたりしないのです。

ポジティブ

弱さを知らぬまま生きてきた底抜けにポジティブな人を見ると、それはそれで危うさを感じますが、何かしらの困難を乗り越える中でポジティブな考え方を身に着けた人は安定します。

自分の弱さと向き合ってきた結果として生み出されたポジティブさは、ネガティブな物事に遭遇しても自分の気持ちを切り替えさせてくれます。

そして、弱さを知っているからこそ、自分が潰れるまで無茶をすることなく、他者に助けを求めることができます。

これが本当に精神の安定したポジティブ人間です。

健康的な生活を送る

人を洗脳しようとする時、睡眠を奪い、食事を与えない方法(拷問)がとられます。

その上で、まるで救いのように、それを与えてやるのです。

正常な判断力ができない状態にしてから手を差し伸べると、拷問された人は思わずその手を掴んでしまうという心理を利用しています。

つまり、人の精神をぶっ壊すには、まず身体をぶっ壊すのが手っ取り早いわけです。

さて、問題なのは自らこの拷問を課してしまう人たち。

睡眠も食事もとらない状況が続くと、地獄のような気持ちのあと、ふいにハイテンションになってしまう時が訪れます。

情緒不安定もいいところです。

精神的に安定している人の基礎には必ず健康があります。

健康がズタボロなのに精神的に安定しているように見せられる人は、心が強いのではなく心に蓋をする力が強いのです。

メリハリをつけられる

最たる例は仕事とプライベートを完全に分けている人。

これ、めちゃくちゃ難しくないですか?精神的にはめちゃくちゃ引きずりますよね。

仕事で嫌なことがあれば家にいても考えてしまうし、家で問題があれば仕事中も集中力が散漫になったりします。

その点、理不尽な上司の気まぐれな説教を「面倒くせーなー」と思いながら受け流しつつ、説教が済んだら「はぁー!終わった終わった!さーて仕事しよ」と切り替えられるような人は精神の安定感がハンパないです。

説教が理不尽なものだとわかっているから悩みすらしません。

再び説教タイムに突入しても「出たなー!」と思うくらいで「また説教された」「いい加減やめてよ」などと思うこともないのです。

バランスが取れてる

ネガティブとポジティブだけでなく価値観からバランスがとれている人は精神的に安定する傾向にあります。

よく問われる「お金か愛か」みたいな話になっても「どっちの意見もよくわかる」と中立的な意見を示すのが特徴です。

これは自分の意見を持っていないということではなくて、偏った価値観を持たないようにしている、というのが近いでしょう。

個人ごとに意見が違うこともよくわかっているし、どちらかを一方的に批判したりはしません。

そのため、敵となる人物もおらず、マイナスな感情をぶつけられる機会も少ないので安定を保ちやすくなっています。