よくあちこちで騒ぐため、うまくいっていないことだけは、よくわかります。
その割には、予定表はしっかり埋まっています。
期限や期間を設定するのだけは、好きなのです。
うまくいかなかったときの備えにもなります。
手ごろな言い訳として、とても役に立つからです。
心に余裕がない
せわしない人は、たいていの場合、物事の全体を俯瞰することができません。
自分の周辺で起きることをハンドリングするだけで、精一杯だからです。
他人に関心を向ける余裕はないのでしょう。
こうした余裕のなさは、その人の印象に大きな影響を与えています。
もちろん本人も周囲からの関心を引くことはありません。
注目されるのは、そのせわしなさくらいです。
効率が悪い
せわしない人の特徴として、物事の優先順位を付けられないことが挙げられます。
しっかりした考えはなく、とりあえず体が動いているというだけのことが多いものです。
そのため目標はたとえあったとしても、いつまでたっても達成されることはありません。
些末なことにこだわっているだけ、ということがまた非常に多いからです。
合理的に動くことができない、エネルギー効率が悪い人ということができます。
頼まれることが少なくなる
せわしない人は、身体こそ動いているものの、物事をスムーズに運ぶことができません。
遅くても着実にこなせられれば、まだ救いはあるのですが。
それすらできない姿を見せてしまうと、ものを頼まれることは、次第になくなっていきます。
だいたい組織において、上司と呼ばれる人たちは、みなせっかちなものです。
実力を評価されて昇進した人は、例外なく仕事の処理が速く、部下にも迅速な反応を求めます。
入社したばかりの若手社員には、上司とは、みな何とせっかちなのか、と映ることでしょう。
デキる上司ほど、内容のない部下見抜き、いやがります。
すぐに新しい仕事を任されるようなことはなくなってしまいます。
せわしない人の上司との関係は、命令と言い訳ばかりの、非常にギスギスしたものになってしまうでしょう。
無駄口が多い
せわしない人は、手より口のほうがよく動いていることがよくあります。
店員が一箇所にたむろして、無駄口をたたいている大型小売店を見かけた人は、きっとたくさんいるでしょう。
彼らは、指示や叱責が飛んでくると、あわてて動き出します。
せわしない人は、無駄が多く、効率的には動けません。
このように集団の効率を下げる働きの、中心を成していることが多いものです。
動揺したり、イライラする事が多い
せわしない人は、基本的に不安定な人と言ってよいでしょう。
自信を持って仕事や私生活に臨んでいるわけではありません。
むしろやっとのことでそれらを維持している、というのが実情で’しょう。
揺さぶられれば、簡単にぐらつきます。
するどい指摘など受けようものなら、反発する勇気もありません。