①仮眠する。
②ゆっくり深呼吸する。
③タスクリストには一つずつ取り組む。
④ホワイトノイズを利用する、と出ています。
ホワイトノイズとは、雨や風、川のせせらぎなどのことで、これらは脳にとって音の持つ意味を判別しずらいため、脳が不要な活動をせず、集中しやすくなる、ということです。
しかしこれなら集中力に限らず、たいていのシチュエーションにも当てはまりそうですね。
医者のいうことは、どこでもいつも同じような気もしますが。
計画性がない
せわしない人は、毎日が手一杯で、長期的な展望は持っていません。
そこまで頭が回らないのでしょう。
これまで、予定は与えられるもので、自分から作るものではなかったからです。
したがって予定を作るスケジューリングの能力は、いつまでたっても欠いたままです。
ビジネスの基本である、Plan(計画)Do(実行)See(評価)の繰り返しも身に付きません。
これはビジネスマンとしては、致命的ともいってもよい欠点です。
後先のことを考えない
せわしない人は、目の前のことをこなすのが精いっぱいです。
いつもアップアップの酸欠状態が続いています。
計画性もなければ、優先順位もありません。
後先を考えずに、ただ動いているだけ、という印象は払拭できません。
実際に価値の高い仕事をしているのでしょうか。
まず自分のやっていることを、周囲に説明できるようにしましょう。
それができるようになれば、少なくとも現状より、合理的な行動を取れるようになります。
後先のことも、ちゃんと考えられるようになるはずです。
人の話を最後まで聞かない
せわしない人は、辛抱強さとは縁がありません。
すぐにわかった気になって、人の話を最後まで聞こうとはしません。
早合点、早とちりすることが常態になっています。
また、早合点の早忘れ、という慣用句もそのままあてはまります。
人の話には、質問するようにするとよいでしょう。
これによって理解が深まるばかりか、印象もよい方向へと急速に変わっていきます。
せわしない人はADHD(注意欠陥多動性障害)の可能性も
ADHD(attentiondeficithyperactivitydisorder)とは、注意欠如、多動性障害と訳されています。
多動性(過活動)、不注意、(注意障害)、衝動性を主な症状とする、神経発達症または行動障害と理解されています。
じっとしていなければならない、などの社会的ルールが、大きくかぶさってくる小学生くらいから急に発症するようになります。
認定されるのは症状が6カ月以上続いた場合とされます。
診断は問診によります。
生理学的に検査して判定するものではありません。
つまり、捉え方はいろいろあるわけです。
当然まだ議論は尽くされていません。
実際学齢期に発症するのは3~7%、そのうち大人になってまで症状を引きずるのは30%くらいと言われています。