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せわしない人の特徴と、忙しいように...(続き3)

意に沿わないことがあれば、ただイライラを募らせるだけです。

落ち着きのない人間の極みともいえます。

他人に頼ることが下手

せわしない人の中には、人にものを頼むことができず、抱え込んでしまうタイプもいます。

チームプレイは苦手で、リーダー経験はもちろんないに違いなく、チームの一員として達成感を得たこともないのでしょう。

人が集まっているだけで、びくびくしてしまいます。

どこへいっても敷居は高いものと感じています。

アドバイスを求めるだけでも、相当な決心を要します。

なかなか他人に頼ることはできません。

なんでも溜め込んでしまう

筆者が商社に勤務していたころ、営業の男子社員2人に対し、1人の女性アシスタントが付いていました。

筆者についていた最初の女性が結婚退社したため、翌年4月からは、短大卒の新入社員に変わりました。

営業部員は、契約書を作ってアシスタントに渡すと、後は何も関知しません。

アシスタントの仕事内容を指導することはなかったのです。

営業マンは出張ばかりですから、実際に指導するのは、アシスタントグループのベテラン社員ということになります。

筆者の新しいアシスタントは、見栄えは前任者よりかなり落ちましたが、明るい性格で、今はだめでも、そのうち使えるようになるだろう、と考えていました。

しかしそうはなりませんでした。

たくさんの書類をデスクの中にため込んでいたのです。

口も体もちゃんと動いているように見えましたが、実はそうではなかったのです。

ただせわしないだけでした。

SOSも発信していませんでした。

結局先輩のアシスタントたちが共同で処理し、彼女は確か人事総務だったか、直接金銭にはかかわらない部署へと異動になりました。

会社ではこの年を契機に、自社での正社員採用を減らし、派遣会社を利用するようになりました。

人事政策を変更したのです。

自分のキャパを知らない

彼女の場合は、自分の力量というものを、理解していませんでした。

20世紀末の短大卒ですから、東京神田神保町にある中堅商社のOLというポジションなら、自分の思い描いていた就職イメージと、そう遠くはなかったはずです。

実家は商店を経営しているということもあって、愛想はよく、仕事は楽しそうにやっていました。

しかしビジネスの訓練は受けていないため、人に劣っていたという自覚は、ほとんどなかったのかも知れません。

それに比べれば、派遣会社から送り込まれてくる女性たちは、みな粒ぞろいでした。

会社にとってリスク負担が軽減したのは、間違いありません。

目の前のことに集中できない

せわしない人は、注意力散漫で、目の前のことに集中できないことが多いものです。

集中するには性格の安定も欠かせません。

せわしない人は、育ちに何らかの問題を抱えていることが多いとは思います。

しかしそれは、自分自身で乗り越えなければないません。

そして世の中にはさまざまな「集中力を高める方法」が流布されています。

それらを参考にするのもよいでしょう。

その中から医師監修というサイトの中に、即効性のある集中力の高め方という項目を見つけましたました。

それによると、