なぜなら、そのような風習で育った人たちが人口の多くを占めているからです。
他国で流行っているから、成功しているからと言って日本で流行ったり、成功したりするということはありません。
日本人の成功したものを取り入れるという文化はあまりよくないのです。
昔は学校は土曜日が半ドンだった
昭和生まれの人と平成初期に生まれた人は経験したことがある半ドン!そう土曜日が午前授業だったことです。
おそらく小学校の時は部活などもなかったので、友達と遊ぶ約束をしていたかもしれませんが、中学生や高校生ぐらいになると、部活動などあって、半ドンどころではなかったのかもしれません。
それゆえに、土曜日に部活がない日は、半ドンになるので、時間を有効に使おうと考えたものです。
そう考えると、昔の人の方が今の人よりも時間の使い方が有効なのかもしれませんね。
なぜなら、それだけ貴重な時間だったからです。
半ドンを経験した経験していないでは時間を基調と思う度合いが違うのかもしれませんね。
半ドンがあったことで今でも時間を有効活用している人は多いと思います。
ぜひ、今後は時間の使い方が大切になってくる時代でもありますので、半ドンの文化を覚えることは今後に活かすことができますよ。
週休2日制で育った自分には関係ないと思われる方も多くいらっしゃるかもしれませんが、何度も言いますように知らないよりかは知っておいた方がいい世の中なのです。
必要ないかどうかはあなたが決めることではありません。
あなたが必要なくても時代が必要としているのかもしれませんよ。
昔土曜日が半ドンだった理由とは?
では、なぜ昔土曜日が半ドンだったのかと言いますと、そのことに関して明確な理由を知る人はいません。
ただ、歴史的に見れば、明治に施行されたことで半ドンが誕生し、2000年代初期までは続いていたのです。
しかし、今でも、じつは半ドンの文化を続けている機関などがあります。
特に代表的なのは、医療機関です。
土曜日の午前だけ診察できるようにして、午後は休診という医療機関が多いのです。
知らないだけで半ドンの文化は残っているのです。
しかし、そんな半ドンはなぜできたのでしょうか?
ひとえには働きすぎということから過労死を防ぐために施行されたというのが俗説ですが、真意はわかりません。
もしかしたらもっとほかの意味があるのかもしれません。
ただ、半ドンだったことで、時間の貴重さは今以上に実感できたことは確かです。
休みの日をいかに有効活用しているかでその人の仕事の出来具合が違ったともいわれています。
半ドンだった理由はわかりませんが、今以上に時間についての認識が強かったことは確かです。
今は週休2日制で、昔よりも休みが増えたことで休みの貴重さが失われてしまっているような感じさえします。
休みが多い今だからこそ、休みの貴重さを認識すべきなのです。
いつから学校の半ドンがなくなった?
では、いつから学校から半ドンがなくなったのかと言いますと、完全に消滅したのが2002年の週休2日制が施行されてからです。
それからはカレンダー上では土日が完全に休みになってしまいました。
しかし、施行されたときに新学校などの高校では、土日の休みを利用して課外授業などを行って余計に休みをなくしたところもあったと言われています。
また、部活に力を入れている高校などは金曜の夜に出発して遠出の場所に遠征を行うなどして、有効活用していたようです。
ある意味、高校生の人からすると、休みが減ったという認識になっていた方も多くいらっしゃったかもしれません。
また、授業の進み具合が各高校によって如実に表れてきて、学力の差があからさまになってしまったともいわれています。
施行当初は、土曜日が休みだと浮かれていた人も多かったのですが、のちのちのことを考えると、メリットは多くなかったのかもしれませんね。
それ以降の学生は完全に土曜日が休みという認識なので、半ドンという言葉自体を聞かなくなってしまったのかもしれません。
というより、完全に死語に近い状況になってしまいました。