そして勝てば大いにそれを喜びます。
対して日本人は元々島国で閉鎖的な生活をしてきた歴史があるため、集団生活や規律を重んじ、「みんなで一緒に行動する」ことを大切にしてきました。
集団生活を穏便に送るために、個人の主義主張は抑え、むやみやたらと揉め事を起こすこともなく生活してきました。
その名残から今も、争い事を好まない性格の人が多いです。
そんな日本人の場合は、アメリカ人と一緒にいれば、本心はどうであれ大抵はアメリカ人の意見に従うことが多いです。
しかし何でもハイハイと言い過ぎるのも、アメリカ人には理解出来ないようです。
4.自由な考え方
競争し、勝利してきたアメリカは、勝者ゆえに物事を実に自由に考えることが出来ます。
「ああしたい」「こうしたい」と思ったら、細かな規則や常識には囚われず、心のままに行動する人も少なくはありません。
もちろんアメリカ国内でもきちんと法律があり、それが守られています。
その決められたルールの中で、精一杯自由に行動するのがアメリカ人なのです。
アメリカ人の自由な考え方は、時にトラブルの引き金にもなりますが、多くは新たな発想を生み、前向きで社交的な良い方向へと向かいます。
「〇〇だと〇〇だから」などとうじうじと悩み過ぎることもありません。
決められたことのみに従って生きることなく、そこから自分で新たな可能性を探っていける部分は、私たちも見習いたいところですね。
5.イベント・パーティー好き
アメリカ人の多くはとても社交的です。
そのため、初対面の人とも直ぐに仲良くなることが出来ます。
大勢で集まってわいわい騒ぐのも大好きなので、何かきっかけがあれば直ぐにイベントやパーティを開きます。
身内だけで楽しむこともあれば、友達がその友達を呼び、さらには近所の人まで呼ぶといった具合で、最終的にはまったく知らない人同士で普通に楽しむこともあります。
パーティを開く際には知り合い同士が基本という私たち日本人からすれば、ちょっと理解出来ない行動かもしれませんね。
イベント好き、お祭り好きなアメリカ人らしい一面でもあります。
6.フレンドリー
アメリカ人の多くは、とても好奇心が強いです。
よほど危ないと感じるものでない限り、新しいことにもどんどんチャレンジしていきますし、初対面の人にも積極的にコミュニケーションをはかります。
アメリカに旅行に行った際に、道でまったく知らない相手に「Hi!」と声をかけられた経験のある日本人も、少なくはないと思います。
彼らは観光客を見つけると、自分たちの国に遊びにきてくれたという嬉しさからフレンドリーに接してくるのです。
中には下心や悪巧みをもって近づいてくるアメリカ人もいますが、大抵はただコミュニケーションをはかろうとして寄ってきます。
いきなり声をかけられたこちらは大いに戸惑いますが、声をかけた方は一言二言会話をしたいだけなので、笑顔で返してあげると良いでしょう。
7.社交性がある
アメリカ人は好奇心旺盛で、知らない人にもフレンドリーに接します。
それゆえ、とても社交性があります。
アメリカという国は、人種のサラダボウルです。
さまざまな国や人種の人間が個性を持ちながら一つの国内に混在しています。
知らない相手が当たり前のように同じ国内で生活しているからこそ、自分の周りにどんな人間がいるのか気になって、自分たちから接触的に話しかけていくのです。
その結果、自然とアメリカ人には社交性が身についたといえます。
対して日本では、昔から日本という島国の中で、日本人のみが生活していました。
それゆえ、同じ日本人に対してはあまり偏見や差別はないものの、外国人に対してはつい身構えてしまう傾向にあります。
そしてその習慣は、現代でも根強く残っています。