日本人にはとても真似できないオープンな話し方ですが、アメリカ人はその社交性ゆえに相手に対し物怖じせず、また相手との間に自ら壁を作ることもなく、積極的にコミュニケーションを取っていけるのです。
12.ハッキリものを言う
アメリカ人は、自分の感情をそのままストレートに相手に対し伝えてきます。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとハッキリものを言うのです。
日本人であれば、みんなが好きなものを一人だけ「嫌い」と言うのは抵抗があり、また勇気が要ります。
ですが、アメリカ人は他人の目を気にすることなく平気で「自分は嫌いだな」と言えます。
それは、日本人の「集団に合わせる」という国民性と、アメリカ人の「自己主張が強い」という国民性の違いによるものが大きいです。
アメリカ人の場合は、例え大多数の意見に合わせなくても、それで自分が集団から弾かれたり、いじめられることがあまりありません。
それは、アメリカ人がそれぞれの個性を大事にしているからです。
もし日本人でありながら、アメリカで生まれ育っている人がいたなら、きっとその性格はアメリカ人特有のものになっていることでしょう。
そういう人は、いざ日本で生活するとさまざまな部分で不便さや理不尽さを感じてしまうかもしれませんね。
13.オーバーリアクション
アメリカ人に限った話ではありませんが、特にアメリカ人ではオーバーリアクションをする人が多いです。
その理由は先にも挙げたように、「自分の感情やその時の気持ちを相手に理解して欲しいから」です。
言葉にするのと同時に、大きく身振り手振りを加えることで、「こんなに自分はこう思っているんだ」と、相手に理解して欲しいのです。
よく、「日本人がオーバーリアクションをするとおかしい」と言われます。
それはオーバーリアクションが日本人の国民性とはまったく異なっているため、どこかぎこちなく、不自然に映ってしまうのです。
14.慰められるより褒められたい
勝敗にこだわり、自己主張の激しいアメリカ人は、人から褒められることをとても喜びます。
一方で、慰められることはあまり好きではありません。
悲しいことや辛いことがあった時に、家族や友人、恋人に慰めてもらうことは誰しもあるでしょう。
しかし例えば勝負で負けた時に、それを他人から慰められたところで、悔しい気持ちは一向に収まらず、人によっては「放っておいてくれ!」と同情を拒絶します。
負けず嫌いな性格ゆえに、人からの哀れみは受けたくないと考えているのです。
対して褒められることは大好きです。
だからこそ、アメリカ人は他人のことをとにかくよく褒めます。
褒め合うことで互いのモチベーションを上げることにもなっているのです。
15.プライドが高い
アメリカ人にはプライドが高い人が多いです。
プライドが高いという点では、何もアメリカ人に限った話ではありません。
フランス人もイギリス人も、そして私たち日本人にもプライドが高い人は多いです。
アメリカ人のプライドの高さは、その意志の強さから来ています。
自分の信念や考えをしっかりと持っていて、やるべきことをしっかりとやっている人は、自然とプライドも高くなります。
プライドが高いと聞くと、つい嫌な印象を抱いてしまいがちですが、芯がしっかりしているプライドの高さであれば、それは時に見習うべき部分なのかもしれませんね。
16.ポジティブ
アメリカ人はポジティブな人が多いです。
それは、どうすれば物事が自分にとって有利に動くかということを常に考えているからです。
ネガティブなことばかり考えていても成長など出来ないのだということを、彼らはよく理解しています。
自己主張が強く、自分のことをとても大切に考えているからこそ、自分にとって良いように物事が動くようにと、常にポジティブに考える癖がついているのです。
17.正義感が強い
前にも挙げたように、アメリカ人は「スーパーマン」のような正義の味方が大好きです。