上司の話をしっかり聞くためには、上司との間に信頼関係に裏打ちされた人間関係が築かれていなければなりません。
信頼関係に裏打ちされた人間関係を築いていくためには、日々の心遣いと忍耐、寛容性を持ち合わせた聞き上手になることが必要です。
2.我慢強い
職場における人間関係は、様々な価値観と仕事観をもつ人同士の個性のぶつかり合いと言えます。
お互いに、自分の考えや意見を発揮するだけでは、まとまりがつかなくなり、仕事を計画通りにスムーズに進める事ができなくなります。
時には、お互いの譲り合いも必要になります。
日々の仕事の中で、上司や先輩、同僚、後輩とともに仕事を進めていく過程で、難しい状況に直面し、意見がぶつかり合うとき、調整役が必要になる場面があります。
調整役を果たせる人は、我慢強い面を持っていなければなりません。
我慢強さを備えていて、調整役を果たせる人は、周りから信頼を寄せられて、昇進できる評価を得ることができます。
忍耐力がある
日々の仕事を進めていく中で、職場を取り巻く環境の変化から厳しい状況に追い込まれることがあります。
仕事が計画通りに進めることが難しい状況に追い込まれている中で、上司からの厳しい指示を受け止めて乗り切らなければならない立場に追い込まれることがあります。
厳しさの板挟みに陥った時、冷静な判断力と指導力で乗り越えることのできる人には、忍耐力が備わっていると言えます。
仕事は、何時も計画通りに進める事ができるとは限りません。
厳しい状況に追い込まれても、忍耐力を基に冷静沈着に目的に向かって進めることのできる人は、昇進に値する素養を持つ人と言えます。
粘り強く、社歴も長い
長い社歴の中で多くの仕事を経験してきた社員は、数々の困難な状況の修羅場を乗り越えてきた経験を持っていると言えます。
職場を取り巻く外部環境には、経済面のバブル崩壊など幾多の困難を乗り越えてきた歴史があります。
様々な困難な状況を乗り越えてきた経験を持つ社員には、粘り強さが身についています。
困難な状況に追い込まれても、安易に諦めることをせずに粘り強く取り組み、社歴も長い社員は、昇進に値すると言えます。
職場が世の中の景気の浮き沈みを乗り越えていくためには、多くの経験を積んできて粘り強く、社歴も長い社員は貴重な存在になります。
3.結果を出している
ビジネスの世界は結果がモノを言う世界です。
目的を達成するための手段が困難であっても結果を出さなければ評価されません。
結果が全てです。
昇進できる人は、厳しい状況に追い込まれても、冷静に状況を見極めながら最善の手段を模索しながら目的達成に導いていくリーダーシップと適切な判断力を持ち合わせています。
良い結果を出すためには、仕事を共にする社員同士の人間関係が築かれていることが必要です。
人間関係を築くためには、様々な立場の人との人脈づくりが大切です。
日々の人脈作りができる社員は昇進できる素養を備えていると言えます。
数字に表れている
仕事は目的に至る途中過程の困難さは問われません。
結果の数字が全てです。
月間の売上額や製品の販売数量などの数字によって、社員の業績が評価されることが一般的です。
ビジネスの世界は、数字が全てを物語る世界です。
上司から示される目標の数字を達成させるためには、社員の持つ経験に裏付けされたノウハウが大切です。
ノウハウばかりではなく、顧客や取引会社との信頼関係の度合いも数字に大きく影響してきます。
昇進できる人は、日々の人間関係づくりと信頼関係づくりに多くの時間と心遣いを費やして、仕事の結果に結びつけることができます。
4.礼儀正しい
仕事の場面で認められる立場になるためには、仕事の知識や技量が優れているだけでは、経営者や上司から認められる存在になることはできません。
仕事を進めていく過程では、顧客や取引会社の経営者など様々な立場の人との人間関係に左右される場面が多々あります。