毎日を忙しく生きていると、周りや大切な人への感謝の気持ちをつい忘れてしまうことがありますよね。
感謝の気持ちを忘れると、自分が今ごく普通の生活を送れているのが当たり前に思えてしまって、不満が溜まりやすくなったりわがままで自己中心的な考えになってしまったりします。
人は生きている以上、必ず人と関わり合って生活を送っています。
身近な人への感謝の気持ちを忘れないようにすることこそが、毎日を幸せに生活するための秘訣かもしれません。
今回は感謝の気持ちが大切な理由や、感謝の気持ちの持ち方について詳しくご紹介します!
皆さんは感謝をしていますか?
あなたは毎日、誰かに、何かに感謝をして生活していますか?
感謝の気持ちとは、他人に押し付けられるものではなく、自分から自然と心に感じるものです。
毎日食事を作ってくれる母親に、学校で勉強を教えてくれる先生に、また仕事をさせてくれる会社に対して感謝の気持ちを持つことで、日々を明るく前向きな気持ちで生活することができるでしょう。
毎日の生活や、今の自分の現状に不満を抱えている人は、自分がいかに恵まれて生きているのかを忘れて、それが当たり前のことだと思い込んでしまっているのかもしれません。
感謝の気持ちを忘れた時に人は傲慢になり、またより多くを求めようとするでしょう。
けれども自分に与えられたもので日々を幸せに生活できている人は、周囲への感謝の気持ちをいつも忘れずに持っています。
感謝の気持ちが大切な5個の理由
感謝の気持ちは、なぜ大切なのでしょうか?それは、感謝の気持ちを持たなければ、人はどんどん自己中心的で傲慢な生き物になってしまうからです。
誰の力も借りずに、たった独りだけで生きているように思っている人でも、実際にはたくさんの人たちによって助けられて生活しています。
例えば不動産屋が家を紹介してくれたからこそ、今の家に住むことができています。
また、今勤めている会社が自分を雇ってくれているからこそ、毎日働いてお金を稼ぐことができています。
スーパーやコンビニが食品を販売してくれているからこそ、お金を出してそれを購入することもできています。
ギブアンドテイクの関係であったとしても、決して自分が偉いわけではありません。
自分が何かを出す代わりに、相手も何かを出してくれているからこそ、等価交換ができています。
そう考えれば、自分がいかに日々周りに助けられて生活できているかを実感や想像することができると思います。
他にも、感謝の気持ちが大切な理由はいくつもあります。
具体的に以下にご紹介していきます。
1.一人ではできなかったから
人は一人だけでは決して生きていくことはできません。
例えばあなたがこの世に生まれたのは、あなたの親があなたを生んでくれたからです。
そしてミルクや食事を与え、言葉や歩き方を教え、学校に通わせてくれたからこそ、今のあなたの存在があるのでしょう。
また、勉強するのも教えてくれる先生の存在があったからこそ、学力をつけることができたでしょう。
社会に出てからは、会社があなたを雇ってくれたから働くことができていますし、また同僚や上司に支えてもらうことで、大変な仕事をこなすこともできているでしょう。
自分一人だけで生きているつもりでも、実際にはこれだけたくさんの人たちに支えられて毎日を生きています。
それに対して感謝の気持ちを持つことができれば、あなた自身もまた誰かの助けになることができますし、周りの人たちとも円満な関係を築いていくことができるでしょう。
一人では何もかもできなかったからこそ、できるように助けてくれた人たちへの感謝の気持ちを持つことは大切なのです。
助け合うことは大事なこと
自分がたくさん周りに助けられることで生活できているのなら、当然のように他の人たちも誰かに助けられて生活しています。
それは一方的に自分だけが助けられるのではなく、助けられた人は別の誰かを助けることで、互いに支え合って生活できています。
普段はあまり意識していないかもしれませんが、例えば同僚が仕事で自分を助けてくれたのなら、その同僚が困っている時には今度は自分が助けようという気持ちがわき上がるでしょう。
それを行動に移すことで、私たちは助け合って仕事や私生活を送れていることになるのです。
そのため助け合うことは偽善でも正義感でも何でもなく、本当に必要で大事なことなのです。
2.今を生きていることが幸せだから
今を生きていられるのは、誰のおかげでしょうか?もちろんまずは自分自身で生きる意志があるからこそ、毎日を生活できています。