それに、自慢話などしなくても、すごいと思えば勝手に尊敬されます。
本来、自慢話などする必要はないのです。
それをしてしまうのは、やはり本人の弱さゆえ。
弱い人は、優しい人にはなれないのです。
優しい人になりたいなら、自慢話はしないようにしましょう。
間接自慢って知ってる?
ここでひとつ、自慢話の注意点があります。
自慢はしていないつもりなのに、自慢になってしまうことがあるのです。
それが、間接自慢と呼ばれるものです。
とくに最近では、SNSでの間接自慢が多発しているよう。
ツイッターでは『間接自慢.com』というアカウントが、間接自慢をぶった斬っていて話題となったほど。
例えばインスタ写真。
文章でのアピールは無いものの、写真にさりげなくブランド物が映っていたりするアレです。
思い返せば筆者も、「まだまだ仕事が終わんない~」とともに、おしゃれなコーヒーミルの写真載せたことがあったな…と。
これって、ちょっとしたコーヒー通自慢みたいになっていたかもしれませんね。
こうした間接自慢は、もちろん会話の中でも生まれます。
例えば、スリムな人が「太ってもスイーツは辞められないよね」と、自分より太っている人の前で言うとかね。
自虐なのか自慢しているのか分かりません。
このように、自虐や謙遜をしながら、実は自慢になっていることってよくあります。
こういう自慢は、ただの自慢話よりも本人に自覚がない分タチが悪いのです。
相手がこの話を聞いて何を感じるか、そこに目が向けられなければ優しい人になれるはずもありません。
優しい人になりたいなら、自慢をしなくてもいいほど強くなることです。
自分で自分を肯定する強さがあれば、自慢などしなくても満足していられるものです。
11.自意識過剰
優しい人になりたいならやってはいけない行動11個目は、『自意識過剰になる』ことです。
自意識過剰とは、自分のことを意識しすぎることです。
つまり、優しい人に必要な、他人に向く気持ちとは正反対。
自分しか見えていない人になってしまうのです。
自意識過剰な人は、常に他人にどう思われているかを気にしています。
そのため、人に優しくしようとすることも多いでしょう。
人に良く思われていないと嫌なので優しさアピールをするのです。
優しさアピールも、結局は自分のためです。
ですので、思うような結果が得られなければ「私が優しくしてあげているのにそれを受け取ってくれない」と被害者意識になったり、「この私がせっかく親切にしてやってるのに!」と敵意を向けたりしがちです。
これでは、優しくされる相手もいい迷惑ですよね。
また、自意識過剰なままでは、相手に意見を押し付けてしまいがちです。
「この私が…してあげている」という気持ちがあるうちは、本当の優しさとは言えません。
優しい人になりたいなら、まず自意識過剰な自分を改めましょう。
本当に優しい人とは?
さて、ここまでは『優しい人になりたいならやってはいけない11個の行動』をご紹介してきましたが、いかがでしたか?優しい人になるって、簡単なようでいて難しいものですよね。
きっと、今まで自分が優しいと思っていた行動が、実は優しい行動ではなかったと気づいた人もいるのではないでしょうか。