でも気づいたなら大丈夫。
優しい人になるには、真の優しさとは何なのかに気づくことが大切なのです。
それにあなたは「優しい人になりたい」と心から思っていますよね。
そんなあなたは、本当に優しい人になれるはずです。
あとは、本当に優しい人とはどんな人なのか?それを知って、自分がどうすべきかを心に強く決意することです。
そこでここからは、「本当に優しい人とは?」という疑問をクリアにしていきます。
きっと、あなたの目指すべき優しい人の姿が、ここに見つかるはずですよ!
優しい=八方美人ではない
本当に優しい人とは?八方美人な人ではありません。
これは勘違いしがちな行動なので、優しい人になりたいのなら注意しましょう。
八方美人とは、誰にでも愛想よく振舞う人のことですよね。
それが優しい態度に見えることもあるのですが、優しい人とは言い難いです。
なぜなら、八方美人な人が愛嬌を振りまくのは、自分のためだからです。
八方美人な人は、人に嫌われることを怖れます。
だから人に愛嬌を振りまいて、嫌われないようにしています。
つまり、それは他人を思いやる気持ちからくる優しさではなく、自分が好かれたいための優しさということです。
本当に優しい人になりたいなら、八方美人になっていないか常に自分を律する必要があります。
人の痛みが分かる
また、本当に優しい人とは、人の痛みが分かる人です。
自分のことのように相手の気持ちになり、喜びも悲しみも同じように受け取るので、自然と人に優しくできるのです。
逆に人の痛みが分からないと、いくら優しくしても偽善的にしかなりません。
心の底から相手の気持ちを分かろうとしていないので、優しさも中途半端なものになってしまうのです。
人の痛みを分かろうとするのは簡単なことではありませんが、それを知らなければ結局は他人事。
人に優しくすることなんでできないのです。
人の嫌がることをしない・言わない
人の嫌がることをしない・言わないのも本当に優しい人です。
これをするためにも、人の痛みを知る必要がありますよね。
人の痛みが分からなければ、相手を傷つけるようなことを言ってしまうかもしれません。
そんなつもりはなくても、相手が傷つけば同罪なのです。
本当に優しい人は、絶対に人の嫌がることをしたり、言ったりしません。
それは何より、人の痛みが分かるからでもあるのです。
気遣いができる
本当に優しい人は、気遣いが出来る人でもあります。
優しい気持ちが根本にあるので、気遣いも自然と出来てしまうんですよね。
これもやはり、人の気持ちを考えているから出来ることです。
相手が今望んでいること、考えていること、困っていること…それらを瞬時に読み取るので、相手にとって本当に必要な手を差し出すことができるのです。
こうした気遣いも、本当に優しい人と、優しい人を演じている人では違いが出てきます。
本当に優しい人の気遣いはナチュラルに相手の心に届き、優しい振りをしている人の気遣いは受け入れてもらえません。
なぜなら、相手が欲していることが分かっていないからです。
だからちょっとズレてしまうし、気遣いの押し売りにもなりがちです。