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大家族で育った人の16個の苦労!大...(続き7)

これも、大家族で育ったからこそのメリットですよね。

集団生活にすぐ慣れる

集団生活にすぐ慣れることが出来るのも、大家族で育ったメリットです。

大家族で育った人は、日常が集団生活のようなものです。

家族間ではプライバシーも何もないし、何をするにも順番。

何をするにも譲り合い(時には取り合い)です。

そんな環境で育ったからこそ、学校で、社会で、集団生活をする機会があると、慣れるのもあっという間です。

大人数の中で寝るのも、誰かと一緒にお風呂に入るのも、抵抗なくすることが出来るのです。

それがひとりっ子だと、集団で生活するということがどういうことが分かりません。

家では自分一人の部屋があり、すべてが自分の思い通りになる環境。

お風呂に入る時間も、テレビを見るのも自由なので、人と行動するやり方が分からなかったりします。

集団生活をする機会って、誰にでも一度はありますよね。

そんなとき、その環境にすぐ慣れることが出来るのは得なこと。

大家族で育ったメリットなのです。

自立心が早くから育つ

大家族で育つと、自立心が早くから育ちます。

自分だけを構ってもらえることがない大家族では、少し大きくなれば親のサポートがなくなります。

次の子が生まれれば親は小さい子が優先。

自分もまだ幼い状態でも、親が何でもやってくれることはないのです。

その分上の子が下の子を面倒見るのですが、それもいつまでも続くわけではありません。

自分が大きくなれば下の子の面倒を見なければならないからです。

そのため、大家族では自然と自立心が芽生えます。

親に甘えるのは小さいうちだけで、小学生にもなれば自分のことは自分でやるようになるのです。

中学生になれば自分が親のように、高校生になれば進路も自分の考えで…と、少人数家庭より成長スピードは速いんですよね。

社会人になってからようやく自立するのとは違い、社会に出るときにはもうすっかり自立した大人になっています。

自立することは、大人になる過程で必ず必要です。

それは早いほうが良くて、社会人になっても自立できない人は社会で孤立していきます。

自然と自立心が育つ環境だったのは、大家族で育つ大きなメリットなのです。

物事をシェアするのが上手

物事をシェアするのが上手になるのも、大家族で育つメリットです。

大家族で育つと、“自分のモノ”という概念がありません。

洋服はお下がりが当たり前であるように、モノはシェアするのが自然なこと。

テレビのチャンネルだって、上手に譲り合うようになっていきます。

喧嘩しても、最終的には譲り合いで仲直りします。

そうしているうちに、物事のシェアの方法も身についているんですよね。

自分のわがままだけを通すのではなく、ただ我慢するだけではなく、お互いに納得できる形を模索する。

シェアという最も争いの少ない方法が自然と出来ているのです。

これも社会に出ると、メリットに感じられる部分でしょう。

人付き合いをする上で、シェアはとても効率的だからです。

ひとりっ子はよくワガママだと言われますが、やはりシェアの経験がないからですよね。