CoCoSiA(ココシア)

ポリシーを持つことが大切な8個の理由!(続き2)

準備段階から勉強できているのです。

もちろん、準備段階だけの差ではありません。

後者にはその旅先を選んだ動機がありますから、そこで多くを見よう、聞こう、知ろうという意識が高く、学びも多くなるのです。

「自分探しの旅」と称して行き当たりばったりの旅行をする若い人もいますが、その旅もしっかり計画性をもって出発した方が学びが多くなり、自分というものが見つけやすいかもしれませんね。

どんな出来事にも主体性

ポリシーがあるということは、自分をしっかり持っているということです。

ですから、多少頑固なところがあったりするかもしれませんが、周りの意見に流されることはありません。

そして、どんな出来事にも主体性をもって受け入れたり、取りかかることができるでしょう。

人の考えや価値観に、こっちが正しい、あっちは間違い、ということは決めつけられません。

しかし、一方では、見たもの、聞いたもの、経験したものを自分に取り入れていかなくては人は成長しません。

それが、普段何気なく通っている学校の勉強などになるんですが、その受け手側の自分に何かしらの「方針」、つまりポリシーがあると、物事の正誤という判断ではなく、「自分にとっていいもの、もしくは必要なもの」かどうかという判断をするようになります。

つまり、自分から主体的に物事を判断し、取り入れていくようになります。

常に体験から新しく身に着けようとする

主体的な物事の捉え方をするとなると、どうしても、人から聞いた話や人が書いた話だけでは、それが自分にとって「為になるのか」判断できません。

そこで、ポリシーがある人は、常に自分から物事を体験することによってそれを身に付けようとします。

これは、物事は聞いただけ、読んだだけでは信じられないものだという訳ではなく、聞いたり、読んだりした話のなかで自分の為になりそうなものだと思ったら、やはり自分自身が体験しないと、自分のためにはならないとわかっているということです。

また、そういう考えができるようになると、人は「謙虚」になります。

自分の目で見たわけでもないのに、その素晴らしさを語ることはできません。

人から聞いた話をいかにも実際に見てきたかのように話す人もたまにいますが、ポリシーのある人はまずそのようなことはしません。

自分自身が体験したことだからこそ、自信を持って話すことができ、聞いたことはあるが未だ経験したことが無いことは、人から聞いた1つの情報として他人に教えることはあっても、自分の体験談のごとく話をしたりはしないでしょう。

自分の価値観、判断が見えやすくなる

主体的に物事を考えることができるようになり、自分のためになる経験を重ねていくことによって、自分の価値観や判断も浮き彫りになっていきます。

ポリシーを持つことによって、更に自分自身というものがわかるようになってくるということですね。

実は、ポリシーを持つことについて、勘違いしてしまいがちなのが、「意地を張る」だとか、「こだわる」といった感情的な要素が入った意思によって作ってしまった信念を「これが俺のポリシー」としてしまうことです。

それもまあ、ポリシーと言えばポリシーなんでしょうが、人の意見とか考え方とか、仕事ぶりといった動作的なことにおいても、自分の感情が混ざると、自分勝手なものになりかねません。

ポリシーは人の意見や間違った情報に流されない為の行動指針とは言え、自分勝手なものであるのはいただけません。

もちろん、自分のポリシーは自分勝手に決めてもよいわけですが、「自分勝手なもの」にしてはいけません。

他者と共存していかなくてはならないこの世界では、自分のポリシーを構築する上で、自分の周りには社会があり、他者が存在するということは必ず考慮しなくてはなりません。

そこで、そういった社会や他者の存在を考慮してポリシーを打ち立てていくなかで、自分というもの、価値観とか判断基準とかいうものが見えてくるわけです。

何か自分というものが客観的に「私ってこういうところがあるんだ」というように気づけるようになると、その人のなかで間違いのないポリシーが創られている証です。

3.自分に必要なものがわかる

物事を行う上で方針が定まっていたら、それを行うために必要なものがわかってきます。

つまり、自分に必要なものが見えてきます。

自分に必要なものとは、物質的なものであったり、も精神的な力であったりします。

なくてはならないものを引き寄せられる

自分に必要なものがわかると、自分の行動がそれを手に入れるという目的のみに絞られます。

それが一番の近道になります。

また、逆に目標を検索する為、視野が広がり、必要なものに関する情報が自然と入ってくるようになります。

今まで気にも留めなかったことが、最近気になることに関連することであったりすると、それらがよく視界に入ってくるようになります。

例えば、仕事で英語を話すことが必要とされるようになったとします。