何かを選択する時においても、自分のポリシーに準じた決定を下すだけあって、他人に影響されるようなことはありません。
すぐに他人に流されてしまう人というのは、自分の中にポリシーというものが何もないのでしょう。
人生の中で自分のポリシーを見つける、構築するということがいかに大切なことかが分かります。
ポリシーを持っているのといないのとでは人生の意味というものが全く違うものになってきます。
ポリシーなんて難しいもの自分にはないと考える人もいるかもしれませんが、ポリシーは難しいものではありません。
自分が生きる上において大切にしているものは何ですか?それを考えてください。
何をやるにしても自分の家族のことを一番に考えて、家族を大切にしているなら、それは立派なあなたのポリシーです。
それがあなたの生きていく指針となっているはずです。
4.謙虚である
信念を持っている人は謙虚な人が実に多いです。
人間というものは自分を大きく見せるために、上から目線で話してみたり、自分を偽って虚勢をはったりするものです。
そういった行動というのは、裏を返せば自分に対する自信のなさを他人にばれたくないので防御線を張っているにすぎないと考えられます。
反対に自分の信念を持っている人は、他人に対して強く見せようとかアピールしようとかいう気持ちはありません。
あくまで自分の信念従って生きているので、謙虚に振る舞うことができるのです。
いい時も悪い時も自分の軸がぶれることがないので、心がざわつくことはありません。
信念をもっている人は、自分がいい状態の時こそ、おごらず謙虚でいるべきだということがわかっているのでしょう。
自慢しない
信念を持っている人というのは決して自慢などしません。
まず、自分の信念というものは人にべらべらと喋るものではありません。
誰にも言わず自分の中だけに持っておく大切なものです。
それを軽々しく人に言ってしまったら、それは信念ではなくなってしまいます。
信念は他人に言わず大切にしておくべきものです。
ですから、人前で自分のことを自慢するという行為を嫌います。
自分の周りの人間の中に、何人か自慢するのが好きな人がいるでしょう。
そういう人は自分の信念を持たず、目先の満足のために自分を安売りしているのに過ぎません。
そういう人間が将来の成功者に値するかどうかは言わなくともわかると思います。
上から目線にならない
やたらと上から目線でモノを言ってくる人がいます。
こういう人の心理を考えてみると、相手よりも有利な立場に立っていたいという気持ちが透けて見えます。
自分のことに確固たる自信がないから、そういった浅はかな考えで人の上に立とうとするのだろうと思います。
信念を持っている人というのは常に謙虚で、どんなに自分よりも下の人に対しても、横柄な態度にはならないものです。
他人に対してそういった目線になったところで何も変わらないことを分かっているからです。
そんなことよりも自分の信念を貫いて生きるということのほうが何倍も大切なことであるので、他人にかまっている暇はありません。
5.一貫性がある
人生において一貫性がある人というのは人間的に確立された人です。
一貫性というのは言葉で言うのは簡単ですが行動に起こして貫くのは簡単なことではありません。
なぜなら人間というのは常に目先の利益に囚われて信念を曲げる生き物だからです。
目先の甘い誘惑にどれだけの人が負けて、自分のポリシーを貫けないでいるでしょうか。
逆に誘惑に負けず自分を貫ける人というのは一握りの人間しかいません。
結果として本当に成功者となる人が少ないのも、このことに比例しているのだと思います。