インターナショナルスクールとは違いますから、私服で自由な校風というより、伝統や規律を重んじるべく統一されている傾向が見られます。
漫画などのお嬢様学校の制服はやたらと可愛いし清楚だし最高な感じですが、実際のところはそうでもありません。
学校によっては結構なレベルでダサい…なんてことも。
また、アレンジは厳しく取り締まられるため、リボンを変えたりスカート丈を短くしたりすると、すぐ指摘されます。
ソックスは白が基本、冬は黒タイツも可というのが多いようです。
ベンツでお迎え
一昔前だったらそうだったかもしれませんが、今は少ない光景です。
成金の集まりの学校ならまだあるのかなぁ、くらいの感じ。
今はお嬢様学校の子たちが電車に乗っているのをよく見かけます。
土地代も高くなりましたから、学校が大きな駐車場を持っていないという事情があります。
そして、近隣住民への迷惑というのも、ベンツはもとより車でのお出迎えが減少した理由かもしれません。
警備がすごい
お嬢様が多いですから、誘拐などされないように警備体制はしっかりしていることが多いです。
また、女学校というのはお嬢様学校に限らず、全般的に共学や男子校と比べると警備がしっかりしています。
変態が集まるからです。
制服を盗む変態、盗撮をする変態、声をかけたり触ったり、露出してくる変態が寄ってこれないように警戒しないといけません。
ブランドバッグを持った子がたくさん
これは、なんちゃって進学校、お嬢様気取り学校でよく見られる光景です。
とはいえ、伝統のあるお嬢様学校でもたまーにいます。
なんとも愚かしい限りで、とても無様。
本物のお嬢様ならこんな馬鹿馬鹿しいマネはしません。
品位を損なってしまいますからね。
ブランド物は、それを身に着けるにふさわしい品位というものが必要不可欠。
ヤンキーがヴィトンの財布をひけらかすのと同じように、内面の伴わない人間が持つブランド物というのは下品な印象を与えます。
ひけらかすのはまだ下流、上流は華美なことはせず、TPOに合わせたものを身に着けます。
さすがに上下スウェットを着るかはわかりませんが、運動するなら汚れても良い服を着るし、良い物を身に着けるときも、ブランドロゴがデカデカと掲げられているようなものは選びません。
また、1つの物の価値を大切にするので、ブランドよりは質を重視する傾向が強いです。
わんさか買い漁ったりはせず、丁寧に手入れをしながら長年愛用します。
それこそが本当の上流階級です。
コンプレックスがないから華美にする必要がない
親の収入や血縁の品位が平均値を大きく引き離している場合、それ以外の人たちを相手にする必要がないので、張り合う意味もなく、ブランド物で武装する必要がないのです。
これみよがしにブランド物を見せつける人というのは「どうだ!これだけ稼いだぞ!すごいだろ!」と世間様にアピールしたいという思いがあり、それは稼げなかった頃の自分を打ち消したいというコンプレックスの表れといえます。
お嬢様学校に通う本物のお嬢様たちは、生まれながらにこのようなコンプレックスを抱くタイミングがないので、それよりも勉強や、やりたいことにお金と時間を使う傾向が見られます。
高い就職率
先述の通り、お嬢様学校は総じて歴史が長く、出身者が世の中にたくさんいて、それなりの地位にいる人も多いですから、縁故採用による就職率はピカイチです。
また、幼い頃からマナーを叩きこまれるので、銀行や大手デパート、公務員など振る舞いが問われやすい仕事への就職率が高いです。
お嬢様学校に通う女性の特徴
言葉遣いが丁寧
最近は結構そうでもないですけど、公立中学の有象無象と比べたら段違いに言葉づかいが丁寧です。
「ヤベェクッソウケんだけど!」とかをTPOもわきまえずに口走ったりはしません。