ただ、現代は大昔とは違ってネットやテレビで情報はガンガン入ってくるため、丁寧ではない言葉も知っているし、友達だけの集まりでは使っています。
ただ、学校によっては制服を着ているときは学校の一員である自覚を持て、と教えられるため、電車内でも丁寧な言葉づかいで話すように心がけています。
これが世間のイメージになっているのでしょう。
制服を脱いだらわかりません。
スウェットを着てポテチを食べながらテレビの前で寝っころがって「ウケるwww」と言っている子もいるはずです。
意外と騙されやすい
自分だけは騙されないと思っている人ほど詐欺師は騙しやすいといいます。
ガードは堅いのですが、それさえ破ってしまえば簡単という人が多いからです。
知識が豊富な人ほどひっかかりやすいとも言われます。
お嬢様学校に通う子たちは幼い頃から誰よりも勉強し、礼儀なども学んでいますから、自他ともに認める優秀さで自信を持っていることが多いです。
そのため、一度簡単なことに騙されてしまうと、その後に起きることも信じ込んでしまうケースが見られます。
ボランティアと男に弱い
投資詐欺などにはひっかかりません。
お嬢様はお金には困っていないですからね。
圧倒的に騙されやすいのは、ボランティアと男です。
まずボランティアですが「お金に困っているんです」という文言に弱いです。
「やりくりして頑張ればイケるよね?」というツッコミなしに、動物愛護団体(怪しいやつ)などに投資してしまいます。
自分はお金を持っているので、お金に困っていることが想像できず、とんでもなく大変なことのように感じてしまうのです。
そして男。
女子校育ちでも合コンにあけくれている子は免疫がありますが、大人になるまで女性だけに囲まれていると異性交流が下手で、相手の言葉を言葉通りに受けとります。
とくに周りのレベルも高いお嬢様学校では、ちょっとやそっと女性らしいだけでは褒めてもらえませんからね。
反面、世の中に出ていくと多くの女性より女性らしいため、褒めてもらえるので喜んでしまいます。
言葉の裏の狙いに気付けません。
ホストにハマって毎月何百万も貢いでしまう女性は女子校育ちが多いです。
その上、学校で奉仕精神を叩きこまれているので、愛する者を助けてやらねば、と謎の使命感に燃えてしまいます。
とにかくほわほわ
ほわほわ…うーん、イメージとしてはそうかもしれないですね。
ただ、少なくとも筆者の周りにいたお嬢様学校出身者や現役生たちは全然ほわほわしていませんでした。
どちらかというと我が強いというか、自分がやっていることが正義だと信じて疑わないというか、広い世界を知ってはいるけど隣人のことは知らない、みたいな感じでした。
壮大な目標を掲げて努力もしていて、グローバルな知識も豊富なのですが、自分とは違う境遇にいる人のことは理解しない、できないというか…もっとわかりやすく例をあげると「大学生なんだから勉強が一番でしょ?アルバイトとかするべきじゃないよ!」なんて言っちゃう感じ。
いやいや、学費を自分で稼いでいる人もいるからね?って話なんですけど、そこまで想像ができないから、悪意なく人を傷つけることも多く見られました。
お嬢様学校内では境遇が似ている子に囲まれていたわけだから、それも当然といえば当然なのかもしれません。
とにかくセレブ
セレブじゃなきゃ3年間で300万の学費に寄付金に留学やら習い事なんて絶対無理です。
セレブなのはどう否定しようと確定です。
ただ、世の中の大半が想像するようなセレブ生活をしているかどうかは微妙なところ。
質素倹約で贅沢なことは誕生日くらいという家庭もありますし、親が苦労して盛り立てた会社の経営者だからこそ、稼ぐことの大変さ、生活することのありがたさをよく心得ていたりもします。
もちろん中には、先代の遺産を継いだだけのお金持ちで、永続的にお金が入ってくる仕組みを持っているから湯水のようにお金を使ってしまう、精神的に成金の人もいます。
生活基準に関しては多種多様です。
とはいえ、貧乏人がのたうちまわっても手に入らないような宝石や家具、鞄などをいくつか所持していることは多く、よほど没落しない限り切羽詰ることもありません。