CoCoSiA(ココシア)

家族が食卓を囲むことの6個のメリッ...(続き3)

勉強しとかなきゃ」と思うかもしれないし、友達を殴ってしまったら、話せこそしないものの思い出すことによって「謝らなきゃ…」と思うかもしれません。

自発的に、すべきことを思い出せるようにしてあげましょう。

また、親の方も話すトーンや思い出している時の表情で、子供に何かあったかどうかを類推することができます。

見守られているという安心感が得られる

常に親と話ができる関係性があるだけでも子供は安心感を覚えるものです。

いつでも自分の気持ちを打ち明けて良いんだ、という実感がある子供ほど精神的に安定します。

子供が問題行動をとるのは、悪いことに憧れているのではなく、構って欲しい気持ちの表れであることが多いです。

「どこまでやったら構ってくれるの?」という不安を払拭してあげましょう。

5.好き嫌いなく食べるようになる


最近は、嫌いなものを無理して食べさせる教育はするべきではないという方針が増えてきました。

たしかに、嫌がるものを無理やり食べさせると、トラウマになって余計に抵抗感が生まれてしまうため、それも一理あるかもしれません。

ただ、アレルギー以外で食べられないものが多いというのがプラスになることはないでしょう。

キャビアやフォアグラのように、あえて求めなければ出くわさない食べ物であれば放っておいてもいいですが、ピーマンやニンジンなどの一般的な野菜、メインになる肉や魚などは誰かと食事にいけば出てくる確率が高いです。

それは食べられるようにしてあげるのが親の優しさといえます。

野菜嫌いが少なくなる

子供が野菜嫌いなのは当たり前です。

ゴーヤやピーマンなどの苦味が強いものは、生物としてはその苦味やアクを毒だと認識します。

トウガラシやタマネギが辛いのも、食べられないために植物が進化した結果なのですから、美味しいと食べる人間の方が特殊。

子供が本能的に避けるのも自然です。

しかし、その本能的な判断は年齢が上がっていくにつれて薄れていきます。

これは、無理にでも食べる経験を積むことによって「あ、これ毒じゃないんだ」と脳が認識するからです。

かといって、無理矢理食べさせてもいけないですから難しいですよね。

そこで考え方を変えてみましょう。

とりあえず脳が「食べられるものなんだ」と認識さえすればいいので、親が率先して食べて「大丈夫そうだな」と思わせればOK。

親がおいしそうに食べる姿を見れば子供も食べられるものだと認識するはずです。

食の楽しさを実感させられる

なんでもよく食べられるということは、食事を楽しむ上では欠かせません。

嫌いな食べ物が1つでもテーブルにあると、それを避けることで生まれる罪悪感や、シェアできないことの寂しさを感じてしまうからです。

子供の頃から家族でシェアしながらたくさんの種類の物を食べるという習慣があれば、大人になってその相手が他人に変わった時にも役に立つでしょう。

6.経済的

家族そろって食べるだけで、バラバラに食べるよりはコストを抑えられます。

同じ鍋で煮込んだカレーを食べるにしても、バラバラだとお米を保温するか、冷凍ご飯をチンする電気代がかかりますし、カレーも温め直す度に電気代やガス代がかかります。

また、食材も一度で使い切れる方が傷まないので経済的です。

一気に料理できる

家族で食卓を囲む場合もそれぞれ別のものを食べていたら経済的ではありません。

同じものを大量に作るからこそ経済的なメリットを感じられます。

揚げ物なんかとくに、1人のご飯で揚げ油を使うのはもったいなく思ってしまうことも、大量に作るならいいかと思えます。

家事がまとめてでき、時間短縮にも繋がる

食事を一気に作れるのはもちろんですが、食事は食べて終わりじゃないですからね…。

洗い物が残ってしまいます。