CoCoSiA(ココシア)

資質と呼ばれる20個の要素。伸ばし...(続き4)

オーナーにしても不動産屋にしても、第三者的に評論家のように悠長に考えていたためです。

仕事は課題を発見するところから始まるのです。

その課題を見つける力(課題発見力)は、重要な資質なのです。

7.状況判断力

瞬時に状況を見極めて、冷静に適切な判断を下すことができる人は、みんなから一目置かれて信頼されるのです。

サッカーの試合でも、鍛えられた選手の中でも、ボールを持った時にどこにパスをするか、あるいはドリブルで相手のディフェンスを突破してシュートまで行くのかの瞬時の判断がそれぞれ違っています。

有名な選手というのは、自分の周りの状況を瞬時に読み取って、最大の攻撃のパターンを見極めて実行するのです。

つまりは、現状認識力が高いと言えます。

ビジネスの場面でも、自社の現状を正確に把握する能力が重要です。

そのうえで、今の状況をしっかりと把握して、的確な判断を下すことができるのです。

つまり、状況判断力が高い人は、状況に合わせて即断即決できるのです。

判断のタイミングを見誤らないのです。

状況判断ができないと、「頑張ったけれども、何かタイミングが合わなかったみたい」と残念な結果になってしまいます。

技術力があるのだけれども、その技術を発揮するタイミングが掴めずに、失敗してしまうケースが多いのです。

タイミングを掴むためにも、状況判断力は重要なのです。

8.習得力

「習得」とは、字の通り学問や技芸などを、習って覚えることです。

同じような意味で「修得」という言葉もありますが、「修得」の意味は学んで覚えるということです。

経験を通して習って覚えるという「習得」と、勉強して学んで覚えるのが「修得」なのです。

ある工場で、先輩から機械の操作方法や生産技術を実務で学ぶ時には「習得」が使われて、教科や科目、知識を学ぶ時には「修得」となるのです。

会社に入社してから正社員としてしっかりと仕事をするためには、まずは配属される部署での業務を遂行するために必要な仕事の仕方を、先輩やら監督者から実地指導してもらって修得するのです。

グローバルに展開している企業では、海外に出かけて仕事をする機会も多いので、現地の語学を修得することも必要です。

英語だけでなく、中国語やフランス語まで、必要に応じて習得することが急務なのです。

このように、新しい職場で生産技術や開発技術を学んでほしい時、さらに語学や習慣を覚えて欲しい社員は、習得力が高い人材が好まれるようです。

習得力が高いと、指導したことをすぐに身に付けることができるからです。

早く一人前の社員として活躍して貰えるからです。

習得力が高いことも重要な資質なのです。

9.問題解決能力

「問題解決能力」とは、目的を達成するために必要な考え方の能力です。

目的を達成しようと思うと、いろんな問題が前に立ちはだかるものです。

その問題を解決するための能力や気力がないと、目的を達成することができないのです。

この問題解決能力が高い人は、会社に置いても重宝される人材になるのです。

みんなに信頼されて、多くの人が集まってくるのです。

問題解決能力の高い人は、問題が発生しそうであることを人より早く察知して、起こり得る問題の原因を明確に分析できる能力も持っています。

そして、問題が発生した時にその状況をしっかりと把握することができ、それに対してどう対応すべきかもしっかりとわかるのです。

そして、問題を最小限に抑えて、さらに大きく拡大しないように手を打つことも得意なのです。

最終的には、同じ問題を起こさないように工夫することもできるのです。

問題の発生から対策と処理、さらに再発防止までを手掛けることができるのが問題解決能力の高い人なのです。

これも、重要な資質と言えます。

10.ストレス耐性

私たちは、知らず知らずのうちにも、多くのことからストレスを受けて生きています。