14.コミュニケーション能力
コミュニケーションは、仕事においても重要な資質のひとつです。
コミュニケーションが苦手であると、自分の考えも十分に理解してもらえないからです。
コミュニケーションを上手く進めるには、相手を区別することなく相手に興味や関心を持つことです。
そして、相手の心理(気持ち)を読み取ることです。
自分の意見や考えを分かりやすく伝える練習をしておけば、会話もスムーズに進めることができます。
仕事と直接関係がないことでも、最近の話題を準備しておいて、それをもとにコミュニケーションを広げることもできるのです。
会社の規模が大きくなったり、業務形態が変化してくると、ビジネス環境は劇的に変わっていくことがあります。
目先の仕事に追われるばかりで社内のコミュニケーションが不足すると、仕事の連係も上手く行かないので仕事の効率化に影響を及ぼすことにもなるのです。
会社での、上下やの連絡や横のつながりなど、コミュニケーション能力が大事になってくるのです。
この資質も柔なものです。
15.協調性
何かを行う時に、他の人と物事をうまくやっていける性質や性格のことです。
協調性がないと思われると、何かにつけて差別されたり陰口を言われたりするものです。
仕事もはかどりません。
協調性がない人というのは、空気が読めない人で、頑固で自分の意見を曲げない人なのです。
周りの人も、実際は手を焼いているのです。
人の意見を真摯に聞いて、やれることから協力して行うことが大事です。
16.対人関係力
「対人関係力」とは、アメリカの経営学者のカッツが提唱した管理職に求まられるスキルのひとつなのです。
もちろん、コミュニケーション能力も大事ですが、それだけにとどまらず、リーダーシップや交渉力、社内外での調整力といった、総合的な対人関係に関する能力の事なのです。
人を動かすためには、重要な資質なのです。
将来、人の上に立つには、対人関係力をあげておくことが重要です。
この対人関係力を伸ばすためには、コミュニケーションスキルをあげることが近道なのです。
円滑な対人関係を構築していく「対人関係力」は、自己表現や自己主張をしっかりと行うためにも、コミュニケーションスキルを充実させておくべきです。
17.行動力
「行動力」とは、目的のために積極的に行動する力です。
仕事を行っていくと、これまでに経験したことのないような状況に直面することもあります。
このように、経験したことがない未知の領域に入っていくときや新しい分野を切り開く時など、そこに進んで行くには行動力が必要なのです。
行動力が無いと、チャレンジすることができないでしょう。
行動を起こした後は、それをしっかりと遂行させる「実行力」が要求されるのです。
「行動力」を高めるために意識することは、時間厳守でグズグズしないことです。
そして、短期間で最高の成果を上げることを頭に置いて、計画的に進めることです。
そして、計画よりも先行して実行し、途中経過もしっかりと報告することです。
行動力には、努力が必要なのです。
18.身体能力
スポーツの世界では、優れた成績を残す人を「彼は身体能力が高い」と評します。
スポーツにおける身体的資質のことなのです。
テクニックに依存しない基礎能力のことで、瞬発力、持久力、体格などの点で優れていることです。
身体能力が優れている人は、どんなスポーツでもそつなくこなすことができますが、不思議なことに身体的に苦しいという感覚が少ないようです。